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守護聖人の祝日(聖名祝日)って何?

守護聖人の祝日について説明しているARTEの3分の動画を紹介します。karambolageの1本です。

タイトルは、La fête des saints(守護聖人の祝日)。

フランスでは、1年365日がすべて、特定の守護聖人の祝祭日で、自分の誕生日の守護聖人が、自分の守護聖人となります。



La fête des saints

3分5秒

トランスクリプション

Il existe une drôle de coutume à la télévision française.

Le soir, à la fin de la météo, l’animatrice vous annonce le nom du Saint ou de la Sainte qu’il convient de fêter le lendemain : « N’oubliez pas ! Demain, nous fêterons les Sébastien.

Beaucoup de Français diront donc le lendemain à un collègue de travail qui se prénomme Sébastien : « Bonne fête Sébastien ! » . Sébastien ému, dira « merci » et tout le monde se remettra au boulot.

Eh oui, c’est comme ça à travers cette tradition, la France, ce pays qui aime brandir sa laïcité, rappelle qu’il est de culture profondément catholique.

Certes, la coutume existe aussi en Allemagne où le Namenstag –comme on appelle cette fête- a encore une certaine importance dans des familles catholiques, mais c’est beaucoup moins répandu.

C’est que l’Allemagne est partagée entre catholiques et protestants. Et les protestants ne vénèrent pas les saints, eux.

C’est pourquoi en Allemagne, vous ne trouverez pas de noms de saints inscrits sur les calendriers comme c’est l’usage en France.

Les premiers chrétiens, pour se distinguer, portent le nom d’un apôtre ou d’un martyr chrétien.

Mais c’est au Moyen Âge, à l’époque des croisades que cette coutume se répand massivement.

Et dorénavant, on donne également des noms issus de l’Ancien puis du Nouveau Testament. Et on utilise même des grandes fêtes liturgiques.

On n’hésite pas à prénommer son enfant Noël mais aussi Toussaint ou Pascal, d’après la plus grande fête chrétienne, Pâques.

Et c’est au 16ème siècle que l’Eglise catholique impose, pour le baptême, le prénom d’un saint censé protégé l’enfant et être son intercesseur auprès de Dieu.

On baptise alors son enfant du nom du saint fêté le jour même du baptême.

Du coup, ce jour devient plus important que celui de la naissance, dont les gens ignorent souvent la date par ailleurs.

Les missionnaires perpétuent cette coutume dans les pays qu’ils christianisent.

Et pour se montrer de bons catholiques zélés, nombreux sont les nouveaux croyants à donner pour prénom à leur nouveau-né, le nom du saint fêté le jour de sa naissance.

Ce qui donne lieu à certains quiproquos.

Ainsi, on raconte que plus d’un enfant, né le 14 juillet se serait appelé Fêtnat.

Pourquoi ?

Parce que ce jour-là, le calendrier indique « Fête Nat. » abréviation de « Fête Nationale ».

Mais cela relève peut-être de la légende.

Aujourd’hui, la fête est réduite à un sympathique rituel social, souvent vidé de son sens religieux, sauf dans les milieux très croyants.

À propos, comme il y a beaucoup plus de saints que de jours dans l’année, chaque jour doit servir à plusieurs saints.

Ainsi par exemple, demain 12 décembre, nous fêterons en France, Corinne, Coralie, Corentin, Alfred, Conrad et Callixte. Surtout n’en oubliez aucun !

☆トランスクリプションの引用元⇒KARAMBOLAGE (ARTE>Info et société): « La fête des saints» (3min/CO-QCM/dès B2) – DOIT-ON DECLARER SON BAGAGE CULTUREL?

和訳

フランスのテレビには変わった習慣があります。夜、天気予報の最後に、司会者が、翌日お祝いする聖人の名前を言うのです。

「忘れないでください。明日はセバスティアンを祝う日です」。

だから翌日、たくさんのフランス人が、セバスティアンというファーストネームをもつ職場の同僚に、「おめでとう、セバスティアン!」と言います。

セバスティアンは感激して、「ありがとう」と言い、その後、皆が、仕事に戻ります。

そうなんです。このような習慣を通じて、ライシテを掲げることが好きな国であるフランスは、実は、文化的には深くカソリックであることを思い出させてくれるのです。

確かに、ドイツにもこの習慣はあり、ナーメンスタークと呼ばれ、今でも、カソリックの家庭では重要視されています。

しかし、そこまで広く行われていません。

というのも、ドイツでは、カソリックとプロテスタントに分かれているからです。プロテスタントは、聖人を崇拝しません。

だからドイツでは、フランスがするようには、カレンダーに聖人の名前は書きません。

最初のキリスト教徒は、自分たちを区別するために、使徒や殉教者の名前を使いました。

しかし、この習慣が大々的に広まったのは、中世の十字軍の時代です。

それ以後、旧約聖書や新約聖書からも名前を取るようになりました。大きな典礼の祭日も名前に使われました。

人々は、子供にのノエルやトゥーサン、パスカルという名前を平気でつけました。パスカルは、キリスト教のもっとも大きなお祝いであるイースター(Pâques)から来た名前です。

16世紀になり、カソリック教会が、その子どもを守り、神のそばで仲介をしてくれることになる聖人の名前をつけるよう課しました。

よって、子供は、洗礼が行われた日にお祝いされる聖人の名前で洗礼を受けました。

その結果、その日は、誕生日よりも重要な日となったのです。人々は誕生日はあまりよく知りませんでした。

宣教師は、この習慣を、自分たちがキリスト教化した国でも永続させました。

自分が熱心で良きカソリック教徒であることを示すために、新しく信者となった多くの人たちは、生まれたばかりの子供に、その子が生まれた日にお祝いされる聖人の名前をつけたのです。

このことが、ときに勘違いの元になりました。

たとえば、7月14日に生まれた子供たちが、2人以上いるとき、(2人目の子は)フェットナット(Fêtnat)と名付けられました。

なぜか?

この日、カレンダーに、« Fête Nat. »と書かれているからです。« Fête Nationale »(国民の祝日)の略です。

でも、この話は伝説かもしれません。

今日、この祝日は、宗教的な意味合いがあまりない、社会的な楽しい祭りとなっています。とても信心深い人の間をのぞいては。

ところで、1年の日数より、聖人の数のほうがずっと多いので、同じ日が、複数の聖人の日となります。

だから、たとえば、明日の12月12日は、フランスでは、コリンヌ、コラリ、コランタン、アルフレッド、コンラッド、カリクストのお祝いの日です。

どの人も忘れないでください。



単語メモ

un drôle de  変な~、変わった~

convenir de  ~するのが適当である、するべきである

brandir  振り上げる、振り回す

vénérer  (神などを)あがめる

un apôtre  使徒

dorénavant  今後、これからは

liturgique 〈キリスト教〉典礼の、礼拝の

un intercesseur  とりなす人、仲介者 〈宗教用語〉

zélé  熱心な

un quiproquo   取り違え、人違い、勘違い

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なぜ、フランスでは7月14日が祝日なのか?

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諸聖人の祝日(ラ・トゥーサン)の起源とは?

2017年人気のフランスの赤ちゃんの名前はこんな感じ。

子どもに「イチゴ」や「ヌテラ」という名前をつけてはいけない~フランスの裁判所が決定

*****

聖人の名前は、建物や通りの名前、地名にもよく使われていますね。

というか聖人だらけです。

いつも、さまざまな場所で、聖人に守られていて御利益のある感じです。






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