フードロス

フランス語を読む練習

フードロスを減らすにはどうしたらいいか(1)

食品の廃棄(le gaspillage alimentaire)を防ぐ方法を教えてくれる Le Monde の動画を紹介します。

タイトルは、Comment arrêter le gaspillage alimentaire フードロスを止める方法

9分近くあるので、何回かに分けます。



フードロスを防ごう

8分55秒。フランス語の字幕あり。

初回は、2分51秒あたりまでを訳します。

食品ロス・トランスクリプション

Ça, c’est la cantine du Monde.

Ça, c’est le service vidéo qui déjeune.

Et ça, ce sont nos restes.

Comme on peut le voir, quasiment personne n’a terminé son assiette.

Bon alors, comme ça, ça n’a pas l’air énorme, mais mis bout à bout, tous ces restes représentent
10 millions de tonnes d’aliments gaspillés par an en France, soit l’équivalent d’environ 60 000 baleines.

Bref, c’est énorme, et c’est dommage parce que réduire son gaspillage alimentaire, c’est une façon très simple de lutter contre le réchauffement climatique.

Je vous montre.

Quand on pense au gaspillage alimentaire, on pense d’abord à ce que gaspille le consommateur, c’est-à-dire nous, et on n’a pas tort parce qu’on est responsable de 33 % du gaspillage alimentaire global, ce qui représente 30 kilos par Français et par an.

Alors la première question qui vient, c’est : “Pourquoi on gaspille autant ?”

Selon Eric Birlouez, c’est en grande partie parce qu’on est encouragés à le faire par notre société de consommation.

On s’est mis à gaspiller beaucoup en France, comme dans d’autres pays, à partir de la fin de la Deuxième Guerre mondiale, dans cette période qu’on a appelée les Trente Glorieuses où il y avait une hausse considérable du pouvoir d’achat et où la nourriture devenait accessible.

Elle était à profusion.

On avait, dans les hypermarchés, des tonnes et des tonnes de nourriture accessibles physiquement et bien sûr financièrement.

Petit à petit, la nourriture s’est banalisée.

Elle a perdu de sa valeur, ce qui fait qu’on (ne) lui prête plus vraiment attention.

La clé pour réduire son gaspillage alimentaire, ce serait donc tout simplement de faire plus attention.

C’est ce qu’est venu m’expliquer Christopher, un spécialiste de la lutte anti-gaspillage.

Christopher, est-ce que tu peux me donner des astuces et des conseils, mais vraiment très simples pour moins gaspiller ?

Très simple : la première chose, c’est aller voir ce qui est dans vos placards et vos frigos comme ça quand je fais des courses, je me souviens de ce que j’ai, je sais ce que j’achète.

Deuxième conseil : apprendre à différencier les dates limites sur nos produits.

En France, il y en a deux : DLC, date limite de consommation à consommer jusqu’au.

Et ça, c’est une date sanitaire, ne consommez pas après.

Et DDM, à consommer de préférence avant le.

Vraiment une date purement informative qui informe sur la qualité de texture et de goût du produit mais pas du tout sur le fait qu’on puisse le manger ou pas.

Bon. Ces astuces peuvent paraître anodines et vous avez peut-être déjà l’impression de les mettre en place, mais ça reste très important.

フードロス・和訳

ここは、「ル・モンド」の社員食堂です。

ビデオ部門の昼食の様子です。

そして、これが私たちの残したものです。

ご覧のとおり、ほとんど誰も、皿の中のものを食べきっていません。

たいしたことはないと思うかもしれませんが、これらの残りものを全部合わせると、フランスでは、年間1000万トンの食品が廃棄されています。これは、6万頭のクジラに相当します。

つまり、すごく大量なのです。そして、これはとても残念なことです。なぜなら、廃棄される食品を減らすことは、地球温暖化防止のためにできる、とても簡単な方法だからです。

説明しますね(お見せします)。

食品の無駄遣いというと、まず、消費者、つまり私たちの捨てているものを思い浮かべますが、これは間違っていません。消費者が捨てた分は、世界中の廃棄分の33%を占め、フランス人1人につき、年間30キロ捨てています。

そこでまず出てくるのが、「なぜ、こんなに無駄にしてしまうのか?」という疑問です。

エリック・ビルルエーズ氏によれば、消費社会によって、そうすることを促されていることが、大きいのです。

– フランスで大量に食べ物を無駄にすることは、他の国と同じように、第二次世界大戦のあと、『栄光の30年間』と呼ばれる時代に始まりました。

購買力が大きく向上し、食べ物が手に入りやすくなったのです。

食べ物はたっぷりありました。

大きなスーパーマーケットには、大量に食品があり、物理的にももちろん経済的にも、手が届いたのです。

少しずつ、食べ物は、当たり前のものになっていきました。

価値がなくなったので、人々は、もうあまり食品に注意を向けなくなったのです。

それなら、フードロスを減らす鍵は、ただ単に、もっと注意を向ければいいことになります。

それを教えてくれたのは、フードロスを減らす専門家のクリストファーです。

- クリストファー、無駄にしないためのものすごく簡単なコツやヒントを教えてくれませんか?

- すごく簡単です。まず、買い物に行くとき、戸棚や冷蔵庫の中身を確認することです。何を持っているか思い出せば、買うべきものがわかります。

2つ目のアドバイスは、食品の賞味期限の見分け方を学ぶことです。

フランスでは、期限の表示が2つあります。DLCは、消費期限で、その日までに消費すべき日です。

これは健康にかかわる日付で、その日を過ぎているものは消費しないでください。

そして、DDMは、その日より前に消費するのが好ましい日です。

これは、その食品の質感や味に関する情報で、食べられるかどうかは全く関係ありません。

これらのコツは、たいしたことがないように思えますし、皆さんは、すでに、ちゃんとやっていると感じるかもしれませんが、とても重要なことです。



単語メモ

en grande partie  大部分は、大半は

Trente Glorieuses  栄光の30年間:第二次世界大戦後の30年間、1945年から1975年までで、経済的に大きく成長した時期。高度経済成長時代

le pouvoir d’achat  購買力

à profusion  豊富に、多量に

se banaliser  平凡になる、月並みなものになる

DLC date limite de consommation 消費期限

DDM date de durabilité minimale ベストビフォー(直訳は、最低耐久期限)

anodin 害のない、あまり効き目のない

mettre … en place 実施する

☆この続きはこちら⇒フードロスを減らすにはどうしたらいいか?(2)

■フードロスに関するほかの記事

10月16日は「食品の無駄捨てとたたかう日」

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アンテルマルシェ(スーパーマーケット)の見た目の悪い果物と野菜。

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ゼロ・ウエイスト(Zéro déchet)とは?

*****

高度経済成長時代に、食べものの入手があまりにも簡単になり、食べものに対するありがたみがなくなって、どんどん無駄遣いするようになった、というわけですね。

確かに手に入りやすいものや、たくさんあるものは、価値がさがっていきます。

昔は、お米を残したら目がつぶれるとか言われましたが、今はそういうこと、あまり言わないのかもしれません。

ありがたみがなかろうが、なんだろうが、無駄に捨ててゴミを増やすと、結局、回り回って、自分の身にふりかかってきます。






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