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ドビュッシーの生涯~前編

子ども新聞のドビュッシーの記事をご紹介します。

少々長いので、2回にわけますね。

本人が自分のことを語る形になっています。



ドビュッシーのポートレート

Portrait n°6 : Claude Debussy, un compositeur avant-gardiste
ポートレート#6:前衛的な作曲家、クロード・ドビュッシー

イントロダクション
あなたの学校には名前がついていますよね?でもその名前の背後に何が隠されているのか聞いたことはありますか?

ポートレートシリーズ6回目はクロード・ドビュッシーを取り上げます。音楽史に残る作曲家です。

名前
アシル・クロード・ドビュッシーです。私の両親は商人で、ささやかな収入を得ていました。

考えてみると、私を音楽に結びつけるものは何もありませんでした。音楽はむしろブルジョワ階級(有産階級)の人のたしなむものでしたからね。

誕生日
1862年8月22日にサン・ジェルマン・アン・レーで生まれました。私は、両親の営む陶器商店の店の裏で、家族とともに育ちました。

私は学校へは行きませんでした。私に勉強を教えてくれたのは母です。私が初めてピアノに出会ったのは、母、弟、妹と一緒におばの家に滞在していた時です。

その後、私はピアノのレッスンを始めました。でも、その時は、誰も私に才能があるとは思っていないようでした。

私の音楽界での第一歩
1871年、パリ・コミューン(*)のとき、父が逮捕され、牢獄で、モテ・ド・フルールヴィル夫人の息子と知り合いました。この夫人はすばらしいピアニストでした。

父は私のことを夫人に話し、私は1年間、彼女についてピアノを学ぶことになりました。

私の音楽とピアノへの情熱が生まれたのはまさにこの時です。私はすごく上達したので、一年後の1872年の10月にパリ音楽院に入学を許可されました。

私の仕事
音楽院で、私はピアノ、ソルフェージュ、和声を学びました。つまり、作曲家になるために必要なすべてのことを習得したのです。

学校に行っているあいだに、賞をいくつか勝ち取りました。一番権威のある賞はローマ賞で、これは最も優秀な作曲家に授与されるものです。私は1884年にこの賞の一等賞を受賞しました。

私はほとんど作曲をして過ごしていましたが、ピアノを教えてもいました。また、音楽雑誌に記事を発表していました。

・・・きょうはここまでです・・・

※元記事は1jour1actu | L'actu pour tous les enfants !にあった記事ですが、2013年9月5日にサイトがリニューアルされ、現在サーバー上にありません。

« Les Portraits »というシリーズは、フランスの小中学校の名前になっている偉人の生涯を紹介するシリーズの記事の一つでした。

単語メモ

prédestiner qn à qc ・・・を・・・に運命づける

faïencier 陶器製造[販売]の

*パリ・コミューン:1871年3月18日から5月28日までの72日間の世界最初の社会主義政権。普仏戦争に負けたあと、パリで生まれた労働者階級の民衆を中心とした政権でした。

★後編はこちらから⇒クロード・ドビュッシーの生涯~後編

この記事によると、ドビュッシーは10歳のときにパリ音楽院に入学していますね。

その前にもおばさんの家のピアノを弾いていたかもしれませんが、本格的なレッスンをしたのは、モテ・ド・フルールヴィル夫人に師事した1年だけです。神童だったのでしょうね。

このモテ・ド・フルールヴィル夫人はヴェルレーヌの義理のお母さんです。ドビュッシーのお父さんが牢獄で会った人は、ヴェルレーヌの義理のお兄さんで、シャンソンの作曲家のシャルル・ド・シヴリーです。

夫人は、ドビュッシーの才能を見抜き、親身になってレッスンしてくれたといいます。

それにしても、刑務所で知り合うなんて、人の縁というのは不思議ですね。この出会いがなければ、ドビュッシーはパリ音楽院には行ってなかったでしょうから。



2013年はドビュッシーの生誕151周年

2日前のことになりますが、8月22日にGoogleがフランスの作曲家、ドビュッシーの生誕151周年を記念して、ロゴを作りました。

見逃した方はこちらをどうぞ

生誕150周年の去年ではなく、151周年にロゴを作るところが、Googleのひねりでしょうか?

最後に「月の光(Clair de Lune)」をご紹介します。

Google Doodleは途中で終わってましたから、やっぱり最後まで聞かなければなりませんね。

演奏はKun-Woo Paik(1946-)という韓国出身のピアニストです。といっても彼は20代後半から在仏です。

5分46秒 白鳥の画像は動きません。

・・・・とても美しい曲ですね。






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