花とミツバチ

フランス語を読む練習

5月20日は、世界ミツバチの日:なぜミツバチは、私たちの生活に必要なのか?

5月20日は国連が定めた『世界ミツバチの日』(La Journée Mondiale des Abeilles, World Bee Day)です。

この日にちなんで、なぜミツバチが大事なのか簡単なフランス語とアニメで説明している、1 jour, 1 question の動画を紹介します。

タイトルは、Pourquoi les abeilles sont-elles indispensables ? (なぜミツバチは必要不可欠か?)



ミツバチの存在が重要な理由

1分42秒

トランスクリプション

Pourquoi les abeilles sont elles indispensables ?

Un monde sans abeilles, c’est un monde sans poires, sans carottes sans cerises ni tomates.

Car sept plantes à fleurs sur dix se reproduisent grâce aux abeilles.

Mais quel rôle peut bien jouer un insecte dans la reproduction d’une plante ?

Pour se nourrir l’abeille butine de fleur en fleur.

Elle récolte le nectar, un liquide sucré qui sera transformé en miel.

En allant puiser le nectar au fond de la fleur, une fine poudre le pollen se colle aux poils de son corps.

L’abeille transporte ce précieux passager vers une autre fleur de la même espèce.

C’est la pollinisation.

Après ce voyage à dos d’insectes, le pollen qui contient les cellules mâles de la fleur rencontrent les cellules femelles d’une autre fleur.

Les conditions sont réunies pour qu’un fruit portant des graines se développent.

Une seule abeille peut visiter 250 fleurs en seulement une heure.

Malheureusement l’heure est grave. Dans de nombreux endroits du monde, on signale la disparition des abeilles

Elles sont victimes de maladies, de la diminution du nombre de fleurs, mais surtout de la pollution par des produits chimiques utilisés en agriculture.

Les pesticides qui protègent des cultures de parasite sont très nocifs pour les abeilles.

Petit à petit, pour tenter de sauver nos amis des abeilles et la production de bons fruits, l’utilisation de certains produits toxiques est interdite.

ミツバチが大事な理由・和訳

ミツバチのいない世界は、ナシ、ニンジン、さくらんぼ、トマトのない世界です。

というのも、花の咲く植物の10のうち7つはミツバチのおかげで、繁殖しているのです。

でも、いったいこの昆虫は、植物の繁殖にどんな役割を果たしているのでしょうか?

食べものを得るために、ミツバチは、花から花へ、蜜を取りにいきます。

ミツバチは、花の蜜(ネクター)という、甘い汁を集め、それをはちみつに変えます。

花の奥のほうにあるネクターを取りにいくとき、花粉の細かい粉が、ミツバチの体の毛につきます。

ミツバチはこの大事なお客さんを同じ種類の別の花まで運びます。

これは、受粉です。

ミツバチに運ばれて、おしべがついている花粉は、べつの花のめしべにつきます。

この結びつきがあると、種子をもつ果物が成長します。

1匹のミツバチは、たった1時間に、250の花を訪れることができます。

残念ながら、時は深刻です。世界のたくさんの場所で、ミツバチの数が減っています。

病気や花の減少、特に、農業で使われる化学製品の汚染の犠牲になっています。

作物を寄生虫から守る殺虫剤は、ミツバチにとってとても有害です。

私たちの友であるミツバチと、おいしい果物の生産を助けるため、少しずつ、いくつかの毒性のある製品の使用は禁止されつつあります。

単語メモ

se reproduire 繁殖する、再生される

se nourrir (植物を)摂取する、食べる

butiner  ハチが蜜をあさる

puiser  くむ、くみとる、取り出す

un poil  体毛、毛

la pollinisation  受粉

à do de qn  ~の背にのって

un parasite  寄生虫



ミツバチの日、関連動画

La situation des abeilles dans le monde(世界のミツバチの状況)

3分26秒

ほっておくと、どんどん減るけど、それなりの努力すれば、ミツバチは減らない、ということですね。

Le déclin des abeilles expliqué en 3 minutes(3分で説明するミツバチの減少)

ネオニコチノイドという物質の入っている農薬のせいで、ミツバチの数が減っていると言われています。

ヨーロッパでは規制されつつ農薬ですが、日本では禁止されていません。

ネオニコチノイドは、ミツバチのみならず、人間にもよくないと言われているのですが、稲作をするとき、カメムシを取り除くのに有効とかで、禁止しないようです。

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****

植物は自分では移動できないから、きれいな花を咲かせ、甘い蜜を作って、ミツバチを呼び、受粉をしてもらっているわけです。

うまくできていますね。

ミツバチがいなくなると、たくさんの果物や野菜がなくなって、穀物と、抗生物質の入った肉と、変な加工食品がスーパーにあふれそうなので、守りたいです。

ロボットに受粉させる研究も進んでいますが、どう考えても、ふつうにミツバチにやってもらったほうが、コストもかからないし、いいのではないでしょうか?

はちみつも収穫できますし。

私は毎朝リンゴを食べているので、ミツバチがいなくなると困ります。






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コメント

  • コメント (3)

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    • わたなべ
    • 2020年 5月 21日

    こんにちは。いつも楽しくブログを拝見しております。今回も興味深い内容でした。
    ビデオは、Pourquoi avons-nous besoin des abeilles ?で、トランスクリプションと和訳とは異なっていますが、何か訳がございますか。

      • pen(フランス語愛好家)
      • 2020年 5月 21日

      わたなべさん

      こんにちは。penです。

      ビデオとトランスクリプションが異なっていた理由は、
      私が、あやまって別のビデオのタグをコピペしたからです。

      大変失礼しました。

      いま、直したので、現在は異なっておりません。

      ご指摘ありがとうございました。

      今後もよろしくお願いします。

    • わたなべ
    • 2020年 5月 21日

    Pen さん、こんにちは。
    そうだったのですね!新しいビデオ、これから拝見します。ありがとうございます。

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