黒猫

フランス語を読む練習

13日の金曜日恐怖症

先週の13日は金曜日でしたね。もう過ぎてしまいましたが、13日の金曜日の起源などについて書かれた、JDEの記事を読んでみました。

私は13日の金曜日とか、仏滅とか、4階というのは、全く気にならないのですが、気にする人は気にしますね。

ちなみに、次の13日の金曜日は来年、2014年の6月です。

毎日飛ぶように日々が過ぎていくので、この日もすぐに来ることでしょう。

13日の金曜日:あなたは「13日の金曜日」恐怖症ですか?

Vendredi 13 : êtes-vous “paraskévidékatriaphobe” ?

年に一度は13日の金曜日があります。この日は迷信に関係のある日です。

ある人達にとっては、13日の金曜日はラッキーな日です。とりわけギャンブルに関しては。フランス宝くじ公社はこのことをよく知っていて、スーパーくじを開催します。

そうして、たくさんのギャンブラーたちが、ロトくじというスクラッチや、カジノのスロットマシン、競馬にお金を使います。こうしたゲームは18歳未満には禁止されています。

それでも、他の人にとっては13日の金曜日は忌むべき日で、時には病的に恐れることすらあります。パラスケヴィデカトリアフォビアの人がいます。つまり、「13日の金曜日恐怖症」です。

なぜこのような迷信があるのでしょうか?

この迷信はとても古く、ほかの「はしごの下を通る」とか、「黒猫が横切る」とか「家の中で傘を開く」といったものと同様、何世紀にも渡って言われています。

この迷信が新約聖書から来たと考えている人たちがいます。イエスとその使徒をあわせると13人で、またイエスは13日に亡くなったからです。

北欧神話が起源だと言う人々もいます。オーディンの祝宴の時、バルドルという神が死にますが、このとき13人、集まっていました。

ギリシャやローマの影響と考える人もいます。つまり、13という数字は12という数字の調和を断つからです。12は完璧さの象徴です。オリンポス十二神や、王道十二宮などに使われています。

さて、あなたは「13日の金曜日恐怖症」ですか?

・・・和訳ここまで・・・

元記事 → www.jde.fr : Tous les articles : Vendredi 13 : êtes-vous "paraskévidékatriaphobe" ? ☆記事が削除されたので、リンクをはずしました(2020/08/10)

単語メモ

La Française des Jeux フランス宝くじ公社、ラ・フランセーズ・デ・ジュー

grattage スクラッチ 削り取ることです。

hippodrome 競馬場

maladif/maladive 病的な

apôtre 使徒

Jésus イエス(発音はジェジュ)

avancer 言い立てる、申し立てる

Odin オーディン 北欧神話の最高神

rassembler 集合させる

rompre (関係などを)断つ

北欧神話

オーディンという一番えらい神様を含む12人でお食事をしていたら、13番目の招かれざる客がやってきて、善良なバルドルという神様を殺してしまったと伝わっています。

☆フランスで縁起がいいと思われているものをこちらで紹介⇒フランスの幸運のお守り:かわいいフランス語教えます(113)

☆こちらにも「13日の金曜日」の由来を書いています⇒13日の金曜日の迷信、あなたは信じますか?

Le journal des enfants, l’actu pour les 8-12 ansは、1jour1actu !に比べて記事が短く、ちょっと物足りないのですが、ブログの記事にするにはちょうどいい長さだと思います。それにやはり無料ですべて読めるところがよいです。

また、簡単とはいえ、知らない単語、知らないことがたくさん書かれていて勉強になります。13日の金曜日にフランスでギャンブルが盛り上がるということは、私は全く知りませんでした。






マンガL29 フランスで一番人気のあるマンガは?前のページ

L30 フランス人の日本への関心次のページお寿司

ピックアップ記事

  1. 2023年版、フランス語学習用カレンダーの紹介:テーマは「食」

  2. 『星の王子さま』~お役立ちリンク集

関連記事

  1. パリのパンテオン

    フランス語を読む練習

    パンテオンから見るパリの景色

    パリのパンテオンのドームにあるフレスコ画と展望台(一番上)を見せている…

  2. ヒマワリ

    フランス語を読む練習

    ゴッホのヒマワリの絵が意味するもの。

    ヴァン・ゴッホにとって、ひまわりの絵は何を意味したのか説明している短い…

  3. 中国の新年

    フランス語を読む練習

    中国の新年の祝い方。

    2020年1月25日は、中国の正月(春節)です。中国の正月は旧暦なので…

  4. 聖人

    フランス語を読む練習

    守護聖人の祝日(聖名祝日)って何?

    守護聖人の祝日について説明しているARTEの3分の動画を紹介します。k…

  5. パリのイースター

    暦、年中行事

    パック(イースター)2014年~「虎と小鳥のフランス日記」第149話

    今週の「虎と小鳥」は、イースターの話題です。イースターは復活祭。…

  6. ケーキ

    フランス語を読む練習

    友達とケーキを食べていたときのこと(ショート・ムービー)

    友達とケーキを食べているショート・ムービーを紹介します。タイト…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

更新情報をメールで配信中

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

お問い合わせはこちらから

お問い合わせはこちらからどうぞ

封筒
⇒お問い合わせフォームへ


お気軽に^^

☆和文仏訳、仏文和訳の無償サービスは行っておりませんので、ご了承願います。

アーカイブ
PAGE TOP