キリストの誕生

フレンチポップスの訳詞

歌と訳詞:C’est Noël, alléluia(クリスマスだよ、ハレルヤ)~Isabelle Caillard

クリスマスの喜びを伝える短い歌をご紹介します。

タイトルは C’est noël, Alléluia
Isabelle Caillard(イザベル・ケイヤー)のクリスマスのアルバムから

フランスの伝承歌のようです。

C’est noël, Alléluia

☆J’ai un p’tit voyage à faire
Je ne sais qui le fera
Si j’le dis à l’alouette
Tout le monde le saura☆

C’est noël la grande fête
C’est noël, Alléluia !

J’le dis à rossignolette
Je suis bien sûr q’el’je fera
Rossignol prend sa volette
Bethléem il alla

★~★ Refrain

Trouva va la porte fermée
Par la fenêtre il entra
Trouva la vierge Marie
Qui berçait son petit Roi

クリスマスだ、ハレルヤ

ちょっとした用事があるんだ
誰が行ってくれるだろうか
もしヒバリに話したら
全世界にばれちゃう

★クリスマスだ。大きなお祝い
クリスマスだ、ハレルヤ!★

ナイチンゲールに話してみた
彼女ならなんとかしてくれるはず
ナイチンゲールは羽ばたいて
ベツレヘムへ行った

★~★繰り返し

おや、扉はしまっている
ナイチンゲールは窓から入ったよ
マリア様がそこにいた
小さな王さまをあやしていた

この曲はこちらのアルバムに入っています。子どもたちの声がかわいいし、とてもなごめるアルバムです。

単語メモ

alouette ヒバリ

rossignol ナイチンゲール、サヨナキドリ

volette < voleter 小鳥が羽をばたつかせてあちこち飛びまわる、という単語を前の文と韻を踏ませたのだと思います。

alla < aller 単純過去

la vierge Marie ヴァージン・メアリー、聖マリア

berçait < bercer あやす

Alléluia ハレルヤ、アレルヤ
意味は「主をほめ讃えよ」
旧約聖書の詩篇で、神を賛美し喜びを表す語です。

※訳出しませんでしたが、rossignolette はメスのナイチンゲールで、rossignol はオス。

ナイチンゲール

ナイチンゲール

rossignol ナイチンゲール
スズメ目ヒタキ科 全長17センチ。背中が褐色、おなかが白く、尾は赤褐色。藪の中にすみ、繁茂期に日中、夜間を通して鳴きます。

特に、早朝、夕方、月明かりの夜などによくなくので、英語では、nightingaleという名です。日本語の別名はサヨナキドリ

ヨーロッパ南部から中国北西部にかけて分布。よって、日本にはいないはずです。

こんなふうに鳴きます。

素敵な鳴き声ですね。

Isabelle Caillard(イザベル・ケイヤー)

この人はバイオリニストで、多彩な音楽のバックグラウンドがあります。この曲のバイオリンをひいているのも彼女だと思います。

小さなこどもに音楽を教えていて、子どもたちをフィーチャーした、子どもむけのアルバムを数枚だしており、これもその1枚です。






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