昭和のペンギンが、平成21年にフランス語開始。インターネットがあるから家でも勉強できるよ。あなたも一緒にどうですか?

menu

フランス語の扉を開こう~ペンギンと

カンヌ国際映画祭の階段であったおもしろいこと

カンヌ映画祭

南フランスのカンヌで行われているカンヌ国際映画祭に関する記事を読みました。

この映画祭についてはこちらを⇒第66回カンヌ国際映画祭に降るスターの雨

きょうとりあげるのは映画祭の会場であるパレ・デ・フェスティヴァル(Cannes Palais des Festivals et des Congrès)の階段をのぼったスターたちの面白いエピソードを集めた子ども新聞の記事です。

この階段にはいわゆる「レッド・カーペット」と呼ばれる、赤い絨毯がひかれています。スターがカメラマンのためにポーズをとるのは、階段に登る前でしょうか。

元記事 → Le tapis rouge du Festival de Cannes expliqué aux enfants1jour1actu – Les clés de l'actualité junior
カンヌ:階段を登ることとは?

水曜からカンヌ映画祭が始まり、会場の階段に人々が戻ってきました。毎日、映写室で映画を見るために、世界中の有名スターが、レッド・カーペットがひかれた24段の階段をのぼっています。

この伝統がどうして始まったのか、またこのレッド・カーペットにまつわる数々の逸話を知っていますか?

なぜこれがきょうの話題なのでしょうか?

カンヌ映画祭は、世界で最も有名な映画祭だからです。一週間のあいだに、何百という映画が上映されます。今年は、20の作品がコンクールに出品されています。

審査員を率いるのはE.Tや四つのインディアナ・ジョーンズの冒険シリーズを作ったアメリカの監督、スティーブン・スピルバーグです。

最優秀作のパルムドールは次の日曜日に決まります。

きょうのできごと

第一回カンヌ・フェスティバルは1946年に行われ、階段をのぼることもこの時、始まりました。

赤い絨毯そのものの歴史は、古代までさかのぼります。どうやら、この絨毯と赤い色は神様専用に使われていたようです。

今は、有名人や重要人物を迎えるとき、赤い絨毯がひかれます。

カンヌのレッド・カーペットについても、ちょっとした逸話があります。200平方メートルに渡って、22ロールほど、フェスティバルの会場であるパレの階段に敷き詰められます。

そしてこのカーペットはいつもシミひとつありません。« staff »と呼ばれる人たちが、映画の上映が一つ終わるごとに、カーペットを取り替えます。取り替える回数は日に2回か3回です。

***************************************************

さて、パレの階段を登るとき起きた、おもしろい(croustillante)エピソードをご紹介しましょう。

■下着姿のマドンナ

1991年に、歌手のマドンナが、初めてカンヌ・フェスティバルで、自分の映画を上映するために、この階段を登りました。

レッド・カーペットの上を気取って歩くために、彼女は大変軽い衣装を選びました。それは下着だったのです。

■人波(un bain de foule)の中のBB

フランスの大女優のブリジット・バルドーが1967年にカンヌに登場したとき、大変な人出(cohue)でした。

誰もが彼女に近寄りたがりました。彼女をエスコートしていた警察官は人ごみをかきわけて進むのにひと苦労。バルドーは一番最後に映写室に到着しました。

Brigitte Bardot au festival de Cannes 4分6秒
人混みにもみくちゃにされるBB。

いかに彼女が人気があったかわかるエピソードです。当時は、みんなが近寄れないように、衝立やひもで区切るということはなかったのですね。

■これはストだ!

1975年に、ポール・ニューマンが階段を登ったとき、カメラマン達は写真を撮りませんでした。午後のとても早い時間に彼のフォト・セッションが特別に予定されていたのに、ニューマンが現れなかったので、怒っていたのです。

■顔の正面にクリームパイが

1984年に、ジャン=リュック・ゴダール監督は、クリームパイを顔に投げつけられました。パイを投げた人(entarteur)は、監督が自分の映画をフェスティバルから取り下げたことが気に入らなかったのです。

Jean-Luc GODARD se fait entarter
24秒

■ドレスが肩からずりおちて

2005年にフランスの女優、ソフィー・マルソーはカンヌ・フェスティバルでちょっとした評判になりました。階段を登っていくとき、マルソーはドレスのストラップ(entarteur)がずり落ちたことに気づかず、乳房(sein)が見えてしまいました。

■セキュリティー・ガードたち

2000年代の始めに、フランスで『リアリティ・ショー』télé-réalité が登場しました。« Loft Story »のアジズとデルフィーヌはスターになろうと、カンヌの階段を登ろうとしました。しかしセキュリティーガードに追い返され、計画は失敗に終わりました。

※単語メモ
marche (マルシュ) 階段の段、ステップ
monter [descendre] les marches 階段をあがる(降りる)
cf.marché (マルシェ)市場
fouler 土を踏む
moquette (床全体に敷き詰める)カーペット(★部分的なものはtapis)
séance 上映
croustillante きわどくておもしろい
parader 気取って歩く、見せびらかす
cohue 人ごみ、群衆、ごった返し = foule
en pleine figure 顔の真ん中に
Loft Story フランスで人気のリアリティー・ショー

最後に、記事にもあったカーペットをひくスタッフの仕事ぶりがわかる動画をご紹介します。
47秒

一度ひいたカーペットはすぐにクリーニングに出されるのでしょうね。レッド・カーペット専門の貸出屋さんとかあるのかもしれません。

どんなイベントの開催もこうした裏方さんの働きがあってこそ、ですね。

今年のカンヌ映画祭は空砲でしたが発泡騒ぎがあったり、そばのホテルで宝石が盗まれたりと、例年にもまして波乱含みです。

毎年この時期は、街の治安担当者の仕事とストレスが一気に増えることでしょう。



  1. カンヌ映画祭!

    レッドカーペットがそんなに頻繁に取り替えられて
    いるのは、初めて知りました。

    華やかな場には、それを陰で支える方たちが
    たくさん頑張っているんでしょうね。

    気取って歩くために、下着ってのが
    マドンナらしい演出ですね♪面白く読みました^^

      • フランス語愛好家
      • 2013年 5月 24日

      月子さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      私もこの記事読むまで、レッド・カーペットのこと知らなかったです。
      道理でいつもきれいですね。

      マドンナが初めてカンヌに出品した作品は In Bed with Madonna だったので
      必然的にそうなったのかもしれません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

お気に入りに登録してね☆

◆お気に入り登録は Ctrl+D

◆ツイターで更新情報、フランス語の表現などつぶやいてます。
◆つぶやきのログはこちら ⇒pen(@mlle_pen) - Twilog
◆Feedlyでフィードをとって読むと何かと便利↓↓penも愛用中
follow us in feedly

逆アクセスランキング☆彡

毎月1日にリセットします
どなたもふるってご参加を!
2以上のアクセスから参加できます(^O^)/
アクセスランキング

アーカイブ

このブログの運営者

運営者こんにちは。フランス語愛好家のpenと申します。 フランス語を自宅で学習して正味3年8ヶ月です。おもにインターネットの講座とラジオ講座(ストリーミング放送)を利用してます。学習するにつれて自分の世界がどんどん広がってきました。
このブログには日々の学習や、フランス語について書いています。コツコツ謙虚に学んでいきたいです。もう少し詳しい自己紹介はこちら⇒penはこんな人
プライバシーポリシー・免責事項・著作権

お問い合わせはこちら

お問い合わせはこちらからどうぞ
封筒
⇒お問い合わせフォームへ

お気軽に^^