2013年春季のラジオ講座「まいにちフランス語」の受講メモです。
7月第1週の放送の二日目。非人称表現の代表である天気の言い方を学びました。
天気は時間に比べて、簡単ですね。時間はまず数字を覚えて、それを組み合わせる必要があります。でも天気は、いい天気、悪い天気、暑い、寒い、雨降ってる、雪降ってるぐらいです。
時間を間違えるとまずいけど、天気をいい間違えたところで、変な顔されるぐらいですし。
しかも主語と動詞はIl faitのみ。楽勝ですね。
☆L38 天気の言い方とil y a
1.天気
基本のダイヤローグ
Il pleut et il neige par moments.
Et ce vent ! Il fait vraiment un temps de chien !
雨降ってるね。時々雪も。
それにこの風!本当にひどい天気ね!
・par moments 時々 = parfois, quelquefois, de temps en temps
・un temps de chien 犬の天気⇒犬も外に出せない天気⇒とてもひどい天気
天候の表現は以下の7つを覚えて、あとはvraimentやtrèsなどで強調したり、場所の情報を付け足せばいいですね。
雨が降っている
雪が降っている
風が吹いている
天気いい
天気わるい
暑い
寒い
Il pleut.
Il neige.
Il vent = Il fait du vent.
Il fait beau.
Il fait mauvais.
Il fait chaud.
Il fait froid.
それから、
Quel temps fait-il à 場所 ?
~の天気はどんな感じ?
(動詞の原形は plevoir, neiger, venter)
雨が降ってる、など非人称表現は主語が絶対ilなので、3人称単数の活用を覚えておくだけでいいです.
※時制が変わったら、過去分詞などを覚えないとだめですけど。
今朝、雨降った(複合過去形)。
Il a plu ce matin.
風が吹く、はvent(風、名詞)を主語にする表現があります。
Le vent souffle.風が吹いてる。
Le vent est tombé. 風がやんだ。
などなど。
風の吹き方にバリエーションがあるからでしょうね。四方八方から吹いてきますし。
2.il y a ~がある
Il y a beaucoup de gens.
すごい人出だ。(←人がたくさんいる)
応用の会話より
S’il fait trop chaud, il n’y a qu’à allumer le climatiseur.
もし、暑すぎるなら、クーラーをつけさえすればよい。
Il n’y a qu’à + 動詞の不定法:〜しさえすればいい、〜するだけでよい
一見難しげですが、丸覚えさえすればいい、というやつですね。
qu’à は「カ」と聞こえます。que(ク), qui(キ), que (ケ)という単語はあるけど、qua(カ)という単語はないので、ディクテで「カ」と聞こえたら、qu’à ですね。間違えそうです。
ちなみにquoi(クワ)はあります。
un climatiseur クーラー。略して、climat
☆もっとラジオ講座の記事を読みたい方はこちらへ⇒ラジオ講座「まいにちフランス語」関連記事の目次~その2(1課~47課)
非人称表現は人称がいつも同じなので、動詞の活用を考えなくていいから簡単です。
また、天気の話は挨拶の一種なので、毎日その日の天候を人に話したり、日記に書いてれば覚えますね。
今なら«Il fait chaud aujourd’hui.» とか。
ところで、暑い日にいくら「暑い~っ」と言っても涼しくならないのですが(どっちかというと暑くなると思われます)、どうしても「あっつ~」と言ってしまいますね。
顔や、手足に、霧吹きなどで水をふきかければ、すーっと涼しくなるのでお試しください。
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