きょうはクリスマスですね。
今年のクリスマス特集の最後はLe Journal des enfantsに12月24日にのった、読者へのクリスマスのメッセージを読んでみます。
とても短い記事です。
Joyeux Noël à tous ! みなさんへ、メリークリスマス
Pour Noël, les plus beaux cadeaux sont parfois les plus simples.
Le JDE vous présente ses meilleurs voeux.
クリスマスの最も素晴らしいプレゼントは、時には一番シンプルなものです。JDEは読者の皆さんに、そんな素晴らしい贈り物をします。
Comme tous les ans, on a tellement attendu ce moment ! Le Père Noël va bientôt passer et sûrement vous gâter.
Mais dites-vous que le plus beau cadeau que nous avons tous, c’est celui de vivre.
Parfois, c’est difficile (maladie, catastrophe, etc.).
Mais rappelez-vous surtout des meilleurs moments.
Croyez en ce que vous faites.
Ayez des rêves pour l’avenir. Restez optimistes !
一年中、私たちはこの時を心待ちにしていました。もうすぐサンタがやってきて、あなたにプレゼントをくれることでしょう。
でも、最も素敵なプレゼントは私たちは皆、もう持っていることをわかって下さい。それは生きていることです。
病気や災害にあって、時には、生きるのが難しい。でも、一番楽しかった時のことを思い出してください。自分の取り組んでいることを信じましょう。
将来への夢を持ってください。前向きでいましょう。
Sachez apprécier ce que la nature vous offre tous les jours.
Et enfin, n’oubliez pas qu’un sourire ou un regard sont à eux seuls aussi chauds qu’un rayon de soleil.
Ouvrez les yeux et apportez aux autres de la joie et du réconfort.
自然が毎日くれるものに感謝しましょう。そして、最後に、笑顔やまなざし、それだけでも、太陽の光のように暖かいものだということを忘れないで下さい。
注意して、他の人を喜ばせたり、励ましたりしましょう。
Joyeux Noël à tous !
みなさんへ、メリークリスマス!
★元記事 → www.jde.fr : Tous les articles : Joyeux Noël à tous ! ☆記事が削除されたので、リンクをはずしました(2020/08/10)
単語メモ
gâter (贈り物などで)喜ばせる;もてなす
Elle a gâté son petit-fils pour Noël.
彼女は孫に立派なクリスマスプレゼントをした。
C’est trop, vous me gâtez !
こんなにいただいて恐縮です。
*gâterは「痛める、損なう、駄目にする」という、ほぼ逆の意味もあります。
Ce bâtiment gâte la vue.
この建物が景観を台なしにしている。
apporter qc (à qn) (~に)…を与える、差し出す
Ce travail m’a apporté beaucoup de satisfaction.
この仕事は私に大きな満足を与えてくれた。
ouvrir les yeux
目を開く、偏見から覚める、啓蒙する
文法ワンポイント vous に対する命令法
この文章にはたくさん命令法が出てきました。
vousに対する命令法なので、「~してください」と、相手にお願いしたり、うながす感じです。
命令法の作り方
vousの活用から主語を取ります。
Croyez < croire 信じる
Ayez < avoir 持つ
Restez < rester とどまる
Sachez < savoir 知る
Ouvrez < ouvrir 開く
apportez < apporter 差し出す
否定の命令法
主語をとりのぞき、neとpasではさむ。
n’oubliez pas < oublier 忘れる
動詞に代名詞の目的語(補語人称代名詞)がつくとき
代名詞の目的語はふつう動詞の前に来ますが、肯定文の命令法のときは、動詞のあとに置いて、あいだをトレデュニオン(-)で結びます。
dites-vous <dire 言う
rappelez-vous < rappeler 思い出させる
*否定命令文のときは、目的語は動詞の前です。
Ne me dérangez pas.
邪魔しないで下さい。
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欧米ではクリスマスはもらう日ではなく与える日です。
何も持っていなくても、せめてご機嫌でいて、ときどきにっこり微笑んでみましょう。
それでは、みなさま、Joyeux Noël !
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