パリにある建物、パンテオンを簡単なフランス語で説明している 1 jour, 1 question の動画を紹介します。
タイトルは、C’est quoi le panthéon ?(パンテオンって何?)。
パンテオンは偉人の霊廟(れいびょう、お墓)です。
パンテオンって何?
2017年7月に制作された動画なので、パンテオンに入っている人は78人と言っていますが、その後1人追加され、いまは79人です。
C’est quoi le panthéon ? トランスクリプション
C’est quoi le Panthéon ? Le Panthéon est un monument situé dans le 5e arrondissement de Paris.
Sur sa façade est gravée l’inscription “Aux grands hommes la patrie reconnaissante”. Car depuis 1791, le Panthéon abrite les dépouilles de ceux qui ont marqué l’histoire de la France.
Qui peut entrer au Panthéon ?
Aujourd’hui, 78 personnalités à qui la France rend hommage reposent au Panthéon. Des hommes politiques et des résistants comme Jean Jaurès et Jean Moulin.
Mais aussi des scientifiques comme Marie et Pierre Curie.
Ou bien des écrivains comme Victor Hugo.
C’est le président de la République qui décide qui entre au Panthéon.
La personnalité choisie doit être française, avoir oeuvré pour le pays et il faut obtenir l’accord de ses descendants. Certains y entrent longtemps après leur mort.
Louis Braille, l’inventeur du système d’écriture pour les non-voyants, a attendu 100 ans pour recevoir cet honneur.
D’autres comme Antoine de Saint-Exupéry, l’auteur du Petit Prince mort dans un accident d’avion et dont le corps a disparu, y ont une plaque commémorative. Et les femmes ? La ministre Simone Veil est entrée au Panthéon le 1er juillet 2018 pour son combat pour les droits des femmes.
Mais elles ne sont que cinq à ce jour à y avoir été admises.
Pourtant la romancière George Sand ou la résistante Lucie Aubrac, entre autres, y auraient aussi leur place.
Alors à quand plus de grandes femmes au Panthéon ?
☆トランスクリプションの引用元⇒C'est quoi le Panthéon ? – 1 jour, 1 question | Lumni
パンテオン・和訳
パンテオンはパリの5区にある建造物です。
正面には、Aux grands hommes la patrie reconnaissante(偉人たちへ、感謝せる祖国より)という碑文が刻まれています。
というのも、1791年から、パンテオンには、フランスの歴史に名を残した人の遺体が収容されているからです。
どんな人が、パンテオンに祀られるのでしょうか?
現在、78人の人々が、パンテオンで、フランスの崇敬を受けています。
ジャン・ジョレスやジャン・ムランのような政治家や抵抗者(レジスタンスの運動家)。
マリー・キュリーとピエール・キュリーのような科学者。
ヴィクトール・ユゴーのような作家もいます。
パンテオンに入る人を決めるのは大統領です。
選ばれる人は、フランス人で、国のために働き、子孫(現フランス国民)が同意する人でなければなりません。
亡くなってから、だいぶたって、祀られた人もいます。
盲人のための文字のシステムを作ったルイ・バライユは、(パンテオンに入る)栄誉を得るため、100年待ちました。
『星の王子さま』の作者で、飛行機事故で亡くなり、死体が見つかっていない作家、アントワーヌ・サン・テグジュペリは、記念のプレートが祀られています。
女性はどうでしょうか?
シモーヌ・ヴェイユ大臣は、女性の権利のために戦ったことを讃えられ、2018年の7月1日にパンテオン入りしました。
けれども、これまで、パンテオン入りした女性は5人だけです。
特に作家のジョルジュ・サンドや、レジスタンス運動家のリュシー・オブラックは、パンテオンに場所を確保すべきでしょう。
いつになったら、偉大なる女性たちがパンテオン入りするでしょうか?
単語メモ
une inscriptions 碑文、碑銘
reconnaissant 感謝している
une dépouille 亡骸(なきがら)、遺体
rendre hommage à ~を崇敬する、賞賛する
descendant 子孫、後裔(こうえい)
non-voyant 目の不自由な人
une plaque 板、プレート
entre autres 特に
この原稿を書いた人はきっと女性でしょうね。
パンテオン・関連情報
■パンテオンの概要
パンテオンの建物を案内する2分半の動画です。
2分38秒。2018年の12月に撮影されたもの。
パンテオンは、古代ギリシャ・ローマで神々を祀った万神殿で、panは、ギリシヤ語で「すべての」という意味、théonは、「神の」という意味の単語から来ています。
パリのパンテオンは、18世紀後半に作られた建物で(1789年に完成)、はじめは、サント=ジュヌヴィエーヴの教会でしたが、フランス革命のとき、国民議会で、フランスの偉人たちの墓にすることが決まり、いまは、偉人の墓所になっています。
フーコーが振り子の実験をした場所でもあり、天井から振り子がつるされ、時を刻んでいます。
現在、79人の偉人が祀られています。
■パンテオンに入っている人たちの特徴
パンテオンで祀られている人の傾向を紹介している動画です。
2分6秒
男性で政治家や軍人だと、パンテオン入りしやすいようです。
シモーヌ・ヴェイユがパンテオン入りする前に作られたものなので、女性は4人、と言っています。
■関連記事もどうぞ
パンテオンの丸天井にある壁画と屋上について⇒パンテオンから見るパリの景色
「星の王子さま」の作者、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの生涯
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パンテオンンを紹介しました。
200年で、80人しかパンテオン入りしていないので、かなり狭き門ですね。
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