ビアリッツ

時事ニュース

G7とは何か?(子供むけの簡単な説明)

2019年の8月24日から26日まで、フランスのビアリッツ(Biarritz)で45回めのG7が行われていました。

G7は、Groupe of 7 の通称です。

G7とは何か、子供むけにやさしく説明している1jour1questionの動画をスクリプトとともに紹介します。



G7って何?

1分42秒。

G7の説明は、大人なら知っていることでしょうから、内容をつかむのはそんなに難しくないと思います。

スクリプト

Le G7 réunit les dirigeants de 7 pays, les plus grandes puissances industrielles et économiques de la planète. Ils prennent des décisions principalement dans le domaine de l’économie et des finances. Ils se retrouvent lors d’un sommet, une sorte de réunion géante, qui se tient à chaque fois dans un pays différent.

Mais, à quoi ça sert le G7, exactement ?

Le G7 regroupe actuellement l’Allemagne, le Canada, la France, les Etats-Unis, l’Italie, le Japon et le Royaume-Uni. C’est l’occasion pour leur dirigeants de choisir des orientations pour l’avenir du monde dans une ambiance officiellement décontractée. Ils peuvent coordonner leur attitude face à une crise économique mondiale, par exemple.

Mais, les annonces exprimées en fin de sommet restent souvent sans réalisation concrète. Et de nombreux citoyens pensent que le G7 est une façon pour les pays les plus riches d’imposer leur politique et leur vision économique au reste du monde. Certains manifestent leur mécontentement lors des sommets et il y a souvent des affrontements avec les policiers. Pourtant, ces mouvements défendent la démocratie, la justice sociale et économique, la protection de l’environnement et les droits humains.

Il existe aussi un J7, un sommet junior. Les participants sont âgés de 14 à 17 ans. Ils remettent une déclaration aux dirigeants du G7 pour donner le point de vue des jeunes sur les enjeux de la planète.

スクリプトはこちらを参考にしました⇒C’est quoi le G7 ? – Vidéo – France tv Éducation

和訳

G7は世界での産業と経済の最強国、7カ国の代表の集まりです。これらの国は、おもに経済や金融の分野での決めごとをします。

毎年違う国で行われるサミットという大きな会議で集まります。

そもそも、G7は何のためにあるのでしょうか?

G7は、ドイツ、カナダ、フランス、アメリカ合衆国、イタリア、日本、イギリスの7カ国です。この7カ国の代表が、リラックスした雰囲気の中で世界の将来のために、方向を決めます。

たとえば、世界の経済危機の対応の足並みをそろえることができます。

しかし、サミットの終わりに発表される声明は、しばしば、具体案に欠けます。また、たくさんの人々が、G7は、先進国が自分たちの政策や経済的なビジョンをほかの国に押し付ける方策だと思っています。

サミットの最中、その不満を抗議デモという形で表す人もいて、警察と衝突することがよくあります。こうした運動は、民主主義や、社会と経済の正義、環境や人権の保護を守るものです。

青少年のサミットであるJ7 というものもあります。参加者は14歳から17歳です。かれらは、G7の代表に、声明を渡します。そうやって世界の問題に対する青少年の考えを伝えるのです。

単語メモ

se tenir + [場所、時間] 会議、催しなどが~で/に開かれる、行われる

décontracté  くつろいだ

affrontement  敵対、対立、衝突

enjeu 問題点、争点、焦点 複数形は enjeux



G7関係ニュース

こんな感じで会議をしてました(1分40秒)。

G7のサミットは、1975年、オイルショックのあと、世界経済の混乱を対処するために、フランスの提唱で始まった先進国による首脳会談です。

ロシアが参加してG8のときもありましたが、ウクライナのクリミア併合の問題があったとき、はずされていまは参加していません。

昨今の世界情勢を見ると、ロシアと中国が参加しないと、あまり意味がないような気がします。

2018年のサミットはカナダで行われましたが、このとき貿易問題をめぐって、トランプ大統領だけ、皆と足並みがそろってない雰囲気でした。

そのため、もしかして、首脳宣言が出せないのでは、と危ぶまれましたが、一応出ました。

ところが、今年はなんと首脳宣言がありません。そのかわり、成果をまとめた文書が出ました。

まあ、宣言が出ても、そのとおりに進むかどうかが大事だから、べつに出なくてもいいのかもしれません。

G7が終わって、マクロン大統領をはじめ、各国首脳は「とても成果があった」とか「建設的な話し合いができた」とサミットの成果を強調していました。

「まったく意見が合わず、やる意味なかったです」というはずはないので、多少は割り引いて考えたほうがいいでしょうが、本当に成果があって、各国が、経済成長より、環境を守るほうに目を向け、これ以上、アメリカと中国がけんかしない方向に行くといいですね。

トランプ大統領はイランの大統領と、会談する気があるとも発表しました。

*****

ビアリッツは、フランス南西部にある高級リゾート地です。ビスケー湾に面していて、風景の美しいところです(トップの画像はビアリッツです)。

19世紀に、ナポレオン3世が皇后ウージェニーとよく訪れていた場所とのこと。

サミットが行われていた週末は警備がものものしかったから、終わってほっとしている人も多いでしょう。






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