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時事ニュース

ハロウインでピエロの仮装禁止令~南仏の村で

10月31日はハロウィンですね。

子ども新聞でフランスのある村が、ハロウィンでのピエロの仮装を禁止したニュースを読みました。

最近、怖いピエロの格好をして、人々を驚かすいたずらが流行っているのです。

タイトルは
Halloween : déguisements de clowns interdits ?
ハロウィーン:ピエロの仮装は禁止?

それでは和訳します。

ピエロの仮装禁止令

Halloween : déguisements de clowns interdits ? ハロウィーン:ピエロの仮装は禁止?

Au cirque, les clowns font rire. Mais depuis quelques jours en France, des personnes se déguisent en clowns pour faire peur aux gens.

Le maire de Vendargues, dans l’Hérault, a décidé d’interdire les déguisements de clowns pour Halloween.

サーカスでは、ピエロは笑わせます。でも、ここ数日、フランスでは、ピエロの格好をした人たちが、人々を怖がらせています。

エロー県のヴォンダルグ市は、ハロゥインにピエロの仮装をすることを禁止することを決定しました。

フランスではこのところ、ピエロの仮装をした人が、通行人を怖がらせています。バット、斧、ナイフで武装し、人々を追い回すのです。

エロー県では、複数の事件が起きています。そうした「不吉な」ピエロの大部分は逮捕されました。

10月20日パ・ドゥ・カレでは19歳の若者が、ピエロに扮し、バットを持って青少年のグループを追い回したことで、司法当局から有罪を宣告されました。

罰を受けるのは悪意のある冗談です。

Un phénomène venu des Etats-Unis アメリカから来た現象

1年まえ、「不吉なピエロ」の流行は、すでにグランド・ブルターニュに到来し、住民のあいだで小さなパニックを起こしました。

この流行はアメリカ合衆国からやってきました。インターネットを通して拡大。インターネットには、人々を襲っているように見えるニセピエロを隠しカメラでとらえたビデオがあがっています。

La fête de Halloween privée de clowns ? ハロウィンで、ピエロが禁止される?

フランスの警察は事態を深刻に受け止めています。

10月31日のハロウィンのお祭りにさいして、ニセピエロがたくさんあふれることを恐れています。

危険なピエロを見かけたら、警察に電話するよう人々に呼びかけています。

エロー県のヴォンダルグ市はハロウィンにピエロの仮装をきっぱり禁止しました。子どもたちを怖がらせる悪意のあるピエロは防がなければなりません。

ピエロは笑わせる人で、こわがらせる人ではないからです。決して。

元記事 → www.jde.fr : Tous les articles : Halloween : déguisements de clowns interdits ? ☆記事が削除されたので、リンクをはずしました(2020/08/10)

単語メモ

pourchasser つかまえようと執拗に追う、追い回す

maléfique  不吉な

condamner  有罪の判決を下す

poursuivre  追いかける

être puni de ~で罰せられる

toucher  ~に着く、達する

déclencher  (突然)引き起こす

prendre de l’ampleur  発展する、大きくなる

montrer  見せる

faire semblant de   ~するふりをする

agresser  襲う

craindre  恐れる

débordement  氾濫

signaler  信号で知らせる

補足

17 フランスの警察の電話番号
ちなみに消防は18,救急車は15です。

Vendargues ヴォンダルグ 南フランスの小さな村
ウィキペディアによると人口5491人です。とても小さなコミューンですね。

ピエロの仮装禁止のニュースの動画

ヴォンダルグでハロウィンでピエロの仮装が禁止されたことを伝えるニュースです。

ハロウィンの記事をもっと読む方はこちらからどうぞ⇒ハロウィン関連記事の目次

怖いピエロの流行で、ふつうのピエロになる大道芸人の人は迷惑してるでしょうね。

カーニバルで人々が仮装するのは、文字どおり自分以外の何者かになり、身分の違いなど気にせず楽しむためです。

濃いメークアップをすると、自分でない自分になって、ふだんは抑えている暴力性が出てしまうんでしょうかね?

どんな人間でも良い面と悪い面を持っていますからね。

それとも、たんに社会に不満をもっている若者のストレス解消でしょうか?

それでは次回の子ども新聞の記事をお楽しみに。






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