ティファニー

不思議の国のフランス

ネイルサロンにまつわるフランス語を覚えよう

フランスダイレクトスクールが毎週土曜日に配信している動画教材、「不思議の国のFrance」第29話の受講メモです。

今回のタイトルは
Un jour de repos avec Tiffany

直訳:ティファニーとともにする休日⇒ティファニーの休日 reposは休息、休みです。

日本に来てから何かと忙しいティファニーのある休日を追ったものです。

休日に彼女はティファニー(宝石屋さん)の前でパンを食べ(後述)、ネイルサロンに言ってから、自宅で味噌汁を作って飲んでいました。

今回はネイルサロンでティファニーがしゃべっていたことを集中的にご紹介します。豆知識では「ティファニーで朝食を」という映画と小説をとりあげました。

ティファニーはいつもきれいなつけ爪をしていますが、こういうサロンでやってもらっていたのですね。



ネイルサロンのフランス語

ネイルをします

きょうは仕事がないのでネイルをします。
Aujourd’hui, je ne travaille pas, donc j’en profite pour me faire les ongles.

faire les ongles ネイルをする、爪をきれいにする
フランス語で「爪」はongles です。

関連⇒新世代のネイルチップ(つけ爪)「インプレス」その1

profiter de ~を利用する
この文の en は たとえば、de ce que je ne travaille pas の置き換えです。

ネイルサロン

ネイルサロン

フランスにネイルサロンがないのを知っていますか?
Et donc, est-ce que vous savez que les «nail salons» n’existent pas en France ?

nail salon ネイルサロンはもと英語ですが、日本のネイルサロンのように、爪にいろいろつけてきれいにするサロンはフランスでも、nail salon と言えば通じるようです。

とういのも、いわゆる専門店としてのネイルサロンがないからです。

~ではあるが

もちろんあるにはありますが、日本と同じデザインではありません。
Du moins, si, bien sûr, ça existe, mais ce n’est pas du tout le même design qu’au Japon.

du moins 少なくとも、せめて;しかしながら、とはいえ

si ~ではあるが
si ça existe 存在してはいるが

Si vous ave vos idées, j’ai les miennes.
あなたにはあなたの考えがあるでしょうが、私にも私の考えがあります。

design  デザイン 元英語 フランス語ではディザインとデザインという2つの発音があります。爪のデザインはdesign という言葉を使います。

フレンチネイル

それはビューティサロンです。美容師が「フレンチネイル」のようなシンプルなデザインをしてくれます。
C’est chez l’esthéticienne. Et l’esthéticienne vous fait un design très simple, par exemple : une «french manucure».

esthéticien, esthéticienne 美容師、エステティシャン

美容師という単語はcoiffeur, coiffeurse というのが一般的ですが、esthéticien は髪だけでなく、フェイシャルとか爪とか、トータルにやってくれる人のことだと思います。

french manucure 元英語。フレンチマニキュアはフレンチネイルのことです

フレンチネイル

フレンチネイルはフランス発祥のネイルデザインかというと実は定かではなく、アメリカで広がったネイルのデザインです。

詳しくは⇒フレンチネイルはどこからやってきたの?

パリのチャイナタウンにもネイルサロンがあるそうですが、日本のネイルサロンが提供しているデザインとはちょっと違うそうです。

私の娘も近所のネイルサロンに通ってますが、チャイニーズカナディアンがネイルをしてくれるそうで、「英語が今いち聞き取れない」と娘は言ってました。

そこではきれいな色の、はがれてこないマニキュアをぬってくれます。

除光液では取れず、その店に行って何か専門の薬品でとっているようです。「爪によくないんじゃないか」と聞いたら、除光液より爪にやさしいとか。

ネイルサロン

爪が仕上がった

はい、できました。3時間の作業で終わりましたよ。ついに爪が完成しました。
Voilà, ça ye est, j’ai terminé après trois heures de travail. Mes ongles sont enfin terminés.

あの爪を作るのに3時間もかかるんですね。びっくりです。

カラフルにしました

今回は前回よりもう少し色を足すことにしました。ピンク、ブルー、赤、黄色、白、すべての色を少しずつつけました。
Donc, euh, cette fois-ci, j’ai décidé de mettre un petit peu plus de couleurs que la dernière fois. J’ai mis du rose, du bleu, du rouge, du jaune, du blanc, un petit peu toutes les couleurs.

爪に色をつける というとき、mettre を使っています。

du rose, du bleu, du rouge, du jaune, du blanc 色の前に部分冠詞をつけているのに注目

どういうふうにするかわからない

毎回デザインを決められません。あまりにいろいろなデザインがあるから。たいていネイリストがこんなデザインやこんな色というふうにアドバイスしてくれます。
A chaque fois, je ne sais pas vraiment quoi faire, parce qu’il y a plein de designs différents, donc généralement, c’est ma «nailist» qui m’aide et qui me propose par exemple tel design ou telle couleur, etc.

tel, telle これこれの、しかじかの 不特定のものをさします。

Je note sur mon carnet que je fais telle chose, tel jour, à tel endroit.
私は手帳に何日にどこどこでこれこれのことをするということを書き留めています。

すぐに使えそうなフランス語表現3つ

ゆっくりする

休みのときはたいてい家にいて映画をみたり、ゆっくりします。
Et les jours de repos, généralement, je suis chez moi, à la maison. Je regarde des films, je me repose.

se reposer 休む、休養する

~からもらった

これはガブリエルが京都に行った時にもらったお土産(小さなプレゼント)です。
C’est le petit cadeau que j’ai reçu de la part de Gabrielle quand elle est partie à Kyoto.

慣習

日曜日は、たいてい家族との時間にあてています。フランスの風習は変わりましたが、私は家族と長く過ごしていました。
Le dimanche est souvent réservé à la famille. Même si les mœurs ont changé en France, pour ma part, je passais beaucoup de temps avec ma famille.

もともとフランスは日曜のお昼はふだん一緒に住んでいない家族が集まって、ともにお昼を食べる習慣があります。その習慣がだんだんすたれてきたけれど、自分はやっぱり家族とすごしていた、とティファニーは言っています。

mœurs 風習、風俗、慣習



きょうの豆知識:「ティファニーで朝食を」

ティファニーという名前はどちらかというとイギリスやアメリカで人気のある名前です。

ギリシャ語の Theophania 由来。Theophania は Theopanes の女性形で意味は、「神の顕示、現れ」。

中世あたりまでは、エピファニー(公現祭)に生まれた女の子につけることが多かったそうです。

エピファニーについて⇒ガレット・デ・ロワ~フランスのお菓子(3)

この名前、中世以後はすたれましたが、1961年にBreakfast at Tiffany’s (ティファニーで朝食を)という映画がヒットしてからまた人気がでました。

ティファニーはニューヨークに本店があるTiffany & Co という宝石店の名前です。店の名前は創設者のチャールズ・ルイス・ティファニーの名前から来ています。

映画 Breakfast at Tiffany’s はオードリー・ヘップバーンが主演したラブロマンス風な物語。

原作はトルーマン・カポーティの同名の中編小説です。

小説には自由と安住のはざまを揺れ動きながら、奔放に生きるホリー・ゴライトリーという若い女性が出てくるのですが、このホリーをオードリー・ヘップバーンが演じました。

ホリーは娼婦ですが、ヘップバーンは上品すぎて娼婦としての説得力がありません。

最初のオファーはマリリン・モンローに行ったそうです。

この小説の映画化と考えると、この映画は失敗だと思いますが、小説とは切り離して、オードリー・ヘップバーン主演のラブロマンスとして考えると楽しめる映画です。

ティファニーは宝石店であり食堂ではありません。

ホリー・ゴライトリーは(つまり作者のカポーティは)ティファニーを上流階級や、お金がたっぷりある安定した生活、安心できる場所の象徴として使っています。

自分はティファニーが好きだけど、たとえそういうところで朝ごはんを食べるような身分になったとしても、あくまで自分の好きなようにやりたい、しばられたくない、というようなことをホリーは言っていたと思います。

実際にティファニーで何かを食べるわけではありません。

ところが映画では、この小説のタイトルそのままに、オードリー・ヘップバーンがティファニーの前でデニッシュをむしゃむしゃ食べるという不思議なシーンが冒頭に出てきます。

でも結果的にこれが受けたんでしょうね。

ニューヨークの5番街にあるティファニーは今は観光スポットとなっているそうですから。

あまりに変すぎたのか、オードリー・ヘップバーンがおしゃれで素敵すぎたのか、その理由は定かではありません。

映画「ティファニーで朝食を」の冒頭のシーン


※YouTubeで見る方はこちらから⇒Breakfast at Tiffany’s Opening Scene – HQ

このシーンのパロディとして、東京のティファニーの前でティファニーがパンを食べていました。

ティファニー

それでは、次回の「不思議の国のFrance」の記事をお楽しみに。

このシリーズの記事をもっと読みたい方はこちらへ⇒動画教材『不思議の国のFrance』関連記事の 目次






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