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フランス語を読む練習

2分で学ぶ、レオナルド・ダ・ヴィンチのプロフィール。

前回、モナリザ(La Joconde)に関する動画を紹介したので、今回は、作者のレオナルド・ダ・ヴィンチについて、子供むけに、簡単なフランス語で説明している1 jour, 1 question の動画を紹介します。

このシリーズはすべて1分42秒なので、すきま時間に勉強できていいですね。

タイトルは、C’est qui Léonard de Vinci ?C’est qui Léonard de Vinci ?(レオナルド・ダ・ヴィンチって誰?)です。

レオナルド・ダ・ヴィンチって誰?

トランスクリプション

C’est un artiste et un savant qui a vécu il y a plus de 500 ans, en Italie. Peintre, sculpteur, architecte, astronome, musicien… Il brille dans tous les domaines. Aujourd’hui, il est considéré comme l’un des plus grands génies.

Mais qu’est-ce qui l’a rendu si mondialement connu ?

Son histoire commence en 1452. Léonard nait dans le petit village de Vinci, dans le nord de l’Italie.

Enfant, il passe ses journées à dessiner tout ce qui l’entoure. Un jour, son père montre ses dessins à Verrocchio, un grand artiste. Impressionné, celui-ci décide de former le jeune apprenti.

Très vite, Léonard se perfectionne. Dans ses toiles, il donne l’illusion de la profondeur, comme si on pouvait se promener dans ses décors, à l’infini.

Il invente des techniques pour donner du volume à ses personnages et joue avec l’ombre et la lumière pour qu’ils prennent vie. Ses tableaux sont acclamés.

SON CHEF D’ŒUVRE LE PLUS CONNU ? LA JOCONDE.

À ton avis, est-ce qu’elle sourit ? As-tu l’impression que son regard te suit ? Mais Léonard ne s’intéresse pas qu’à l’art. Il imagine des machines révolutionnaires, des villes futuristes, des engins volants.

Jusqu’à sa mort, en 1519, il remplit plus de 7000 pages de croquis d’inventions en avance sur son temps.

Alors, si le monde admire les chefs d’œuvre de Léonard de Vinci, il aime aussi ce génie parce qu’il a su explorer tous les domaines qui piquaient sa curiosité.

トランスクリプションの引用⇒https://www.lumni.fr/video/c-est-qui-leonard-de-vinci ☆2023/08/06:リンク切れになるので、リンクをはずしました。

和訳

彼は500年以上前、イタリアで生きた芸術家で科学者です。

画家、彫刻家、建築家、天文学者、音楽家…。彼は、すべての分野で抜きん出ていました。

今日、彼は大天才の1人として考えられています。

なぜ、彼は世界中でこんなに有名になったのでしょうか?(何が彼を世界中で有名にしたのでしょうか?)

彼の歴史は1452年に始まります。彼はイタリアの北部、ヴィンチの小さな村で生まれました。

子供のときは、まわりにあるすべての物の絵を描いて過ごしました。ある日、レオナルドの父は、彼の絵をヴェロッキオという偉大な画家に見せました。

その絵に感銘をうけたヴェロッキオはこの若き弟子を育てることにしました。

すぐにレオナルドは上達しました。

カンバスに、彼は奥行きという錯覚を作り出しました。まるでその景観の中を果てしなく散歩しているかのように思わせるのです。

彼は、肖像画に立体感をもたせる技術を開発し、光と影を使って、その人物がまるで生きているかのように見せました。彼の絵は称賛されました。

もっとも知られている作品とは? モナリザです。

彼女はほほえんでいると思いますか? モナリザの視線に追われているように感じますか?

しかし、レオナルドが興味を持っていたのは芸術だけではありません。彼は革命的な機械、未来の都市、空を飛ぶ機械を考え出しました。

1519年に亡くなるまで、彼はその時代より進んでいる発明品のスケッチを7000ページ以上も描きました。

もし世界が、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作をあがめるとしたら、それはこの天才が、自分の好奇心をそそったあらゆる分野を探検することができたからなのです。

単語メモ

savant  学者、科学者

former  養成する、仕込む

se perfectionner  進歩する、完全になる、改良される

toile  カンバス

profondeur  深さ、奥行き

à l’infini  無限に、際限なく

prendre vie  生き生きとする、真に迫る

レオナルド・ダ・ヴィンチのもっと詳しいプロフィールはこちらの記事に書いています⇒レオナルド・ダ・ヴィンチ、天才のひらめき

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*****

レオナルド・ダ・ヴィンチに関する動画を紹介しました。

私は同じテーマに関する動画や記事を紹介することがままありますが、そのほうが、単語などを覚えやすいからです。

ニュースでも、同じ話題を追っていると、よく出てくる単語は自然に覚えるので、テーマをしぼって、しつこく見たり読んだりするのはおすすめの方法です。

では、次回のダ・ヴィンチの記事をお楽しみに。






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