NHKのラジオ講座、「まいにちフランス語」、3月30日から新しい講座が始まりましたね。
私はストリーミングで1週遅れで聞いているので、今週になってから聞きました。
今回は紙のテキストを買わず、アマゾンでキンドル版を買ってみました。
どんな感じかちょっとお見せしますね。
Kindleで見るラジオ講座のテキストはこんな感じ
結論から書くと、iPadなどのタブレットで見るなら、大丈夫だと思います。でも、私はKindle Paperwhite(ニューモデル)で見ているので、これですと、非常に不便ですから^^;、おすすめしません。
キンドルの電子書籍については、以前こちらの記事で詳しく書きました。
⇒「虎と小鳥のフランス日記」の電子書籍をようやく読めた件~電子書籍考
この記事を書いたときは、ペーパーホワイトを持っていなかったのですが、後日、日本のアマゾンで販売されている電子書籍を読む専用のキンドルとして、カナダでペーパーホワイトを買いました。
どこで買ってもデバイスとしての機能は同じです。ハードウエアは同じということですね。ただ、デフォルトのプログラムの設定が違うと思います。
このペーパーホワイトを日本のアマゾンに登録して使っています。
普通の本を読むのは問題ありません。ちょっと反応が遅いときがありますが、それは私の指先が乾燥しているか、タップのしかたが変なのでしょう。
しかし、ラジオ講座のテキストは固定レイアウトなので不便です。
商品の詳細ページにこんなふうに書かれています。
この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。
また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
文字列のハイライトや引用、辞書を使うということは、もともとするつもりがないのでいいのです。が画面を拡大したとき、4分割の1つとしてしか見ることができないのです(言っている意味わかりますか?)
Kindleにおけるテキストの見え方
需要があるかどうかわかりませんが、以下に私のキンドル・ペーパーホワイトでの見え方のキャプチャーをご紹介します。すべて画像クリックで拡大します。拡大すると、それがほぼ実寸の表示です。
ペーパーホワイトはモノクロ画面です。
購入するとホームにこんなふうに表示されます。
表紙
口絵のカラーページです。もちろんモノクロ表示。
大木先生のごあいさつ。私が老眼のせいか、このままでは読めません。ふつうの本ならば、フォントの大きさを変えることができますが、テキストは固定レイアウトなのでできません。
画面を2回タップすると、拡大表示(4分割)の左上が表示されます。文が切れて、読みにくいです。
こちらは、右上の表示。これだとまあ読めます。
「人は話すことによってしか
話せるようにはならない」
そうですね。
初級編のダイヤローグは短く、文字が大きいので拡大しなくても読めます。でも、想像つくと思いますが、応用編は読めません。
これは「移動」のページ
各レッスンのところははスクロールさせて、見たいレッスンを表示させ、それをタップすれば、飛べます。
でも、巻末の連載にはさっと飛べませんね。
ページまたは位置No.を指定して飛ぶわけですが、紙のテキストを持ってないから、最初の段階では、ページも位置No.もわかりませんよね。
一度、そのページを開かなければ、ページや位置No.を確認できないわけです。
巻末の連載に行く場合は、応用編の一番最後の課か、テキストの一番最後に飛んで、ページ送りをするしかありません(そしてページか位置No.をメモして、次からはそれを入力して飛ぶ・・・なんてことはしないですよね、普通)。
ちなみに、巻末の連載は
・表現力トレーニング(たぶん全部)
・ぼちぼちフランス語 2ページ
・クイズ C’est français, ça ? 1ページ
・ひろば 1ページ
入っていました。
紙版のほうが勉強になるかも?
そんなわけで、テキストをペーパーホワイトで読むのはあまり適しませんので、おすすめしません。
もちろんタブレットをお持ちの方は、自由に拡大できるので、いいかもしれないですが。
それでも、私は日本にいたら、紙版を買っていると思います。
紙なら、書き込みできますから。
ちなみに紙版は432円、キンドル版は333円です。
電子版なら、キンドル版以外を買うとか。
電子版の取り扱いストアは現在17サイトもありました。
こちらは、以前、Fujisan.co.jpで買って、パソコンで表示させた体験記事です⇒「まいにちフランス語」10月号のテキストの電子版を買ってみた。 – 50歳からのフランス語
ストリーミング放送はアプリをダウンロードして聞くことができます。
⇒NHKゴガク | NHKゴガク
ほかのラジオ講座関連記事はこちらからどうぞ
⇒ラジオ講座「まいにちフランス語」関連記事の目次~その1(概要)
キンドル・ペーパーホワイトで、テキストを見る人はいらっしゃらないかもしれませんが、参考までに記事にしました。
文字ばかりの本でも、「固定レイアウト」だと、文字の大きさを変えることができないので読みにくいです。電子書籍を買うときは、必ずサンプルをダウンロードして、自分のディバイスでどういうふうに見えるか確認することをおすすめします。
フォントを拡大できるキンドル版仕様の本はふつうに読めています。
☆この記事は2014年4月現在の情報です。お手持ちのKindleでサンプル版をダウンロードして、見え方を確認してください。
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