ラジオ講座の内容を覚えるために作っていたパタパタシートをご紹介します。
ラジオ講座はテキストにメモを書きながら聞いていましたが、復習用としてパタパタシートなるものを作っていたのです。
パタパタシートって何?
暗記するために何かいい方法はないかと探していたとき、たまたまネットで目にしたのがパタパタシートです。
このシートは紙1枚を3回折って作ります。そうすると8面できます。ひとつのテーマに2面あてます。2面のうち1面に問題などを書き、パタっとめくるともう1面に書いた答えが見える、というものです。
わたしのパタパタシート↓
こんな説明ではわからないでしょうね。
考案者の方のビデオがあるのでごらん下さい。
7分38秒
英文暗記ツール「パタパタシート」の作り方
パタパタシートを導入しようと思った理由
私がこのシートを作ってみようと思った理由は三つあります。
1.ものすごくアナログだから。
2.ほとんどコストがかからず手軽に作れるから。
3.効果があると思ったから。
ひとつずつ説明していきますね。
1.アナログがいい
1.私はもともとアナログ人間でアナログな物が好きなんです。時計もアナログ派です。
今、デジタル機器を駆使して学習の工夫をされてる方が多いですよね。
自分がやってないからその実態は知りませんが、スマートフォンのアプリケーションや、エバーノート、エクセルなどで暗記ものをまとめている方も多いと思います。
が、私はそういうのは苦手で、手書きが好きなのです。
アナログっていいですよ。デジタル機器は電気が切れたり、電池が切れたら突然止まってしまいます。
その点アナログなものは、少しずつ朽ち果ててゆきます。この感じが特に好きです。
2.そのへんの紙を有効活用できる
2.このシートは紙の一面だけあればできます。うちには、子どもの学校のお知らせやらなんやら、片面だけ印刷した紙がたくさんあり、何か有効に使える方法はないかと常々思っていました。
パタパタシートを作れば、そういった紙を再利用できると思ったのです。
何も準備せず、すぐに取りかかれる手軽さが魅力でした。
3.暗記できそうな気がした
3.パタパタシートを使う覚え方は「カードの表を見て答えを思い浮かべ、カードをめくって裏を見て確認する」というフラッシュカード方式と同じです。
これってけっこう効果あるんです。フラッシュカードはばらけますが、パタパタシートは薄いですし、1枚にたくさんの項目を入れることができるので、携帯に便利です。
パタパタシートが続かなかった理由
「これは、いいかも!」と思った私はA4の紙1枚にラジオ講座1課分の要点や、覚えたいことをまとめ、復習できるようにしました。
こんな感じ
しかし10課の途中まで書いて挫折しました。
挫折した原因を以下のとおり。
1.シートに書く向きを何度も間違えて疲れた。
2.ラジオ講座の内容がどんどん難しくなっていった。
3.自分で自分の字が読めないことがよくあった。
4.パタパタさせたけど、思ったほど頭に入らなかった。
こちらもひとつずつ説明していきます。
1.私には作成が困難
1.パタパタシートはめくったときに、うまく答えが見られるように独特の書き方をします。
1つの項目の問題と答えは上半分か下半分の四面の対角線上にくる場所に、向きを逆にして書かなければなりません。
私はぼ~っとしているので、何度も書く場所と向きを間違え、そのたびに書き直していました。
これは人間の脳の働きに対してNGの書き方ではないのかと思いました。
自分のアホさを呪いつ、スキットの例文や、部分冠詞がどうしたこうしたと書いていました。
そのうち、この作業がものすごくめんどうになったのです。
2.ラジオ講座の進度についていけない
「サトシのナント留学記」は内容が濃く、進度もとても早かったです。
講座はどんどん難しくなり、だんだん1枚の紙にうまくまとめられなくなってきました。字もすごく小さく書く必要がありました。そしてその字なんですが・・・
3.自分の字が読めない
私、もともとあまり字がきれいではないのです。
パタパタシートを作るときはできるだけ丁寧に書いていましたが、それでもたまに読めないことがあり、確認のため、テキストを引っ張りだす必要が生じました。
4.思ったほど覚えられない
4.これは2の理由に関連しています。一面にわりあいたくさん内容を盛り込んだせいか、パタっとさせても、目当ての答えにさっとたどりつけませんでした。
要するに、なんやかんやで作るのがめんどくさくなってきました。
☆入門日記第7回はこちらから⇒トリュフォー監督のお世話になることを決意
発見したときはすばらしい学習ツールに見えたパタパタシート。
はりきって作り始めたものの、10課のまとめの途中で、パタっとやめてしまったのです。
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