「虎と小鳥のフランス日記」第138話の受講メモです。
今週と来週はいつもと趣向が違い、2014年1月15日にパリで行われた『虎と小鳥』の受講生さんとスタッフの新年会の様子です。
参加者はパリとその近郊にお住まいの受講生さん、カミーユ、アントワーヌ、ティファニー、そしてケンです(敬称略)。
場所はギャラリー・ヴィヴェンヌという美しいアーケード街(パサージュ)の中にある「ビストロ・ヴィヴィエンヌ」というレストラン。
このレストランは以前、第24話に登場しましたが、とてもシックな内装が魅力的なお店です。
第24話の記事はこちら⇒ビストロ・ヴィヴィエンヌでお茶をする
その1はカミーユとティファニーの自己紹介など。来週はもりあがる会話が収録されているようです。
きょうのメニュー
この回は受講生さんがたくさん写っていますが、勝手にキャプチャーをとると支障があるので、カミーユとティファニーの写真のみでお送りします。
それでは、復習行ってみよう!
3つのキーフレーズ
楽しみです
ティファニーは「虎と小鳥のフランス日記」の解説をしていますが、同時に、時々行われるスカイプを使った「ネイティブ会話力養成講座」の講師でもあります。
「近々またこの講座が始まるので、たくさんの方に参加してほしい」とおっしゃっていました。
たくさんと言ってもね、定員がすぐ埋まっちゃうんですよね、この講座。
とにかく、私は楽しみにしてます。
En tout cas j’ai hâte.
照れます
ある生徒さんが、「ティファニーは素晴らしい先生!」とほめましたので、彼女は照れていました。
照れますね。
Vous allez me faire rougir.
何たる偶然
実はこの新年会に3人の歌手がいました。1人はカミーユ、もう2人は受講生さんで、ともにオペラの歌手なんだそうです(解説によれば)。
パリに音楽留学できるなんていいですね・・・遠い目
なんて偶然なんでしょう。
Quelle coïncidence.
3つのキーフレーズ
avoir hâte (de + 不定法)
…を切望する
これは決まった表現。
hâte というのはもともと「急ぐこと」なので、待ちきれない気持ちが入っています。「早く~だったらいいなあ」というニュアンスですね。
Il avait hâte de sortir.
彼は早く外出したかった。
J’ai hâte d’être à demain.
明日が待ち遠しい。
faire rougir
rougir は 赤くなる
faireは ~させる
aller(allez) は ~しようとしている(近い未来)。
よって、
あなたは、私を赤くさせようとしている⇒赤面しちゃいます⇒恥ずかしいです⇒照れますね。
ティファニー、ここで本当に赤くなってしました。
Quelle coïncidence
この quel, quelle は感嘆文を作る quel, quelle です。
Quel dommage !
なんて残念な!
Quel choc !
何たるショック!
Quelle horreur !
なんて恐ろしい!
coïncidence は偶然の一致。
Quelle coïncidence をこのまま覚えておくといいですね。
きょうの豆知識~ギャラリー・ヴィヴィエンヌ
ギャラリー・ヴィヴィエンヌは2区にあるパサージュで、長さは176メートル。幅は3メートル。完成は1826年。かなり古いですね。ネオ・クラシック様式の建物です。
パリの中央にあり、パレ・ロワイヤル、証券取引所、そしてグラン・ブルヴァールのそばです。現在はゴルチエなど、ブティックがたくさん入っています。
パリで最も美しいパサージュと言われている場所です。
★ホームページはこちら⇒La galerie – La galerie Vivienne
★ギャラリー・ヴィヴィエンヌの写真はこちらの記事にもあります。
⇒映画 Les Émotifs anonymes(匿名レンアイ相談所)予告編のフランス語 後篇 この映画の主人公がこのパサージュで、ぐるぐる回るシーンがありました。
★この続きはこちらから⇒⇒第139話 虎と小鳥2014年パリ新年会・その2
★2012年パリ支部の忘年会のエピソードはこちら
⇒第81話 虎と小鳥の忘年会・2012年 キーフレーズ アメブロ
この新年会、とても上品な、しかしなごやかな雰囲気でした。
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