私が毎週受け取っているビデオのフランス語の教材。
93話の受講メモです。
今回のエピソードはカミーユが近所のイヴ・ロシェのコスメショップにお化粧をしてもらいに行きます。
その晩ライブがあるから、ステージメイクをしてもらうのです。
今回の見どころ
1.しゃべりまくり美容部員(メークさん)
2.化粧に関する表現
3.だんだんできていくカミーユの顔
化粧をしてくれるお姉さんがものすごくよくしゃべるんです。しかも早口。聞き取りは上級者むけです。
少なくとも私はほとんど聞き取れませんでしたよ・・・
3つのキーフレーズ
今回の3つのキーフレーズをご紹介します。
一つ目は冒頭、カミーユが「これから化粧してもらいに行く」と説明している箇所、二つ目はカミーユが美容部員に質問。三つ目は口紅の色を選んでいるところです。
きょうも仏語字幕のキャプチャーです。
シーン1
というのも、今夜はライブがあります。だからすごくきれいにしなければなりません。
Parce que ce soir j’ai un concert, et il faut que je sois très belle.
シーン2
ふだん、ファンデの色を選ぶには自分の肌より、少し明るいものを選ぶべきですか、それとも少し・・・
Et en général pour choisir le fond de tient il faut que se soit un peu plus clair que se peau, ou un peu…
シーン3
えーと、どっちにしようかしら
Alors lequel je préfère…
覚えておくと使えそうな単語と表現
3つの表現のうち2番めは少し難しいですが、1と2は使いでがありそうです。
1は時間と用事を入れ替えていろいろ使えます。
Parce que _____ j’ai _____, et il faut que je sois très belle.
今晩というかわりに明日(demain)と言ってみたり、曜日を入れてみたり
フランス語の曜日の言い方はこちらで確認できます⇒1週間の言い方、曜日の復習:フランス語の暦(18)
ライブの代わりに、パーティ(soirée)や、デート(rendez-vous)などの予定を入れればいいですね。
言う相手は家族、美容師、ペット、先生、友だち、道であった人など、可能性はいろいろと考えられます。
2.はどっちがよいか迷っているときに。
キーフレーズの lequel は couleur(口紅の色)をさしています。
couleur が男性名詞なので lequel を使用。
私、どっちの色が好きかしら⇒どっちの色がいいかしら
服を買うときなど、色で迷うことはよくありますから、このまま覚えておくといいでしょう。
il faut que + 接続法
~しなければならない という表現のil faut que のあとは接続法の動詞が来ます。そういうことが実現してほしい、という気持ちがこめられています。
ほかの例:
Il faut que tu manges des légumes.
野菜を食べなきゃダメ。
それにしても、よくしゃべる美容部員さんでした。
個人的に、おしゃべりな美容師さんや、エステシャンさんは苦手です。
むこうは気を使っていろいろ聞いてくれるんでしょうが、わたしは黙ってサービスだけしてほしい、と思うほうです。
そういうサービスを受けているとき、けっこう頭の中でいろいろ考えてるんです。
美容院の椅子の上にいる時って、落ち着いて考えごとができるいいチャンスじゃないですか?
そこで、あれこれ聞かれると、せっかくの思索の時間が台無しです。
このビデオに出てきた方は、質問をすると言うより、自分の言いたいことを怒涛のようにしゃべるという感じでした。
最後に、「どうですか、気に入りました?」と聞かれた時、カミーユが作り笑いをしていたとしか思えなかったのですが・・・
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