ゴッホの墓

虎と小鳥のフランス日記

ゴッホの亡くなった村~「虎と小鳥のフランス日記」第20話

「虎と小鳥のフランス日記」のバックナンバー、今週は第20話の復習をしました。

今回は、オーヴェル・シュル・オアーズ(Auvers-sur-Oise)というパリの北西30キロほどのところにある小さな村が舞台です。

ここに画家ゴッホのお墓があるのですね。

ゴッホ(1853-1890)は言わずと知れた、日本でも大変人気のあるオランダ人の画家で、巨匠と呼ばれています。ところが、生前はあまりに独自の作風すぎて、たった1枚しか絵が売れなかった人。

彼は、1890年7月29日に亡くなったとき、この村に滞在していました。

ちなみに、Vincent Van Gogh という名前、日本語ではヴィンセント・ヴァン・ゴッホですが、フランス語では、ヴァンサン・ヴァン・ゴーグです。知らないとヴァンサンヴァンゴーグと言われてもピンと来ないですね。

英語読み:ヴィンセント・ヴァン・ゴーグ
オランダ語読み:ヴィンセント・ヴァン・ホッホ
ドイツ語読み:フィンセント・ファン・ゴッホ

オランダ語のgの発音が、日本語のカタカナでは表しきれないとか。

きょうのメニュー

  • 3つのキーフレーズ
  • キーフレーズをちょっと解説
  • 豆知識~オーヴェル・シュル・オアーズとゴッホ
  • それでは、復習、行ってみよう!



    3つのキーフレーズ

    もし~なら

    村の駅で、「オーヴェルニュ駅の画家協会」という、アマチュアの絵描きさんたちの集まりの作品展が開かれていました。協会のおばさんが案内してます。

    ええっと、もし見に行きたいのなら・・・

    オーヴェル・シュル・オアーズ

    Donc si vous voulez venir voir… ?

    すでに~した

    カミーユがおばさんに聞きます。

    あの、あなたは、もうすでに出品されたのですか?

    オーヴェル・シュル・オアーズ

    Et vous … vous avez déjà euh…exposé toutes…

    ここにはありません

    この部屋におばさんの作品はないそうです。

    今、ここにはないんですよ。

    オーヴェル・シュル・オアーズ

    Là y’en a pas…

    駅にあるビルの一室で、月に1回、各メンバーが自分1人の作品展を開いているそうです。

    キーフレーズの解説

    si+現在形 「もし~なら」

    これは条件法などではなく、単なる仮定です。

    Téléphonez-moi si vous êtes libre.
    暇なら電話してくださいね。

    S’il fait beau demain, je sortirai.
    あす天気がよければ、出かけます。

    *siのあとは、たとえ未来のことであっても、動詞は未来形にはなりません。

    複合過去

    vous avez déjà euh…exposé toutes…
    会話にはよくある現象で、最後までしっかり文章を言っていませんが、カミーユの言いたいことをすべて補うと、

    Vous avez déjà exposé toutes vos toiles ?
    あなたはすでに作品をすべて展示しましたか?

    avoir + exposer (出品する)の過去分詞で、複合過去です。

    y’en a pas

    y’en a pas… の y’ は il y の略
    このenはその前に話題になっているおばさんの作品をさしています。

    よく出てくる il y a (~がある) に en が入り、それが否定形になり、il n’y en a pas. そしてneが省略されています。

    y’en a pas とまるごと覚えるといいですね。



    きょうの豆知識~オーヴェル・シュル・オアーズとゴッホ

    オーヴェル・シュル・オアーズ(Auvers-sur-Oise)はとても美しい村で、ゴッホのみならず、セザンヌ、ドービニー、ピサロ、コローなどもここにアトリエを構えたり、滞在しました。Oiseというのは川の名前です。

    自然が彼らにインスピレーションを与えたのでしょう。ドービニーの家は今は美術館になっています。

    こんな感じの場所です(動画からキャプチャーしました)
    オーヴェル・シュル・オアーズ

    この村を有名にしたのは、なんといってもゴッホです。彼はここで70点ほど、絵を描いています。光でいっぱいの春や夏の自然が好きだったのです。

    ここはゴッホが最後に過ごしていたラヴーという宿(Auberge Ravoux)。現在は「ゴッホ記念館」として、彼が住んでいた部屋が当時のまま公開されています。

    オーヴェル・シュル・オアーズ

    この宿屋の裏の畑で死の二日前にピストル自殺し(本当に自殺かどうかはいまだに諸説あるようですが)、今は弟のお墓と並んでこの場所に眠っています。

    関連記事もどうぞ⇒モンマルトルの収穫祭 2013年 その1「虎と小鳥のフランス日記」第128話 パリ時代のゴッホの絵について。

    いかがでしたか?なんだか村中が美術館のような場所ですね。それでは、次回の「虎と小鳥のフランス日記」の記事をお楽しみに。






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