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近代オリンピックの歴史。

IOCが主催する近代オリンピックは、19世紀の終わりに、フランス人、クーベルタン男爵の提唱により始まりました。

このオリンピックの歴史を3分半で、淡々と語っているアニメーション動画を紹介します。

タイトルは、Histoire des Jeux Olympiques Modernes(近代オリンピックの歴史)



Jeux Olympiques Moderne

3分34秒。

すべて過去の話ですが、フランス語では現在形を使っています。(歴史的現在という用法)。

トランスクリプション

En 1896, Athènes est le théâtre des premiers Jeux Olympiques de l’ère moderne, plus de quinze siècles après la disparition de ceux de l’Antiquité.

La rénovation de l’olympisme est attachée à la figure du Baron Pierre de Coubertin, homme convaincu des vertus pédagogiques et patriotiques du sport.

Toutefois, la volonté de faire concourir des athlètes au nom d’un idéal n’est pas une nouveauté.

Les vertus athlétiques de l’Antiquité inspirent par exemple des professeurs de Grenoble qui, à partir de 1832, organisent au Rondeau, tous les quatre ans, une promenade olympique, en mémoire des Jeux.

En Angleterre, William Penny Brookes, dont l’influence sera décisive sur Coubertin, crée en 1850 les Jeux Olympiques de Wenlock, qui existent toujours.

Enfin, le Grec Evangelos Zappas ressuscite en 1859, dans un esprit romantique et nationaliste, les Jeux à Athènes.

Toutefois, le rayonnement de ces précurseurs ne dépasse guère les frontières.

Alors que Coubertin inscrit d’emblée son ambition dans une dimension internationale.

Aussi, le 23 juin 1894, Pierre de Coubertin voit, à 31 ans, son rêve se réaliser devant les représentants de treize nations, réunis à La Sorbonne.

La communauté internationale, au nom de valeurs humanistes, ressuscite l’olympisme.

Le Comité International Olympique est alors créé, et l’architecture des Jeux est posée.

Selon une conception aristocratique du sport, il proclame “l’amateurisme des Jeux”, et fixe leur périodicité à quatre ans, comme dans l’Antiquité, avec pour devise : “Plus vite, plus haut, plus fort”.

Le choix symbolique de la ville d’Athènes s’impose pour la première Olympiade moderne.

Le 6 avril 1896, les premiers Jeux Olympiques de l’ère moderne débutent ainsi au Stade panathénaïque, sur les notes de l’hymne composé par Spýros Samáras, sur un texte de Kostís Palamás.

/Esprit antique et éternel, créateur auguste, De la beauté, de la grandeur et de la vérité Descends ici, parais, brille comme l’éclair, Dans la gloire de la terre et de ton ciel./

Pendant neuf jours, 60 000 spectateurs assistent à 41 épreuves issues de neuf sports : athlétisme, cyclisme, escrime, gymnastique, haltérophilie, lutte, natation, tennis, tir.

241 sportifs issus de 14 nations s’affrontent.

Plus de la moitié des compétiteurs sont grecs, la plupart viennent d’Europe.

Les seuls pays hors du “vieux continent” ayant envoyé une délégation étant les États-Unis, le Chili et l’Australie.

Tous les participants sont des hommes, l’idée d’une participation féminine étant, selon le “père” des Jeux, “inintéressante, impratique, inesthétique, incorrecte”.

Elles feront cependant leur entrée dans l’olympisme en marge des Jeux Olympiques de Paris en 1900.

Ces premiers Jeux sont une réussite à une époque où le sport est pour beaucoup une fantaisie.

Aussi, le succès rencontré à Athènes permet-il d’asseoir la légitimité des Jeux, qui, dès le début du XXe siècle, s’imposent comme un évènement international incontournable.

☆トランスクリプションの引用元⇒Histoire des Jeux Olympiques Modernes : French Reading practice – Kwiziq French

近代オリンピックができるまで・和訳

1896年、アテネが、現代の最初のオリンピックの会場となりました。古代オリンピックがなくなってから1500年以上あとのことです。

オリンピック競技の再生には、ピエール・ド・クーベルタン男爵の存在がありました。彼は、スポーツには、教育的かつ愛国的な美徳があると確信していました。

とはいえ、ある理念のもとに、運動選手を競い合わせることは、新しい考えではありません。

たとえば、古代の運動選手の美徳に感じ入り、グルノーブルの教師たちが、1832年から、ロンドーで、4年ごとにオリンピックを記念した散歩を始めました。

イギリスでは、ウィリアム・ペニー・ブルックスが、彼はクーベルタンに決定的な影響を充てましたが、1850年に、ウェンロック・オリンピックを創設し、現在も続いています。

そして1859年、ギリシャのエヴァンゲロス・ザッパスが、ロマンティックでナショナリズムのある精神のもとに、アテネでオリンピックを復活させました。

しかし、これらの先人たちの行ったことは、国境を超えることはほとんどありませんでした。

一方、クーベルタンは、最初から、国際的な規模でやろうとしていました(←彼の野心を、国際的次元の中に刻み込んでいた)。

こうして、1894年6月23日、31歳のピエール・ド・クーベルタンの夢は実現し、ソルボンヌ大学に、13カ国から代表選手が集まりました。

国際社会は、ヒューマニズムの名のもとに、オリンピック競技を復活させたのです。

国際オリンピック委員会が作られ、大会の骨組みが構築されました。

スポーツの貴族的な概念に基づいて、大会は、「アマチュアスポーツであること」とされ、古代オリンピックと同じ、4年ごとの開催にし、「より早く、より高く、より強く」というモットーが掲げられました。

象徴的な意味のあるアテネが、はじめての近代オリンピック大会の場所として選ばれました。

こうして、1896年4月6日、近代における最初のオリンピック大会がパンアテナイ競技場で、始まりました。コスティス・パラマスの文章に、スピロ・サマラスが曲をつけたオリンピック讃歌とともに。

~~~
永遠の、堂々たる創造主の精神が
美と偉大さと真実の精神が
ここにおりてきて稲妻のように輝く
大地と空の栄誉の中で
~~~

9日にわたって、6万人の観客が、9競技、41種目を見に集いました。陸上、自転車、フェンシング、体操、重量挙げ、レスリング、水泳、テニス、射撃です。

14カ国から241人の選手が参加しました。

選手の半分以上がギリシャ人で、ほとんどはヨーロッパからの参加者です。

「旧大陸」ではない国で代表を送ったのは、アメリカ合衆国、チリ、オーストラリアだけでした。

参加者は全員男性です。大会の「父」によれば、女性の参加は、「面白くない、非現実的、まちがっている」ということでした。

しかし、女性は、1900年のパリ・オリンピックのはしで、参加することになりました。

第1回大会は、多くの人にとってスポーツがファンタジーであった時代に成功をおさめました。

さらに、アテネ大会の成功により、大会の正当性が生まれ、20世紀のはじめから、オリンピックは、なくてはならない国際的なイベントになりました。

単語メモ

toutefois  しかしながら

ressusciter  生き返る、復活する

un rayonnement  威光、影響、普及

inscrire  刻みつける、組み入れる

d’emblée  最初から

olympisme オリンピック大会の運営、組織、規約

une périodicité  周期性

s’imposer  不可欠である;認められる

un haltérophile  重量挙げ

une lutte  レスリング

un tir  射撃

s’affronter  相争う

en marge de  ~の枠外に、外側に

aussi  さらに

asseoir  据える、築く



オリンピックの歴史・関連動画

L’histoire des Jeux olympiques (オリンピックの歴史)3分38秒。

この動画では、創設当時のことだけでなく、その後の歴史も語られています。

フランス語の字幕あり。

■関連記事もどうぞ⇒ソチ冬季オリンピック開会式

「オリンピックの父」クーベルタンは、教育家で、平和を願う国際人でもありました。

彼がオリンピックを始めたのは、スポーツを通して、人間として成長し、国や文化の違いを越えたところで、互いに切磋琢磨し、協力しあって、友情なども育み、平和でよりよい社会にしたい、と思ったからです。

この考え方に賛同した人がけっこういて、第1回のアテネ大会にこぎつけることができました。

当時、スポーツは余裕のある人しかできなかっただろうから、庶民にとっては、ファンタジーの世界にあったのでしょう。

クーベルタンの精神が今のオリンピックにあるのか? と問われると、よくわかりませんが、がんばる選手たちのプレイには、誰でも感動しますね。






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