2013年春季のラジオ講座「まいにちフランス語」の受講メモです。
7月第1週の放送に入りました。今週は非人称表現ですね。
非人称表現って一見難しげですが、主語が「人称にあらず」つまり、人が主語ではない言い方です。
具体的に何が主語なのかというと«il»です。
この場合のilは彼(人間)ではない何か。清岡先生も織田先生も、このilは神さまだという説があると言われてました。あまりピンと来ませんでしたが。
英語のitと同じで形式的に主語になってるものですね。
フランス語や英語っていつも主語が必要みたいなので、こういう構文があるのかなあと思っています。
具体的には時間や天候を表すときの文や、よくでてくる il y a (~がある)もそうですね。
L37では時間の言い方を学びました。
L37 時間
基本のダイヤローグ
Quelle heure est-il ?
Il est quatre heures moins dix.
何時ですか?
4時10分前です。
1.heure
時間の言い方で大事な単語はheureと数字です。
heureは私の場合、ディクテしてるとき、よくスペルを間違えます。最後のeを落とすんですね。
それから時間が複数になると(2時= deux heures とか)複数のsをつけるのですが、これも忘れやすいです。
また、heureは女性名詞なので、その前につけるquelleが女性形になってます。これも慣れないと間違えます。
heureは辞書にはカタカナで「ウール」と読みが書いてありますが、絶対違いますね。これだと、セーターのウールみたいに思っちゃうじゃないですか?疲れてやる気のない感じで「あ~あ、何だかな~」に出てくる「あ~」の音に近いです。
Quelle heure est-il ?は「蹴られて~る」って聞こえるし。
2.時間の言い方
さて、heureをクリアしたら、次は言い方です。
数字のみを使う表現と、数字以外の単語をまぜる表現があります。
1.数字ばかりで言う
Il est ○ heure(s) (et ●). ○も●も数字
例) Il est deux heures vingt. 2時20分
2.数字以外の単語も入れる
Il est ○ heure(s) et demie.(○時半)
Il est ○ heure(s) et quart.(○時15分)
Il est ○ heure(s) moins dixなど5の倍数.(○時~分前)
Il est ○ heure(s) moins le quart (15分前)
★15分前にはle quartと定冠詞leがつく
例)
Il est six heures et demie.6時半
Il est sept heures et quart.7時15分
Il est quatre heures moins dix.4時10分前
Il est cinq heures moins le quart.5時15分前
他に
Il est sept heures du matin.朝の7時
Il est midi. 正午
Il est trois heures de l’après-midi.午後3時
Il est six heures du soir. 夕方の6時
Il est minuit. 真夜中
関連動画や記事
発音確認用。
時間の言い方は下記の記事も参考にしてください。少しずつ解説しています。
数字の言い方を忘れた場合は、このページから該当する数字を探してチェックして下さい。
※まいにちフランス語の記事の目次はこちらです⇒ラジオ講座「まいにちフランス語」関連記事目次
久松先生はデジタル式(24時間)とアナログ式(12時間)と説明されてましたね。この分け方がしっくりくる人はこう考えてもいいと思います。
でも本来のデジタル、アナログと微妙に意味が違いますよね?それにデジタル時計でも24時間表示と12時間表示を好みで選べます。
さて、アナログ時計がいいか、デジタル時計がいいかは人によって好みがわかれるでしょうね。
私はアナログ時計のほうが好きです。アナログ時計のほうが、ああ、あと15分でおやつの時間だ、とか、あと3時間で○○が帰ってきてしまう、早くやらなくちゃ、といったように、残り時間がぱっとわかるからです。
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