フランスに興味がない人でも、エッフェル塔、シャンゼリゼ、ヴェルサイユ宮殿、ルーブル美術館あたりは知っていると思います。
ですが、子供に、「ヴェルサイユって何?」と聞かれたら、「パリにあるキラキラしたお城だ」ぐらいしか答えられなかったりしませんか?
そんな時のために、ヴェルサイユについて最低限の知識を教えてくれる、1jour1questionの動画を紹介します。
ヴェルサイユ宮殿とは?
1分42秒。
トランスクリプト
À quoi ça sert ? Ça veut dire quoi ça ? Pourquoi c’est comme ça ? C’est où ? C’est qui lui ? Un jour, une question !
C’est quoi le château de Versailles ?
À la fin du XVIIe siècle, le roi de France, Louis XIV, veut un lieu de vie à l’image de son emblème, le soleil.
Alors il fait transformer en château le pavillon de chasse de son père Louis XIII. Celui-ci est situé à 30 km de Paris, à Versailles.
De 1682 à 1715, Louis XIV y vit entouré de ses courtisans et de son gouvernement.
Mais qu’a-t-il de si spécial, ce château ?
Il est grandiose. Louis XIV voit les choses en grand.
Bâtiments majestueux et parc de 8000 hectares : 10 fois plus grand qu’à l’heure actuelle !
De nos jours, Versailles est en troisième position des lieux les plus visités de France, devant la Tour Eiffel !
Chaque année, des millions de touristes viennent y contempler la célèbre galerie des Glaces et ses 357 miroirs.
Mais aussi l’appartement du roi, composé d’une succession de salons et de la fastueuse chambre royale.
Dehors il peuvent admirer les jardins à la française, le grand canal en forme de croix et les fontaines alimentées par d’astucieux systèmes imaginés par Le Nôtre, le jardinier du roi soleil.
En 1837, le roi Louis-Philippe a créé le musée de l’histoire de France au cœur du château.
Aujourd’hui Versailles appartient à la République française, qui l’utilise dans de grandes occasions.
Comme en 1919, quand le traité de paix mettant fin à la Première Guerre mondiale a été signé dans la galerie des Glaces.
Son nom ? Le traité de Versailles !
Tu te poses des questions ? Nous, on y répond !
トランスクリプトの引用元⇒Ilini | What’s the Palace of Versailles?
和訳
それは何の役にたつの? それはどういう意味? どうしてそうなるの? それはどこ? その人は誰? Un jour, une question(1日、1つの質問)。
ヴェルサイユ宮殿って何ですか?
17世紀の終わり、フランスの国王、ルイ14世は、自分を表す太陽のイメージをもつ家が欲しいと思いました。
そこで、彼は、父のルイ13世の狩り用の住宅を城に変えました。それは、パリから30キロのところにあるヴェルサイユにあります。
1682年から1715年まで、ルイ14世はここで、廷臣と自身の政府の人間に囲まれて暮らしました。
この城は、何がそんなに特別なのでしょうか?
この宮殿は壮大です。ルイ14世は、スケールの大きなことを考えていました。
建物は荘厳で、8000ヘクタールの庭がありました。現在の宮殿の10倍の広さです。
今日、ヴェルサイユは、フランスで観光客がよく訪れる3番目の場所で、次がエッフェル塔です。
毎年、何百万人ものツーリストが、かの有名な鏡の回廊と357の鏡をじっくり見るためにやってきます。
さらに、控えの間と、有名な王の寝室からなる、王の続き部屋も見学します。
外にあるフランス式庭園を眺めることもできます。十字形の大きな運河と噴水は、王の庭師だったノートルが考え出した巧みなシステムによって給水されています。
1837年、ルイ・フィリップ王はヴェルサイユ宮殿のまんなかに、歴史美術館(ヴェルサイユ歴史回廊)を作りました。
現在、ヴェルサイユ宮殿は、フランス政府のもので、大きなイベントに使われています。
たとえば、1919年、第一次世界大戦が終わった後、鏡の回廊で平和条約が調印されました。
その名前とは? ヴェルサイユ条約です。
単語メモ
à l’image de qc/qn ~に似せて、ならって
pavillon 独立家屋、 一戸建ての射て;小屋
voir les choses en grand 大きな視野でものごとを見る
contempler 熟視する、観察する
alimenter ~に必要なものを供給する
ヴェルサイユ、関連動画
ヴェルサイユ宮殿の歴史、ルイ13世の時代からフランス革命まで。
3分25秒。
フランス革命以後。
2分40秒
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おすすめの本。
なぜ、ルイ14世がヴェルサイユ宮殿を作ったのか考察している本です。
この夏、キンドル版を読みましたが、素人にもよくわかるように書いてあって、おもしろく、するする読めました。
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前回、マリー・アントワネットの記事を書きましたので、今回はヴェルサイユ宮殿がトピックの動画を紹介しました。
ルイ14世は、自分の名前を不滅にするため、思い切ったスケールの宮殿を作ったのでしょう。
今のところ、彼の名前はとどろいていますね。
建物は老朽化しますから、この先どうなるかわかりませんが、フランスがある限り、改築しながら、存続させるのでしょうね。
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