毎週届く、フランス語の教材「虎と小鳥のフランス日記」。バックナンバーも週に1本のペースで見ています。
きょうは34話を見ました。
2012年の1月頃に撮影されたものです。
パリのオペラ地区が舞台のエピソード
この回は「パリのオペラ地区の日本人街」というタイトルがついています。
夕方、パリのオペラ駅のあたりををぶらぶらする話です。
前回のモントルグイユ通りがオペラ地区になった感じです。
ここに日本人の小宇宙があります。この地区のモノプリ(フランスのスーパー)に行くと、「こんばんは!」と挨拶されるそうです。オペラ地区は日本人留学生の駆け込み寺ともいえましょう。
カミーユはモントルグイユではチョコレートを買っていました。今回は日本の食品を売っている店で、またしても甘い物を買っておりました。
それは何でしょうか?
まず、教材の一部を抜粋したサンプルビデオをごらんください。
日本語語字幕 最初の1分16秒
★2015/01/24追記
「虎と小鳥のフランス日記」の配信が終了したため、サンプル動画も削除されました。あしからずご了承ください。
楽しそうですね。
まずは、いつものように3つのキーフレーズをご紹介します。
3つのキーフレーズ
シーン1
この部分はサンプルビデオに入っています。
じゃあ、代わりにオペラ地区の日本人街に行くことにしない?どう?
シーン2
ここはサンプルビデオの一番おしまいの文です。
お腹すいてるし、ついでに何か見に行きたいわね。
シーン3
日本の食品を売っている店で買い物をして、そのへんをぶらぶらしつつ今回の動画の最後にカミーユが話します。
パリに日本食レストランはすごく多いけれど、日本食レストランに入ったと思っても、必ずしも日本的ではない、と言ってから
「日本的」かどうか見極めるのは、いつも簡単というわけではありません。
1. Bon, à la place, je te propose qu’on aille…dans le quartier japonais. Ça te dit ?
2. D’ailleurs, comme j’ai faim euh…j’aimerais bien jeter un petit œil.
3. Et c’est pas toujours facile de savoir si c’est japonais ou pas.
覚えておくと使えそうな表現と文法
きょうは短かめの表現を3つえらびました。
● Ça te dit ? どう思う?
相手の意見を聞くとき。これはまるごと覚えるといい表現です。
● J’aimerais bien jeter un petit œuil.
ちょっと見に行きたいです。
œil は「目」です。
ちらっと目を投げかけたい⇒ちょっと見に行きたい
お店を見に行ったり、ちょっと何かを見に行きたいときに使えます。
●d’ailleurs ついでに
今話してることや、やっていることから、少し脇にそれる感じ
おまけに、とか、ちなみに、とか、そういえば、とか、訳語はいろいろ考えられます。
オペラ座(L’Opéra)
オペラ地区は地下鉄オペラ駅のそばです。なぜオペラ駅かというと、サンプルビデオの最初に出て来ましたが、オペラ座(L’Opéra)(正式な名前はパレ・ガルニエ Palais Garnier)という歌劇場があるからです。
「宝塚市」のような感じですかね。でも宝塚は先に「宝塚」という地名ができたのでちょっと違いますね。
この建物はシャルル・ガルニエという人が作ったので、ガルニエという名前です。
建物ができあがったのが1875年。ネオ・バロック様式です。
『オペラ座の怪人』の舞台はこの劇場です。
オペラ地区の日本の食品の店 小スーパーと呼べるでしょうか。
ここでカミーユが買ったのは大福でした。
カミーユってあんこが入ったものも大好きらしく、前にブラジルの日本人街でも大福を食べていました。
私も好きですけど。
これが2ユーロ(厳密に言うと2,30ユーロ)もしてました。高いですね。やはり海外で日本の食品を買うとめっちゃ割高です。
オペラ地区にはブック・オフまであり驚きました。
日本人、多いんだな~とあらためて思いました。
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