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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

『優雅なハリネズミ』(2)~映画の予告編のフランス語

見知らぬ女

Le Hérisson ハリネズミ という映画の予告編のフランス語をチェックしています。

この映画の概要については初回の記事をどうぞ。

では予告編をごらんください。


※YouTubeで見る方はこちらから⇒Le hérisson – bande annonce 『優雅なハリネズミ』予告編

きょうはこのアパートに新しい住人がやってくるところ。そして、パロマが、「優雅なハリネズミ」について語るところです。

Le Hérisson 予告編

Je vous présente monsieur Kakuro Ozu, notre nouveau propriétaire.

Bonjour.

Vous connaissez bien la famille Arthens?

Oui, une famille heureuse.

Toutes les familles heureuses se ressemblent.

Mais les familles malheureuses le sont chacune à leur façon.

Toutes les familles heureuses se ressemblent,les familles malheureuses le sont chacune à leur façon.

ご婦人:カクロウ・オヅさんをご紹介します。新しく引っ越してこられました。

管理人:はじめまして。

ムッシュ・オヅ: アルタンさん一家をよくご存知でしたか?

ご婦人:ええ、幸せなご一家でしたわ。

管理人:幸せな家ってどこも似たようなもんです。

ムッシュ・オヅ:でも、不幸な家族は、それぞれの形で不幸ですよね。

管理人:「幸福な家庭はどこも似通っているが、不幸な家庭は、それぞれのあり方で不幸である。」

Vous aussi vous pensez qu’elle n’est pas ce qu’on croit ?

Madame Michel, elle me fait penser à un petit hérisson.

Qu’est-ce qui m’a pris, je suis démasquée.

À l’extérieur, elle est bardée de piquants.

Tu veux pas un chocolat?

Mais moi, j’ai l’impression qu’à l’intérieur, elle est aussi raffinée que
ces petites bêtes, farouchement solitaires, terriblement élégantes.

パロマ:あなたも、彼女はみんなが思っているような人でないと思ってますか?ミシェルさんは、私には、ハリネズミみたいに思えるんです。

管理人:私、どうしたのかしら?見破られているわ。

パロマ:外側はとげで覆われています。

管理人:ココア飲む?

パロマ:でも、私には、内側は、この小さな生き物と同じように、洗練されていて、頑固なまでに孤独で、ひどく優雅に思えるんです。

スクリプトはこちら⇒Le hérisson: transcription

単語メモ:

propriétaire 所有者、持ち主;地主、家主

la famille Arthens アルタン一家 以前このアパルトマンに住んでいた家族

démasquer 仮面を取る、正体を暴く、化けの皮をはがす

barder de (金具などで)覆う、補強する

piquant とげ
piquants d’un cactus サボテンのとげ

farouchement 荒々しく、激しく、強固に、頑として ←farouche 動物が人に慣れない;非社交的な、とっつきにくい

terriblement  (話)ひじょうに、とても、ひどく
Il est terriblement méchant.
彼はひどく意地が悪い

不幸な家庭はそれぞれのあり方で不幸である

Toutes les familles heureuses se ressemblent,les familles malheureuses le sont chacune à leur façon.

「幸福な家庭は似ているが、不幸な家庭はそれぞれのあり方で不幸である」

これはトルストイの、「アンナ・カレーニナ」の出だしの文章。日本でも有名な一節です。

管理人ルネは、ちょっとした二重生活を送っていました。

管理人室のテレビを音は出さず一日中つけっぱなしにして、さも暇な時間をテレビを見ているようによそおいながら、その実、いつも本を読んでいたのです。

それも、文学といったたぐいの本を。

予告編にも出てきますが、すごく立派な書庫を持っています。アンナ・カレーニナも愛読書の1つなのでしょう。

思わず、トルストイの文章の一節をしゃべったら、ムッシュ・オヅが、ああ、アンナ・カレーニナですね、とわかって、全文を返したのです。

それで、ルネはどきどきします。

ちなみに、ルネの猫の名前は、レオン。フランスではトルストイは、Léon Tolstoïと呼ばれています。

パロマも、ルネが実は読書家だということを知っています。というのも、一度、ふらふらと外に出てきたルネの猫を、部屋に戻すとき、ルネの読みかけの本を偶然見たからです。

その本のタイトルは Éloge de l’ombre

éloge エロージュ は賞賛、賛辞
「影の賞賛」って?と思うわけですが、これは谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』のフランス語のタイトルです。

ちなみに英語のタイトルは In Praise of Shadows

『陰翳礼讃』は海外でもっとも読まれている日本の本の1つだそうです。谷崎潤一郎はフランスで人気があります。

いかがでしたか?

パロマはいつもビデオカメラを持っていますが、彼女は12歳の誕生日に自殺しようと思っていて、それまでの日をビデオおさめているのです。ビデオ日記みたいなものです。

何にでもカメラを向けるので、家族にいやがられています。

この続きはこちら⇒『優雅なハリネズミ』(3)~映画の予告編のフランス語

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