久松先生のラジオ講座の受講メモです。きょうは7月16日放送の第44課。この週は前置詞を攻めていますね。
きょうは時間に関する表現に出てくるときの前置詞のまとめです。
L44~時間の表現の前置詞
時間の表現-基本的な前置詞5つ
à ~に
Pierre rentre à vingt heures trente.
ピエールは夜8時半(20時30分)に戻ります。
vers ~ごろ
Il mange son déjeuner vers quatorze heures.
彼は2時頃(14時頃)、お昼ごはんを食べる。
jusqu’à ~まで
Je travaille jusqu’à trois heures.
私は3時まで勉強する。
avant ~前に、~までには
Il faut partir avant midi.
私は正午までに出発しなければならない。
depuis ~から、~以来
Il est à Paris depuis le mois d’avril.
彼は4月からパリにいる。
動詞 devoir
devoirが登場しましたね。
「~しなければならない」という意味の動詞で、よく出てきます。
現在形の活用は
je dois
tu dois
il doit
nous devons
vous devez
ils doivent
語幹は三つ⇒doi, dev, doiv
活用語尾は、単数側はよく出てくるs-s-t,
複数側もいつものons-ez-ent
発音確認用 43秒
応用のダイヤローグに出て来ました。
Je dois garder ce plâtre combien de temps ?
Au moins deux mois.
患者:どのぐらこのギプスをしていなければなりませんか?
医者:少なくとも二ヶ月です。
※単語メモ
plâtre ギプス;石膏、プラスター(壁にぬるやつ)
combien de temps : どのくらい - 頻出表現
au moins :少なくとも ⇔ au plus 多くても
Ce tableau coûte au plus deux mille euros.
この絵の値段はせいぜい2千ユーロだ。
à tout prix どうしても、どんな代償を払っても(基本のダイヤローグに出て来ました)
Je veux arriver à l’aéroport avant sept heures à tout prix.
どうしても7時までに空港につきたい。
☆ほかのラジオ講座の記事はこちらから⇒ラジオ講座「まいにちフランス語」関連記事目次
もし、時間の基本的な言い方を忘れていたら、まずこちらを確認しておいてください⇒時間の言い方 – 久松健一先生の「まいにちフランス語」37課
前置詞はよく出てくるものから、慣れていくしかないですね。少し慣れてきたら、ピンと来ないのに出会ったとき、辞書で用法を確認したり、こういうふうにグルーピングしてみたり。
短い単語ばかりだから、聞き取りも難しいです。
小さいけどなかなか手ごわい、フランス語の影の番長みたいな感じですね。
英語の話ですが、私は大昔、難しい英語のペーパーテストを受けて、短大に入ったのに、しゃべるほうが全然だめで、「今、何時ですか?」という質問に答えられなかったという経験があります^^;
今でも、教室の光景が思い浮かびますね~。
3分ぐらい考えていたら、先生が、言い方を教えてくれました・・・。
フランス語ではそんなことがないように、復習しておきたいと思います。
明日は場所と時間以外の前置詞句です。お楽しみに。
御礼。こんなに丁寧に番組をフォローしていただき心から御礼申し上げます。
久松先生、はじめまして。
ご本人からコメントをいただけるなんてとても光栄です。
こちらこそ、いつも楽しくて勉強になる番組をありがとうございます。
これからも、楽しみに番組を聞かせていただきます。
コメント、ありがとうございました。
すごいですね! 久松先生からコメント!
私の先輩女子、フランスの大学に留学するために日仏に通い、政府給付の留学生テストも受け(て、敗退)、と頑張っていたが、彼女と観光地を歩いているとき「今何時ですか?」とたずねてきたフランス人にフランス語でその時の時間を応えようとして四苦八苦。自分であとでがっくりしていました……。そんなものよね……。私はいまだに言えないけれど。
この動詞の変化の動画、いいですね!
うるるさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
その先輩、きっと難しい方の言い方をしようとしていたのでは?
○時○分前というような。私も何分前か後か忘れたけどそう言おうとして、
前置詞を考えていたから。
会話は簡単な言い方でいいんだけど、すぐに答えないと
いけないところが難しいというか。まあ、トレーニングが必要ですね。