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仲がよすぎてよくけんかしたマネとドガ。

2023年7月30日までオルセー美術館でマネとドガの作品を集めた展覧会が開催されています。

この展覧会を話題にしている2分のニュースクリップを紹介します。

タイトルは、Peinture : Manet et Degas, deux artistes rivaux exposés au musée d’Orsay(絵画:マネとドガ、オルセー美術館にて二人のライバル関係にあるある芸術家の作品を展示)

印象派を代表するこの二人の画家は、年齢が近く、ともに裕福な生まれであることから、仲がよかったのですが、同時にライバル同士でした。



Manet et Degas

2分。

記事はこちら⇒Peinture : Manet et Degas, deux artistes rivaux exposés au musée d'Orsay

トランスクリプション

À gauche « La femme au verre d’alcool » version Manet, et là à droite, celle de Degas.

Ici, le portrait de Zola par Manet, et là, celui très semblable de Degas.

Manet, Degas, comme par hasard, ils ont souvent la même idée au même moment.

Et dans le Paris du 19e siècle, l’histoire de leur rivalité se répand comme une traînée de poudre.

Alors pourquoi Manet et Degas ont-ils adoré se détester ?

C’est la première fois qu’une exposition confronte Manet et Degas, que tout semble rapprocher : même âge, même admiration mutuelle, même envie de peindre la vie parisienne.

En apparence, leurs tableaux se ressemblent.

Pourtant, il y a des différences. Regardez ces prostituées face à un verre d’alcool.

Alors que le personnage de Manet voit toujours la vie en rose, chez Degas, l’ambiance est nettement plus sombre.

En fait, même si les deux peintres ont souvent l’air de jouer à jeu égal, ce n’est pas tout à fait la réalité.

– Degas a souvent accusé Manet de lui avoir volé ses sujets. On s’aperçoit que c’est souvent l’inverse qui s’est produit. Dans le domaine des champs de courses et ailleurs, c’est Manet l’inventeur et Degas celui qui, finalement, s’approprie l’invention de Manet.

Mais il y a encore plus révélateur de la rivalité entre ces deux meilleurs ennemis.

Et c’est ce tableau mutilé. À l’origine, un cadeau de Degas qui représente Manet dans son salon.

Mais Manet découpe le tableau, car il n’apprécie pas du tout le portrait que Degas a fait de sa femme. Par la suite, il va refaire lui-même sa version du portrait.

– Degas, on le sait, était un portraitiste très fin, très observateur et qui n’avait pas pour habitude de flatter ses modèles.

Degas va mettre des années à digérer ce sabotage. Reste que, sans cette rivalité permanente, ces deux peintres ne seraient sans doute pas aujourd’hui aussi immensément célèbres.

☆トランスクリプションの引用元⇒7 jours sur la planète – Enseigner le français langue étrangère (FLE) avec l'actualité – Fiches pédagogiques gratuites

マネとドガ・和訳

左はマネのバージョンの「お酒を飲む女性」で、右はドガの作品です。

これは、マネによるゾラの肖像画で、こちらはとてもよく似たドガの作品です。

マネもドガも、偶然にも、よく同じ時期に同じことを思いつきました。

19世紀のパリで、彼らのライバル関係の話は、またたくまに広まりました。

では、なぜマネとドガはお互いに憎み合うことが好きだったのでしょうか?

展覧会でマネとドガが対峙するのはこれが初めてです。マネとドガはあらゆる面で似ていました。同じ年齢、相互に対する尊敬、パリジャンの生活を描きたいという思いまで。

一見、彼らの作品はよく似ています。でも違いがあります。お酒のグラスの前にいる売春婦のこの絵を見てください。

マネの絵の人物は、常に幸せそうですが、ドガの絵では、ものすごく暗い雰囲気です。

事実、この2人の画家が、同じゲームをしているように見えても、それは現実とは全然違います。

-ドガはよくマネが自分の主題を盗んだと、彼を批判していました。しかし、たいていの場合、逆のことが起きているとわかります。

競馬場などを題材としたものは、マネが生み出したものであり、ドガは、マネの発明を横取りしたんです。

しかし、好敵手であった2人の間にあるライバル関係を、もっと顕著に表すものがあります。

この切り取られた絵です。

もとは、ドガが、居間にいるマネを描いてマネに贈ったものです。

しかしマネは絵を切ってしまいました。というのも、ドガが描いた自分の妻の絵が全く気に入らなかったからです。

その後、マネは自分自身で妻の肖像画を描いています。

-皆が知っているように、ドガは、すぐれた肖像画の画家で、観察眼がするどく、モデルを美化する習慣がありませんでした。

この破壊的な行為を乗り越える(消化する)のに、ドガは何年もかかりました。

いずれにしろ、この永遠のライバル関係なくして、この2人の画家が、今日、ここまで有名になることはなかったでしょう。

単語メモ

comme une traînée de poudre  (導火線にまいた火薬のように)急速に、見る見るうちに

s’approprier  わが物とする、横取りする

révélateur (秘密などを)明かす人、暴露する人

reste que + ind.  いずれにせよ~であることに変わりはない



マネとドガの展覧会・関連動画

Manet et Degas, le grand face à face au musée d’Orsay

2分30秒。フランス語の字幕あり。

■関連記事もどうぞ⇒マネの代表作、「草上の昼食」のおもしろいところ。

*****
ドガは1834年生まれ、マネは1832年生まれなのでほぼ同じ年です。マネは51歳で亡くなったので、ドガのほうがずっと長生きしました。

2人はお互いを尊敬していましたが、遠慮なく言い合う仲だったそうです。

奥さんの顔が気に入らないという理由で、マネがドガの絵を切った事件のあとも、何年かたって仲直りしています。

マネの目には、奥さんはずっと美人に見えていたんでしょうね。






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