スマホを見ている若い男性

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ノモフォビアって何?

ノモフォビア(スマホ依存症)の説明をしている1分の動画を紹介します。

nomophobia は、no+mobile+phobia を合わせた英語で、モバイルフォンがない状態を極度に恐れること、つまり、重度のスマホ依存です。

フランス語では、恐怖症を意味するフォビアは、phobie なので、nomophobie(ノモフォビ)となります。

phobie は女性名詞です。

動画のタイトルは、LA NOMOPHOBIE(ノモフォビア)です。

スマホ依存症

1分18秒。この動画は、「フランス語のCCあり」となっていますが、間違いが多いので、自動生成のフランス語字幕だと思います。表示させないほうがいいかもしれません。画面にたくさん文字が出るので、それを見れば、だいたいわかります。

nomophobie トランスクリプション

Bonjour je m’appelle Tom. Bonjour Tom. Hier j’ai encore passé trois heures sur mon téléphone portable avant de m’endormir.

Je sais bien ce que vous vous dites mais Tom est loin d’être le seul car plus de la moitié des Français sont accros à leur téléphone portable.

On appelle ça la nomophobie, contraction de no mobile phone phobie, qui veut dire en français la phobie d’être séparé de son téléphone portable.

Et c’est vrai que nos portables nous servent à beaucoup de choses : faire les courses, regarder son agenda, lire ses mails, suivre une série, téléphoner, draguer, prendre des photos, allumer son GPS, faire son sport, jouer. Bref, quand on nous le retire des mains, c’est l’horreur, la cata, l’angoisse, le stress totale, quoi.

En France, quasiment un utilisateur sur deux se considère comme accro.

Les symptômes de cette addiction peuvent être nombreux : crise d’angoisse en cas de privation de téléphone, tremblements, tachycardie, sueurs, sensation d’étouffement, stratégie d’évitement pour ne jamais être sans son portable.

Aucun déplacement ne se fait sans l’avoir à la main dans un endroit qui capte.

Autant le dire, la nomophobie peut vous pourrir la vie.

Mais pas de panique. Comme toutes les addictions, il y a des solutions, à commencer par en parler.

Ah, je vous laisse.

ノモフォビ・和訳

こんにちは。私はトムです。

こんにちは、トム。

きのうも、また寝る前に3時間ほど、スマホを使っていました。

あなたが何を考えているかよくわかります。でも、トムのような人は1人ではありません。というのも、フランス人の半数以上がスマートフォンに依存しているからです。

これを「ノモフォビア」と呼びます。no mobile phone phobie を短くしたものです。フランス語の意味は、スマホから離れることに対する恐怖症です。

確かに、スマートフォンはいろいろと役に立っています。買い物、予定のチェック、メール読み、ドラマの視聴、電話、ナンパ、写真撮影、GPSをつける、スポーツをする、ゲームをするなど。

要するに、スマホを手元から奪われると、それは恐怖、災難、不安、大きなストレスというわけです。

フランスでは、ほぼ2人に1人のユーザーが、自分は依存していると考えています。

依存症の症状はさまざまです。電話がないときに強い不安を感じること、震え、心拍数があがること、発汗、息苦しさ、電話から決して離れなくてもすむように手回しする、など。

回線のある場所で、スマホを手にしていない限り、どんな移動もできません。

言い換えれば、ノモフォビアは、あなたの人生を台無しにするのです。

でも、パニックにならないでください。ほかのどんな依存症と同じで、解決策はありますよ。まずは、話すことから始めましょう。

あ、では、これで失礼しますね。

単語メモ

se dire  思う、考える

tachycardie 頻拍 = 心室頻拍、心室(心臓の下にある2つの部屋)から発生する不整脈の一種で、心拍数が毎分120回以上になるもの。正常な心拍数は毎分60~100回だそうです。

pourrir  腐らせる

Je vous laisse  直訳、私はあなたと離れます。人と別れるときや、電話を切る時などに使う言葉で、「それではこれで失礼します」「じゃあ、また」という意味。

ノモフォビア関連動画

La nomophobie, ou la peur d’être séparé de son smartphone

1分44秒。

自撮りすることにも依存してしまうと言っていますね。

スマホに依存している人は世界中にたくさんいて、すでに社会問題になっているので、動画もたくさんあります。

結局、薬物に依存するのと同じ症状が出て、進行すると、破滅しますが、スマホを使うことは、違法ではないので、スマホ依存になっている人は、自分がそこまでまずい状態に陥っていることになかなか気づきません。

スマホが手元にないと、発汗や震え、心拍数の上昇が起きるなら、もはや自分では治せないので、医療機関にかかったほうがいいです。

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数年前に、娘と2人で、電話会社の店舗に行き、新しいiPhoneを買ったことがあります。

新しいiPhoneと引き換えに、古いiPhoneを店の人に手渡したので、帰り道、娘は手元にiPhoneがありませんでした。

新しいiPhoneはまだ箱に入ったままショップの袋に入っていたからです。

店は、ショッピングモールにあるので、「どこかで何か、食べてく?」と娘に言ったら、娘は、「ううん、まっすぐ帰る。スマホがないとなんか不安だから」と答えました。

震えや発汗こそ見られませんでしたが、娘も相当、依存しているかもしれません。

大人は自己責任だと思いますが、小さな子どもやティーンエイジャーは守ってあげなければなりませんね。






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