2020年1月25日は、中国の正月(春節)です。中国の正月は旧暦なので、日本のお正月とは日付が違います。
中国のお正月はどうやって祝うのか、子供むけに簡単なフランス語で説明している 1 jour, 1 question の動画を紹介します。
中国の新年ってどんな感じ?
トランスクリプション
Tu as changé d’année au 1er janvier. Les Chinois aussi, mais ils ont une deuxième fête très importante. C’est le Nouvel An chinois. Sa date se calcule par rapport à la Lune, à la Terre, aux étoiles et au jour le plus court de l’année.
Selon les années, il tombe entre le 20 janvier et le 21 février. Et ça dure 15 jours !
Qu’est-ce que font les Chinois pour fêter le Nouvel An ? D’abord, ils attendent la Nouvelle lune. Quand la nuit est noire et la lune invisible, les festivités commencent. Des Chinois du monde entier rentrent au pays fêter le Nouvel An.
Chaque année correspond à un animal : la chèvre, le rat, le coq… Il y en a 12. Avant le réveillon, c’est le grand ménage pendant 10 jours pour chasser le passé et les mauvais esprits. Au réveillon, les Chinois se retrouvent en famille, pensent aux morts et aux vivants, mangent et veillent toute la nuit. Une légende raconte qu’un monstre dévorait les gens ce soir-là.
Un monstre qui n’aimait ni le bruit, ni la lumière, ni le rouge. Alors devine : les Chinois battent du tambour, font claquer pétards, ballons et feux d’artifice et décorent la ville de rouge. Le lendemain, premier jour de l’année, les Chinois se souhaitent une vie heureuse, riche et longue sur des papiers rouges évidemment.
Après 15 jours de danse et de défilés, la Pleine lune se lève, on allume des lampions partout et on mange des bons plats. Bonne année !
トランスクリプションの引用元⇒https://www.lumni.fr/video/c-est-quoi-le-nouvel-an-chinois ☆記事が削除されたのでリンクをはずしました(2021/05/17)
和訳
きみは、1月1日に年が変わりました。中国人も同じです。しかし、彼らには、2つ目のとても重要な祝い事があります。中国の新年です。
その日付は、月、地球、星、そして1年でもっとも短い日をもとに計算されます。
その年によって1月20日から2月21日のどれかの日です。そして、お祝いは15日、続きます。
新年を祝うために、中国の人は何をするのでしょうか?
まず、新月を待ちます。夜になって暗くなり、月が見えなくなると、お祝いが始まります。世界中に住む中国人が新年を祝うために国に帰ります。
毎年、それぞれの年が動物に対応しています。ヤギ、ネズミ、ニワトリなど12の動物があります。
大みそかの前は、10日にわたる大掃除をして、過去や悪霊を追い払います。大みそかには、中国の人は、家族で集まり、死者、生者に思いをはせ、一晩中起きてごちそうを食べます。
この晩は、怪物が人間をむさぼり食うという言い伝えがあります。
この怪物は、音、光、赤が嫌いです。だから、想像つくでしょう。中国の人は、太鼓をたたき、爆竹を鳴らし、風船や花火をあげて街を赤いもので飾ります。
翌日は元旦で、中国の人たちは、お金に恵まれた長くて幸せな暮らしを、もちろん赤い紙に書いて願います。
15日間、踊りやパレードで過ごしたあとは、満月が出ます。人々は、そこら中にちょうちんを灯し、ごちそうを食べます。
あけましておめでとう!
関連動画と補足
中国の新年の様子。フランス語の字幕を表示させることができます。
3分
春節の元旦の月は新月で、月は太陽と同じ方向にあり、地球からは月の暗い反面が見えます。だから、月は見えなくなります。
動画では、お祝いは15日続くとありますが、会社を休むのは1週間程度のようです。15日めは、元宵節(げんしょうせつ)と呼ばれる、新年はじめての満月の日で、この日はお団子を食べて祝ったりします。
これで、新年の祝いは終わりです。
中国では、それぞれの年が、黄道十二宮の動物に対応しており、ねずみ、牛、虎、うさぎ、龍、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、豚です。
中国の人の宗教観について、私は何も知りませんが、中国の新年は、あまり宗教に関係ない雰囲気です。
動画では、金色の仏像に、ものすごく長いお線香をあげて祈っていますが、あの人たちは仏教徒なのでしょうか?
先祖を供養するのはもともと道教ですよね? まあ、そのへんの細かいことはどうでもよく、習慣にのっとってお参りをしているのでしょう。
日本の新年と違うのは、とても派手でにぎにぎしいことです。大晦日は大騒ぎして過ごすみたいです。
関連記事もどうぞ⇒いろいろな新年の祝い方。
新年の1週間前ぐらいから、中国国内で、大移動が始まります。
今年は、中国の武漢で、新型コロナウィルスが発生し、正月前後の大移動で、感染が広まるのではないかと懸念されています。
みなが、元気で明るい1年を過ごせるといいですね。
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