こども新聞(le Journal de Enfants)でツリーの処分方法について読みました。
先日、サン・ジェルマン・デ・プレのマルシェ・ド・ノエル~「虎と小鳥のフランス日記」第132話の記事で、ツリーはエピファニー(公現祭、1月6日)までは飾っておくべき、と書いたのですが、この記事ではその前日の1月5日に処分するのが伝統である、とあります。まあ、だいたいそのあたりですね。
今年は1月5日が日曜なので、この日に片付ける家庭が多いかもしれません。フランスの人はエピファニーはガレット・デ・ロワを食べたいですから、きっと、切り替えが早いことでしょう。
Sapin: on le garde ou on le jette ? クリスマスツリー:とっておく、それとも捨てる?
毎年フランスで6300万本ものツリーが販売されます。でもひとたびホリデーシーズンが終わったら、どうするのでしょうか?
さあ、終わった。ホリデーはもう終わり、家の中はふだんのペースに戻りました。ツリーの飾りを取りはずさなければなりません。時には、哀しい時間ですが、避けられないことです。
いつそうすべきでしょうか?伝統によれば、クリスマスは12日続きます。つまり、クリスマスが終わるのは、エピファニーの前日の1月5日です。
とはいえ、飾りを取ったツリーはどこに捨てるべきでしょうか?
道に捨ててはだめ、自然に返すのもだめ
自然に返すのはだめです。というのも、私たちはツリーを植え直すのはいいことのように考えてていますが、これは間違いだからです。
地面に捨てるとツリーの針葉が酸性になり、まわりには何も生えてこなくなります。それは庭にツリーを植えても同じです。そばには花が咲かなくなることを知っておかなければなりません。
道路に捨てるのもいけません。歩道や森に捨てると150ユーロの罰金です。
最も簡単なのは、ゴミ処理場に持っていくことです。たいていツリー専用のコンテナが用意されています。収集場所に持ってくるよう指示している市もあります。自分の住んでいる場所がそうなのかは、市役所に電話して聞いてみる必要がありますね。
また、園芸専門店やイケアなど、自分の店で売ったツリーを回収する店もあります。
・・・和訳ここまで・・・
元記事 → www.jde.fr : Tous les articles : Sapin: on le garde ou on le jette ? ☆記事が削除されたので、リンクをはずしました(2020/08/10)
単語メモ
dépouiller ~の飾りをとる
L’automne dépouille les arbres.
秋になると木々は葉を落として裸になる。
se séparer 別れる、離れる
Je me suis séparé des miens.
私は家族のもとから去った。
se tromper 間違える、あやまる
Je me suis trompé sur votre compte.
あなたについて思い違いをしていました;そんな人だとは思いませんでした。
déchetterie ゴミ処理場
enseigne 看板
樅の木の葉っぱが酸化してしまうなんて、ちっとも知りませんでした。枝を挿し木するのはいいのでしょうか?まあ、あそこまで大きくするには何年もかかると思いますが。
私の住んでるところは、いつものゴミ収集車が回収してくれます。
うちはきのう、家人がツリーを片付けてしまいました。自分で買ってきたのに、今年のツリーはそんなに気に入ってなかったようです。
いつもだと、ツリーがあると家中が樅の木の香りでいっぱいになるのですが、今年のツリーは小ぶりだったせいなか、最初から全く匂いませんでした。
やせた土地で育った樹だったのかな?
それでは、次回の子ども新聞の記事をお楽しみに。
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