花輪

時事ニュース

5月8日はヨーロッパの終戦記念日

フランスにおける、第二次世界大戦終戦を記念する日についての短い記事を、こども新聞の1jour1actuで読みました。



欧州における第二次世界大戦終結の日

68年前の5月8日にナチス・ドイツが無条件降伏を受け入れ降伏文書に署名しました。

この日がヨーロッパにおける、第二次世界大戦終結の日です。

その10日ほど前の4月28日にムッソリーニはパルチザンに射殺され、ヒトラーは4月30日に自殺しています。

第二次世界大戦は1939年9月1日(ドイツ軍がポーランドへ侵攻)に始まり、6年続いた人類の歴史では一番大きな戦争です。

この戦争が終わってからもう68年にもなるのですね。

ちなみに、フランスでは5月8日は祝日です。

この記事はフランス時間の5月8日の朝、アップされたようで、式典に関しては未来形で書かれています。今は、もう式典は終わっています。

68年前に戦争が終わった

Il y a 68 ans… la guerre finissait en Europe
68年前にヨーロッパで戦争が終わりました。

5月8日は、フランス全土で、第二次世界大戦の終戦を偲ぶ日です。5月8日にパリの凱旋門で行われる記念の式典に、フランソワ・オランド大統領が、式典に参列します。

◆きょうのできごと

1945年5月8日にドイツのナチス党が降伏(capitulation)文書に署名しました。この日、6年間の戦争が終結しました。

連合国(les Alliés 英国、合衆国、ソ連、フランス、中国)がこの戦争に勝ちました。

なぜこの日が祝日なのですか?

5月8日は第二次世界大戦の終戦を記念する日で、国民の祝日になりました。

学校は休みで、大部分の人が仕事を休みます。

でも、この日がずっとそうだったわけではありません。1981年にこの日を記念日と祝日に設定したのはフランソワ・ミッテラン氏です。

式典はどんなものですか?

式典では、軍隊の行列があり、花束が死者の記念の像の足元と無名兵士の墓の上に供えられます。

この墓は、戦争で亡くなったすべての兵士達のシンボルです。大半の兵士が家族に遺体をひきとってもらえませんでした。

役所が退役軍人会と一緒にこういった式典を執り行うことが多いです。

◆きょうの用語
capitulation 降伏 cesser de se battre
動詞はcapiturer = se rendre

◆きょうの単語
commémoration 記念式典
mémoire(記憶)という意味のラテン語 «commemoratio» が語源。
commémoration は人びとや物事を思い起こすために行われます。

◆補足:この単語は英語の ceremonyです。フランス語にも cérémonie(儀式、式典)という単語があります。

commémoration はこの説明にあるように、昔起きた、昔いた人を思い出す式典です。

たとえば、結婚式などにはcérémonie を使います。ちなみに、英語にもcommemoration という単語があり、リーダースによると「祝賀、記念、記念祭、祝典」と、どちらかというとおめでたい式を表すようです。

元記事 → http://www.1jour1actu.com/france/8-mai-1945/ Le 8 mai expliqué aux enfants ☆リンク元のサイトがリニューアルされページが見つからないのでリンクをはずしました。(2019/04/17)

単語メモ

assister 出席する

dépôt d’une gerbe sur ~に花束を備える

dépôt は置くこと

gerbe は(茎の長い)花束



関連ニュース

Commémorations du 8 mai: la journée de François Hollande – 08/05
1分31秒

この日、ドイツが降伏して、日本は唯一の同盟国を失いました。和平工作は行われていたのでしょうが、軍の強硬派が一億玉砕などを唱えて、このあとまだ三ヶ月も戦争を続け、何が起こったかは皆様、ご存じの通りです。

2度とこんなことは起きてほしくないですね。






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コメント

  1. penさん、こんばんは。
    この記事、アップしてくださってありがとうございます。
    わたし、欧州史がこの数年好きで、浅い興味レベルですが、気が向くと中世~近代に至るまでの歴史の本を読んでみたりしてました。
    そのなかでやはり近代において、この二度目の世界大戦の存在は大きくて…。
    でも、わたし、恥ずかしながら、5月8日が欧州における終戦記念日というのをちゃんと知らなかったんです。
    penさんの書いてくださったこの記事で、ちゃんと日付、認識しました。
    今はちょっと忙しくて遠のいていますが、もうちょっと落ち着いたら読みかけの欧州の近代史関係の本、また読もうと思いました。

    本当に、二度とあんなことは起こしたくはないですね…。

      • フランス語愛好家
      • 2013年 5月 10日

      スギハラさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      そういえば、欧州の歴史がお好きなのでしたね。
      記事を読んでいただきうれしいです。
      私もフランス語を学習しなければ5月8日のことは知らなかったと思います。
      日本だとどうしてもアメリカ系の情報がまず取り上げられますから。
      これからもよろしくお願いします。

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