1月17日は阪神・淡路大震災からちょうど20年。日本各地で黙祷が行われました。
この日の様子を伝えるEuronewsをご紹介します。
タイトルは
Japon: il y a 20 ans, la terre tremblait à Kobé
日本:神戸の地震から20年
続きにはスクリプトと和訳を書いています。
Japon: il y a 20 ans, la terre tremblait à Kobé 日本:神戸の地震から20年
C‘était le 17 janvier 1995 : un séisme d’une magnitude de 7,2 frappait la région de Kobé au Japon.
日本の神戸をマグニチュード7.2の地震が襲ったのは1995年の1月1日のことでした。
Vingt ans plus tard, des commémorations étaient organisées ce samedi, à la mémoire des victimes. Ce séisme a fait plus de 6400 morts et près de 40 000 blessés.
20年たち、この土曜日に、追悼の会が行われました。この地震で、6400人以上の死者と、4万人近くけが人が出ました。
“Pour moi, dit cet homme, le temps s’est arrêté ce jour-là. C‘était il y a 20 ans, mais depuis cet événement, c’est comme si ma vie s‘était arrêtée. Les années passent, mais rien ne parvient à effacer les souvenirs de ce drame”.
神戸のある男性は言います。
「私にとって、あの日、時間が止まってしまいました。20年たったけど、あの地震以来、私の人生は止まったかのようなのです。
月日は過ぎるけど、あのひどいできごとを忘れさせてくれるものは何もありません。」
政府は、この地震を忘れないために、被害のあったある場所を、意図的に残しています。
日本は、ひじょうに地震が起こりやすい地域に位置し、毎年、数多くの揺れがあります。そこで、国民は、定期的に防災活動に参加しています。
元記事 → Japon: il y a 20 ans, la terre tremblait à Kobé | euronews, monde
単語メモ
parvenir à (努力して)到達する、たどり着く;(自然の成り行きとして)達する
effacer 消す
drame 惨事、悲劇的事件
vestige (たいてい複数形で)遺跡、残存物;残存者、名残
souci de ~への配慮、関心、心づかい
archipel 列島 ここでは日本の言い換え
sismique 地震の
secousse 衝撃、揺れ、振動
ressentir 感じる、強く感じ取る
このあいだも書きましたが、1995年は地下鉄サリン時間も起きているのですよね。
この記事⇒シャルリ・エブド続報~2つの立てこもりと犯人の射殺
本当に大変な年でした。
私は神戸の地震があったとき、名古屋のこたつで寝ていましたからのんきなものです。
地震で起きて、そのあとニュースを見て、びっくり仰天した口です。
高架式の高速道路が横倒しになったり、地面が割れたり。
被災地にいた人はそれはそれは大変だったと思うし、親しい人が被害にあった人もたくさんいます。
インタビューに答えていたおじいさんのように、そんなに簡単にあの日のことを忘れることなどできないですね。
亡くなった方のご冥福を心よりお祈りいたします。
地震がめったにない国に住んでいる人には、やたらと揺れる日本のことはちょっと想像できないでしょうね。
カナダは地震がありません。地中の奥のほうでは多少ゆれているのでしょうが、人は感じないレベルです。
地震を知らない娘は、初めて日本で軽い揺れを体験したとき、真っ青になっていました。
もちろん母や私にとっては、「あ、揺れたね」ぐらいのレベルで、特に避難などしません。まだ東日本大震災が起きていなかった時です。
考えてみると、すごく危険な場所に住んでいます。
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