物がこわれてもすぐに捨てて買い換えるのではなく、リペアカフェ(修理カフェ)などを利用して、修理して使っていこう、と伝える1分半の動画を紹介します。
タイトルは、Une seule planète – Récupérer mes objets cassés(1つの惑星 – こわれた物を修理する)
Radio Télévision Suisse(RTS)制作のビデオです。
Récupérer mes objets cassés
1分47秒。フランス語の字幕がついています。
トランスクリプション
Les gars, c’est la crise…
Nos objets ne sont juste pas faits pour durer !
Salut, c’est Juliette de la fondation Zoein.
On ne va pas se mentir : quand quelque chose casse, mon Natel ou ma bouilloire ou mon imprimante, mon premier réflexe, c’est de jeter et de racheter.
Mais concrètement, ça te fait dépenser de l’argent, de l’énergie, des ressources, ça dégrade l’environnement…C’est du gaspillage, quoi !
Je pourrais réparer, hein, mais le problème, c’est que j’ai la flemme, je ne sais pas faire et j’ai la flemme d’apprendre à le faire.
Une solution : les Repair Cafés. Le concept est simple : réparer plutôt que jeter.
Y a des bénévoles qui t’aident à réparer tes trucs, c’est gratuit et tu retrouves toutes les informations sur un site Internet.
repair-cafe.ch. Il répertorie chaque Repair Café à venir dans les différentes villes avec une liste de ce que tu peux faire réparer : électroménager, appareil électrique, textile ou encore vélo.
Ce qui est cool, c’est que tu peux boire un café tout en réparant, tu discutes avec les gens et la plupart du temps, tu rentres avec un objet réparé.
Par contre, il faut pas être trop pressé, hein, parce qu’il n’y en a pas toutes les semaines.
Autre solution, si tu as la motiv’, il y a l’application iFixit.
Elle existe sous format web ou alors application mobile. C’est une plateforme open source et participative qui contient des milliers de tutos pour réparer toutes sortes d’objets, genre, même ton ordinateur portable.
Bon, il faut avoir un esprit un peu bricoleur, hein, parce que le processus, il peut être périlleux.
Mais du coup, si tu y arrives, c’est plutôt gratifiant.
Et en plus, il y a toute une communauté autour pour t’aider.
Alors, oui, le système n’est pas très bien fait. Nos objets ne sont faits ni pour durer ni pour être réparés.
Mais avec un peu d’aide et de volonté, c’est possible.
Et toujours la règle des « 4R » pour les objets : réduire, réutiliser, réparer, recycler.
修理して使う・和訳
みんな、大変よ。
私たちの物は長持ちするようにはできていないの。
こんにちは。ゾーイン財団のジュリエットです。
正直に言いましょう。何かがこわれたら、たとえば、携帯電話や、やかん(電気ポット)、プリンターなんかがこわれると、私の最初の反応は、捨てて新しく買うことです。
でも、そうすると、お金、エネルギー、資源を使うことになるし、環境にもよくありません。もったいないですよね。
やろうと思えば修理はできるけれど、問題があります。それはめんどくさいこと。やり方がわからないし、そのやり方を学ぶのが面倒くさい。
解決策があります。リペアカフェ。コンセプトはシンプルです。「捨てるより修理する」。
無料で、ボランティアの人が、あなたの物を修理するのを手伝ってくれます。情報はみなインターネットにのっています。
repair-cafe.ch というサイトには、さまざまな都市でやっているリペアカフェと、そこで何を修理してもらえるか、一覧があります。家電、電気製品、繊維製品、自転車など。
すばらしいのは、修理してもらっているあいだに、他の人たちと、お茶を飲んだり、おしゃべりしたりできること。それにたいていの場合、修理品を持って帰れます。
でも、急ぎの修理には使えません。毎週開催されているわけではないので。
べつの解決策は、やる気があるなら、iFixitというアプリケーションを使うこと。
ウェブサイトかモバイルアプリが利用できます(存在しています)。
オープンソースで誰でも参加できるプラットフォームで、あらゆるものを修理するためのチュートリアルが何千ものっています。ノートパソコンも。
まあ、多少は修理の心得が必要ですけどね。直すのは、大変ですから。
でも、修理できたら、うれしいですよ。
それに、助けてくれるコミュニティーもあるんです。
確かに、(現状の)システムは、よくできているとは言えません。私たちの物は、長持ちするようにも、修理して使うようにもできていませんから。
でも、少しの助けとやる気があれば、それは可能なんです。
そして、いつも物のルール、4Rを忘れないで。リデュース、リユース、リペア(修理する)、リサイクルですよ。
単語メモ
Natel 携帯電話
concrètement 具体的に、実際に
une flemme 怠惰、無気力(話)
un électroménager 家庭電化製品
motiv’ = motivation モチベーション
リペア・カフェ 関連動画
Dans les Repair Cafés, on s’aide à réparer pour moins jeter(リペアカフェでは互いに修理を手伝い、捨てなくてすむようにしています)
3分53秒。
リペアカフェは、オランダで始まりました。
修理の得意な人が、ボランティアで、こわれた物を直してくれます。最近は、日本にもありますね。
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電化製品などは、こわれたら私も捨てますが(エコステーションに捨てる)、布製品は、できるだけ修理してとことん使い続けるようにしています。
しかし、娘は、「ホームレスの人みたいに暮らして楽しい?」などと言います。困ったもんです。
もっと意識改革が必要ですね。
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