下記の説明は2013年5月当時のものです。Lyrics Trainingはまたリニューアルして、今はちょっと操作が違うかもしれません(2016年11月11日)。
Lyrics Training とは?
Lyrics Trainingというサイトがあります。
洋楽の動画を再生させながら、歌詞を穴埋めするサイトです。
なんのために歌詞を穴埋めするのか?
もちろん、聞き取り力アップのためですね。
日本では英語の勉強をしている方のあいだで有名なサイトです。
このサイト、けっこう前からあります。でも、私のパソコン環境は今も昔もあまりよくないため、動画の再生が途中で止まって先に進まず、それがストレスであまり使っていませんでした。
きょう久しぶりにやってみたら、いつのまにかリニューアルしており、
ものすごく軽く、快適になっていました。
きょうはこのサイトの使い方をご紹介しますね。
Lyrics Training の使い方
基本的に好きな曲をプレイさせながら、歌詞をタイプしていきます。
英語の曲が圧倒的に多いのですが、フランス語の曲もわりとたくさんあり、検索したら372曲出て来ました。
検索のしかたは右上で言語をフランス語にして、虫眼鏡マークをクリックするだけです(マーカーをひいておきました)。
More Optionをクリックすると、このように、曲のタイトルやアーチスト、音楽のジャンルから絞り込めます。
ちなみに、英語、フランス語、スペイン語、オランダ語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語の7ヶ国語の歌があります。
無料登録すると、自分の履歴やスコアを残せます。私はまだ作っていないのですが、My Vocabularyというところで単語帳も作れます。
きょうは私の好きな Juliette Katz の Tout Va De Traversという曲を選んでみました⇒Juliette Katz’s Lyrics
難易度 Easy の曲です。確かにミドルテンポで歌詞も簡単で聞き取りやすい歌です。
曲を選んだら、再生が始まるので、そのままふつうに聞くこともできます。
下に三つのレベル-Beginner, Intermediate, Expert- の選択画面が出るので、好きなレベルを選びます。
Beginnerを選んでみました。
三つのレベルの違いは穴あき具合の違いです。Beginnerは穴が少なく、Intermediateはそこそこあいており、Expertはすべて穴。
使い方はヘルプボタン(Help)を参照します。
・バックスペース:そのラインをリプレイ
・タブキー:その単語をスキップ
・エンターキー:再生/ポーズ
・↑キー:一行上へ
・←キー:2秒巻き戻し
・→キー:2秒早送り
・↓キー:一行下へ
ふだんパソコンを使っている方なら、直感的に動かすことができる、
ひじょうにすぐれたWebアプリケーションです。
あとはひたすら聞き取ってタイプ、タイプ、そしてタイプ。
上の画像ですが、『霧』という単語のスペルを一瞬忘れ画面が止まっています。
入力が終わるまで、画面は止まっていますが、あきらめて次に行きたいときはタブキーを押します。
単語がわかっているのにつづれないときは、とりあえず私は、それらしいアルファベを何度か打ち込んでみます。すると、そのうちクリアできることがあります。何度でもやりなおせますから。
また、音が聞き取れなかったら、バックスペースキーでこれまた気のすむまで何度でも再生させることができます。
フランス語を始めたころ、英語の曲をやるついでにフランス語のほうもをやったことがあるのですが、全く聞き取れなかったです。
それがきょうやってみたらけっこう聞き取れるではないですか!
少なくとも楽しんで練習できるレベルまで達していました。
実は、この曲は以前、歌詞を訳したことがあるので、それをおぼろげながら覚えていたことも聞き取り度アップに貢献したと思います。
⇒歌と訳詞♪ : Tout Va De Travers par Juliette Katz
もう1曲、やはり以前歌詞を訳したAlizée – Moi… Lolita(アリゼの「わたしはロリータ」)という歌もやってみました。
2曲やってみて、今いち聞き取れないのは前置詞でした。発音がはっきりしている前置詞はまだいいのですが、aux が意外に聞き取れず、タブで飛ばして、答えを見てがくっとすることもしばしば。
自分の好きな曲であれば、やっていてひじょうに楽しいです。
歌詞はほとんどユーザーが入れています。自分の好きな曲に自分で歌詞を入れて作る機能がついているのです。
作りたい方はここにチュートリアルビデオあります。⇒Tutorial Lyrics training editor – YouTube
使い方は本当に簡単ですが、英語の先生が説明しているビデオを見つけましたので、リンクしておきます。ブリティッシュイングリッシュで詳しく説明してくれています⇒Free online tutorial for using Lyrics Training Website
こういった歌詞を埋めていくサイト、今はいくつかあるのですが、こちらが一番よくできていると思います。
語学には四つの技能があると言われています。
・話すこと
・読むこと
・聞くこと
・書くこと
この中でたぶん最後まで難しいのは聞くことではないでしょうか?自分でコントロールできないですから。
書くことも難しいですが、たとえば、大学で論文などを外国語で書く場合、自分で書いたあと、ネイティブにプルーフリードしてもらって、文法のミスを直してもらうことができます。でも聞くときに、頼れるのは自分だけですね。
それにしても、このサイト、本当に軽くなりました。
今もトップの«Try it»でどんどん自動再生される音楽を聞きながらこの記事を書いています。
作業用音楽にも使えます♪
洋楽が好きな方には強くおすすめします。
これは面白そうなサイトですね。
最近勉強に飽きている(飽きるといえるほどやってないけど(笑))私、早速やってみます! ありがとう!
コメールさん、こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。
このサイト、おもしろいですよ。
タイプも早くなります。
気分転換にはうってつけだと思いますので、ぜひ試してください。