ピンクのバラ

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バレンタインデーに贈るバラが環境によくない理由(後編)

このバレンタインデーのプレゼントとして使われるバラの栽培によって、環境に負荷がかかっていると伝えるル・モンドの動画を紹介、後編です。

タイトルは、Pourquoi les roses de la Saint-Valentin sont un cadeau empoisonné(なぜ、バレンタインデーのバラが毒のある贈り物なのか?)

un cadeau empoisonné

5分24秒。フランス語の字幕付き。

前編は、2分55秒から最後まで。

Les roses de la Saint-Valentin

Ce qui équivaut, en gros, aux 10 kilomètres que je viens de parcourir en voiture pour une seule rose.

Autre inconvénient des fleurs qu’on importe, elles sont souvent produites avec beaucoup de pesticides pour les faire pousser plus vite et qu’elles tiennent mieux dans le temps.

En 2014, Greenpeace a analysé des plantes de jardinerie, de supermarchés et de magasins de bricolage dans dix pays d’Europe.

La quasi-totalité des échantillons analysés présentaient des traces de pesticides, et en tout, 76 substances différentes avaient été retrouvées, dont 14 % n’étaient pas autorisées en Europe.

Et le problème, c’est que ces pesticides sont très persistants dans l’environnement et dangereux pour les abeilles.

Il faut revoir la flore comme un produit de saison. C’est du végétal. C’est du vivant. Il ne faut pas demander à avoir quelque chose qu’on n’a pas chez soi à ce moment-là.

Mais les choses commencent à changer.

Emeline Declerck s’inspire d’un mouvement qu’on appelle le slow flower chez les Anglo-Saxons, c’est-à-dire une production à la fois locale et de saison.

En plus, ici, elle a rajouté le bio.

Travailler sans pesticides, c’est pour l’environnement et c’est aussi pour ma santé. Si on me dit : “Des fleurs bios, je ne les mange pas. Quel est l’intérêt ?” L’intérêt est aussi pour le producteur. 

Il est en contact direct avec les produits.

Si les produits sont nocifs, peut-être que vous en aurez quelques traces sur vos produits, mais c’est surtout le producteur qui se les prend.

L’avantage de cette production locale, c’est qu’elle permet de soutenir toute une filière.

Car aujourd’hui, le nombre d’horticulteurs ne cesse de diminuer, moins 40 % en une dizaine d’années.

Comme le montre ce graphique, les surfaces de production ne cessent de diminuer en France depuis 15 ans.

Alors le slow flower que développe Emeline est encore un mouvement jeune.

En France, il tente timidement de se structurer autour de collectifs, comme celui de la Fleur française ou Fleurs d’Ici.

Mais aux États-Unis, il est plus implanté.

Les chiffres datent un peu, mais entre 2007 et 2012, le nombre de fermes de fleurs locales avait augmenté de 20 %.

La prochaine fois que vous achetez des fleurs, n’hésitez pas à penser à ce reportage.

Pensez bien qu’en général, comme pour les fruits et les légumes, il y a aussi des saisons pour les fleurs.

Si vous voulez acheter local, en général, il y a un label marqué dessus.

Mettre des paillettes sur des fleurs.

Comme si, ce n’était pas déjà assez beau une fleur, il faut coller des paillettes dessus.

Je ne vois pas l’intérêt.

☆前編はこちら⇒バレンタインデーに贈るバラが環境によくない理由(前編)

☆エムリーヌさんは、文の最後に quoi と言ったりしていますが、動画の字幕をそのまま使っています。

バラの栽培と環境・和訳

これは、バラ1本を運ぶために、車で10キロメートル走るのとほぼ同じです。

輸入している花の別の問題は、しばしば農薬をたくさん使って、成長を早め、長持ちさせようとしていることです。

2014年、グリーンピースが、欧州10カ国のガーデンセンター、スーパーマーケット、ホームセンターで売っている花を分析しました。

ほぼすべてのサンプルに農薬が残っていて、全部で76の違う物質が見つかり、そのうち14%は、欧州では認可されていないものでした。

問題は、殺虫剤は、環境の中でとても残留しやすく、ミツバチにとって危険なことです。

– 花は季節の商品として捉えるべきです。植物です。生きています。そのとき、ないものを要求すべきではありません。

しかし、状況は変わり始めています。

エムリーヌ・デクレックは、イギリスで、スローフラワーと呼ばれるムーブメントに触発されています。その季節の花を地元で栽培することです。

さらに、ここで、彼女は、有機栽培も加えました。

– 殺虫剤を使わずに仕事をすることは、環境にもいいし、自分の健康のためにもいいです。

「花がオーガニックでも食べるわけじゃない、いったい何のためにそうするのか?」と人が私に言うなら、生産者のためにもなると、言いたいです。生産者は直接、栽培したものに触れますから。

生産したものが有害なら、買った花に痕跡が残っているでしょうが、その毒を取り込んでしまうのは、おもに生産者です。

地元で生産するメリットは、この産業全体をサポートできることです。

というのも、今日、園芸家の数は、減少し続けており、10年ほどで、4割も減っています。

このグラフが示しているように、フランスでは15年前から、栽培面積が減少の一途をたどっています。

エムリーヌが広げようとしているスローフラワーは、まだ始まったばかりのムーブメントです。

フランスでは、フルール・フランセーズや、フルール・ディシといったグループを中心に少しずつ体制ができているところです。

しかし、合衆国では、もっと定着しています。

少し古い数字ですが、2007年から2012年の間に、地元の花農家が20%増えています。

今度、花を買うときは、ぜひ、このルポルタージュを思い出してください。

果物や野菜と同じように、ふつう、花にも旬があると考えてください。

地元産の花を買いたいときは、たいてい下にラベルが貼ってあります。

花にスパンコールをつけるなんて。

花だけでは、美しさが足りないから、スパンコールをつけなければならないってことですね。

まったく興味がありません。

単語メモ

en tout  全部で

nocif  有害な、有毒な

une filière  手順、段階、組織

スローフラワームーブメント

マルヌ県でスローフラワーを実践している花農家を取材したニュースです。

À Somme-Tourbe dans la Marne, le circuit court c’est aussi pour les fleurs(マルヌ県のソンム・トルブ:短い経路は花のためにもいい)

3分20秒。

2021年のニュースなので、マスクをしてます。

■関連記事もどうぞ

5月20日は、世界ミツバチの日:なぜミツバチは、私たちの生活に必要なのか?

******

花にも旬がある、その季節にないものを求めてはいけない。

その通りですね。

ないものを無理やり手にいれようとするから、環境が汚されてしまいます。

自然のリズムに合わせることが、地球に負荷をかけない最大のコツですね。






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