「虎と小鳥のフランス日記」の最新エピソードの受講メモです。この回は子ども向けの演劇の練習をカミーユが見るお話。
劇をやっていたのは、以前第154話、155話に登場したマリとロマンです。マリがこの劇を書きました。
第155話⇒フランスの舞台関係者の不定期労働~「虎と小鳥のフランス日記」第155話
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それでは、復習行ってみよう!
3つのキーフレーズ
前に聞いたことを繰り返し尋ねる時に使うdéjà
カミーユがマリに聞きます。
最初の(公演は)いつだったっけ?
Et donc la première est quand, déjà ?
このdéjàは文末につけます。
Comment vous appelez-vous, déjà ?
ええっと、お名前はなんとおっしゃいましたっけ?
Qu’est-ce qu’il a dit, déjà ?
いったい彼はなんと言ったんですか。
良い思い出ばかり
実はカミーユも、以前同じ劇をマリと演じています。そのことをアントワーヌに聞かれたとき言った言葉です。
良い思い出ばかりよ。
Que de bons souvenirs !
Il n’y a que de bons souvenirs. の略です。
ne … que は 「que以下のものだけ」、という限定する表現。
~するまで
劇中でいろいろな音を調合しているときの会話。
笑い声になるまでまぜてください。
Jusqu’à ce que le mélange vous fasse une risette.
jusqu’à ce que + 接続法
~するまで
Je resterai ici jusqu’à ce qu’il vienne.
彼が来るまでここにいます。
risette 幼児の笑い
Fais risette à maman.
(赤ん坊に向かって)ママににっこりしてごらん。
fasse < faire の接続法
«Il était un son» 『音の物語』
このお芝居のタイトルを訳すと、「音のお話」のような感じです。
Il êtait une fois.(昔昔、あるところに)というお伽話の出だしの表現にかけています。
お話は、音の収集家で、音の仕立屋のソナタン(Sonatin)が沈黙の国にやって来ることから始まります。
沈黙の国では、どんな音をたててもいけないのです。ソナタンは沈黙の国の王女シラ(Sila)に音楽の美しさを教えます。
そして沈黙の国は、愉快な音のあふれる場所へ。
ロマンがソナタンで、王女がマリです。
Sonatinはsonate(ソナタ)、Silaはsilence(沈黙)からつけた名前でしょうね。
いかがでしたか?
リハーサルを少し見ただけですが、踊りもいっぱいで楽しそうな劇です。本番も見てみたいと思いました。
それでは次回の「虎と小鳥のフランス日記」の記事をお楽しみに。
はじめまして。ケベックに住み始めて1年のまちです。ケベックに住み始めてからフランス語を勉強し始め、トラと小鳥の文法&読解も終わり、これからトラと小鳥の映像の方を本腰をいれて取り組もうと思っています。penさんの復習も参考に続けていこうと思っています。よろしくお願いします★
まちさん、はじめまして。
コメント、ありがとうございました。うれしいです。
ケベックにお住まいなのですね。いいですね。学んだことがすぐに活かせるのではないですか?
「虎と小鳥のフランス日記」、バックナンバーを含めて全エピソード、このブログで参照できるように、書いているところです。
少しでも参考になればうれしいです。
これからもよろしくお願いします★