サン・マロ

虎と小鳥のフランス日記

サン・マロ~「虎と小鳥のフランス日記」第16話

虎と小鳥のフランス日記、バックナンバーのご紹介です。

きょうは第16話、「サン・マロ」です。
撮影は2011年7月。夏のバカンスシリーズの1つです。

サン・マロは先日ラジオ講座の記事の舞台で話題にした、レンヌのあるブルターニュ地方の港町で、夏のリゾート地として有名な場所です。

夏場はパリからTGVの直行便が出ていて、3時間ぐらいで行けます。通常はレンヌまで2時間、そこでローカル線に乗り換えます。

この回はカミーユのナレーションですが、作文に使えそうな表現が豊富です。

きょうのメニュー

  • 3つのキーフレーズ
  • キーフレーズの解説
  • サン・マロ
  • それでは復習、行ってみよう!



    3つのキーフレーズ

    ~のままでいる

    今日では海水浴場となったサン・マロですが、その地方の港町であり、重要な経済の中心地であり続けています。

    サン・マロ

    Aujourd’hui, devenue station balnéaire, Saint-Malo reste un port et un centre économique régional important.

    ~ではなかった

    この2011年の夏の北フランスの天候は、よくありませんでした。

    サン・マロ

    Cet été 2011, le temps n’était pas au beau fixe dans la moitié nord de la France.
    beau fixe 持続的な晴天
    moitié おおかた、大半

    ~に限られる

    しかしサン・マロの魅力は海岸だけにとどまりません。

    クレープ
    そば粉のクレープ

    Mais l’attrait de Saint-Malo ne se limite pas à ses plages.

    キーフレーズの解説

    1つめと3つめに使われている動詞は、être の代わりに作文で使うと表現のバリエーションが出ていいと思います。

    仏作文するとき避けたい2つの表現とはに書いたように、passe-partout(どこでも使える万能表現、逆に言うとありきたりな表現)ばかり使わず、表現の幅を広げるほうがいいからです。

    rester

    (同じ状態、立場などに)とどまる、~のままである、依然として~である

    Saint-Malo reste un port et un centre économique régional important.

    この reste を est にしても意味はほぼ同じですが、rester を使うと今も昔もそうである、というニュアンスになります。

    例文:
    Il reste célibataire.
    彼はまだ独身である。

    La soupe reste encore chaude.
    スープはまださめていない。

    Sa réputation est restée intacte au-delà de sa mort.
    彼の名声は死後も失われなかった。
    助動詞は être を使います。

    se limiter à

    ~に限られる、とどまる

    …l’attrait de Saint-Malo ne se limite pas à ses plages.
    …サン・マロの魅力はその海岸に限られるわけではない⇒海岸以外にも見どころはある。

    ここも n’est pas を使うと、「魅力は海岸だけではない」となり、意味的にはほとんど同じです。

    例文:
    Mes dépenses se limitent au strict nécessaire.
    私の出費は最低限必要なものに限られる。

    L’histoire ne se limite pas à une suite de dates.
    歴史というものは年号の羅列にはとどまらない。

    La vie ne se limite pas au travail.
    人生には仕事よりもっとたくさんのものがある。



    サン・マロ Saint-Malo

    フランスの北西部、ブルターニュ地方(Bretagne)、イル=エ=ヴィレーヌ県 (Ille-et-Vilaine)にある都市。 イギリス海峡のサン・マロ湾に臨んでいます。

    12世紀にできた城壁にかこまれた要塞都市です。古くから貿易で栄えました。また、17世紀に活躍した王様公認のコルセールという海賊も有名です。

    モン・サン=ミシェルが近く、ここへ行くついでに観光する人が多いですね。シャトーブリアンの生地です。

    こんなところです。

    ほほ900年前に作られた城壁が、あんなふうに残っているなんて驚きですね。

    ★関連記事(ともにアメブロ)もどうぞ★
    この回に出てきた歴史的建造物やシャトーブリアンについて書いています⇒第16話 サン・マロ その1

    レストランでカミーユが注文していた、ブルターニュ名物のクレープとシードルについて、詳しく書いています。
    サン・マロ その2 クレープとシードル 

    それでは、次回の「虎と小鳥のフランス日記」の記事をお楽しみに。






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