週に一度読んでいるファッションの記事。ちょっと間が空きましたが、今シーズン流行りの帽子の記事の続きです。
面長、丸顔、短い顔に合う帽子を紹介します。
Conseils morpho — Quel chapeau pour votre tête ? 形別アドバイス - あなたの顔にあう帽子はどれ?
面長
細長い顔は、両脇にボリュームを持たせてくれるXLサイズの帽子をかぶって、顔の長さを目立たなくしましょう。
この秋はどこの売り場にも豊富にある、フェルトのキャプリンを楽しむとよいでしょう。やわらかいもの、堅めのもの、ボウつき、フェルト製、ニット性とどなたにもお好みのものが見つかります。
丸顔
ブレア・ウォルドーフのように、あなたの顔が丸かったら、ベレーを横向きにかぶったり、ボウつきのクロッシェ、左右対称でない帽子、特大サイズの縁なし帽、または、キャスケットを軽く横にかぶって、顔の柔らかいラインと逆の効果を狙うといいです。
あるいは、ルールに忠実に、丸い帽子を選んでもよく、それはあなた次第です。
短い顔
短い顔を長く見せるにはキャロットを上の方にかぶるのが最適です。
この秋はボルサリーノまたはフェドーラタイプもいいでしょう。フォークロア、マフィオッソ(マフィア風)、シック、ブリティッシュと、形にしても色にしても、あらゆるものが用意されています。
短い顔なのにキャプリンがかぶりたい、長い顔だが、クロッシュがお好み?それなら、そうしましょう。自分でがいいなと思う帽子をかぶる、それが原則です。
初回は角ばった顔にあう帽子でした。
こちら⇒帽子の選び方~あなたの顔にあったデザインは? 前編
※元記事はこちら → Conseils morpho — Quel chapeau pour votre tête ?
単語メモ
largeur 幅
souple しなやかな
à fond 完全に
jouer le jeu 規則(慣習、しきたり)に従って行動する
se sentir 自分が~だと感じる
きょう出てきた帽子
キャプリン、クロッシュは帽子の選び方~前編で紹介しました。
キャスケットは2013年秋冬ファッションのトレンド その5~マニッシュスタイルで書いています。
ベレー béret
ベレー帽はよく知られていますが丸くて、平べったい帽子。絵描きさんがベレーをかぶっているイラストはフランスを表す定番の絵のひとつです。
もとは、バスク、ベアルン地方の男性用帽子でした。
キャロット calotte
よく聖職者がかぶっているお椀型の帽子。
アマゾンの画像です。みんながかぶっている赤い帽子がキャロット。
この映画は原題がHabemus Papamというイタリアのコメディ映画です。Googleで翻訳したら、We Have a Popeと出ました。
聖職者としては全く無名の主人公が法王に選ばれ、重圧に耐え切れず、街に逃げ出す、というストーリー。日本語のタイトルは、もちろんヘップバーンの「ローマの休日」のもじりです。
ボルサリーノとフェドーラ
ともに中折れ帽子です。
ボルサリーノは、もともとは1930年代に流行った、フェルト製の男性用帽子。同名のイタリアの帽子商の名前が由来。
ボルサリーノのいう映画でアラン・ドロンがかぶっていました。
アマゾンの画像です。
フェドーラは、1882年初演のFédoraという劇で、主演のサラ・ベルナールが中折れ帽に似た帽子をかぶっていたことに由来します。
ブレア・ウォルドーフ
アメリカのGossip Girl(ゴシップ・ガール)というドラマの登場人物です。
ゴシップ・ガールはニューヨークのハイソな高校生を描いた青春ドラマです。日本でも放映していたようですね。登場人物のおしゃれなファッションが話題になりました。
帽子はかぶるだけで、かなり印象を変えることができるファッションアイテムですね。
私は防寒用にふつうのニット帽を愛用しています。冬は手放せないアイテムです。
それでは次回のファッションの記事をお楽しみに。
この記事へのコメントはありません。