パリ9区にある« Aux Pipalottes Gourmandes »という店が舞台の「虎と小鳥のフランス日記」第47話を勉強しました。
看板に「レストラン兼お惣菜テイクアウト店兼高級食料品」(Restaurant-Traiteur-Épicerie Fine)とあるお店です。
グルメなタイプの食品を販売しているだけでなく、中で食事もできる場所ですね。
今回はビデオも解説も長いです。きょうはまずサンプルビデオを学習しました。
サンプルビデオはこちら
★2015/01/24追記
「虎と小鳥のフランス日記」の配信が終了したため、サンプル動画も削除されました。あしからずご了承ください。
続きにはスクリプトと和訳を書いています。
サンプル部分のスクリプト
À l’entrée du restaurant
– Mmm, on va se régaler.
Dans le restaurant, description du lieu
– Donc, nous sommes, ici… au restaurant, qui s’appelle : « Aux Pipalottes ». Euh…
– « Gourmandes ».
– « Aux Pipalottes gourmandes », tout à fait. Et donc euh… ce restaurant… fait à la fois traiteur.
On peut commander des desserts euh…y’a toutes sortes de choses.
On a envie de tout dévorer, là. A ma droite y’a…du bon vin, des bougies, des confitures… hum, des piments, du sel, du poivre, des sirops… des liqueurs, et puis… toutes sortes de desserts.
Donc euh…j’crois que ça va être sympa.
レストランの入り口で
うーん、ごちそうを食べるわよ。
レストランの中。場所の説明
え~、「オ・ピパロット」という名前のレストランにいます。え~と・・
グルモン
「オ・ピパロット グルモン」そうですね。それで、このレストランはお惣菜屋さんでもあります。
デザートなど、あらゆる種類のものを頼むことができます。
ここにあるもの、みんな食べたくなりますね。私の右には高級ワイン、キャンドル、ジャム、唐辛子、塩、コショウ、シロップ、お酒、それからいろんなデザートがあります。
食事も期待できますね。
わかりやすい!フランス語の解説
on va se régaler
se régaler ごちそうを食べる。
前回、46話のキーフレーズその1で解説しています
⇒フランス語で「ブロンズになる」とは~「虎と小鳥のフランス日記」第46話
tout à fait 完全にその通りです⇒その通り(同意を示す言葉)。
traiteur 仕出し屋、惣菜屋 おかずを売る店です。今ふうにいうとテイクアウト店。この店は、名前にgourmande (食いしん坊の)とあるように、特に食にこだわっている人の需要に応えられるような、高級な食品がたくさん置いてあります。お値段も高いと思われます。
On a envie de tout dévorer
avoir envie de ~したい
dévorer むさぼり食う、食べつくす
辞書には例文として「ハイエナが死肉をむさぼり食う(!)」とか「毛虫がバラの葉を食い尽くした」などとありますが、ただ食べるだけでなく「すっかり食べ尽くす」ニュアンス。
この店のもの、全部食べたくなるわ、ということです。
ça va être sympa
このça は状況で、vaはaller。「こんなにおいしそうなものが、いろいろあるし、これからからsympaになりそうです」⇒「食事もきっとおいしいに違いない」と訳しました。「くつろげそうね」でもいいかも。
レストランで注文待ちしているとき、使えそうな言い方ですね。
●この店のホームページはこちら
Aux Pipalottes Gourmandes – Restaurant – Traiteur – Epicerie Fine – Paris
ホームページでは、店内をぐるっと360度、見られるのですが、もうすごいですよ。ほんとうに食品がぎっしり。
地震がないから、こういうふうに積めるんでしょうね。在庫チェック、大変そうです。
フランスのお菓子の紹介
店内にいろんなお菓子やお菓子メーカーのキャラクターグッズが置いてあり、ビデオを見ているととても楽しいです。
ひとつひとつ見ていくと、ブログの記事が最低でも5つは書けますね。きょうはごく簡単に4つ、ご紹介します。
●カラフルな水(シロップ?)の隣に、いるバーバパパ
バーバパパはフランス産の絵本のキャクターです。詳しくはこちらを⇒フランス語でわたあめは「〇〇のひげ」
●こちらは「プチ・ブール」という名の有名なビスケットのキャラクター。
プチ・ブールについてはこちらをどうぞ⇒LU(リュ)のビスケット、プチ・ブール:フランスのお菓子(25)
●細工飴
sucette は「棒付きキャンデー」です。となりの単語が読めませんでした・・。
●パラソルチョコレート
傘(parapluie)という名前がついています。
para- は、~を防ぐもの、保護するものという意味の接頭語です。
pluie は雨
para+pluie ⇒雨をふせぐもの⇒傘
parasol もフランス語で
para+sol(太陽)⇒太陽をふせぐもの⇒パラソル、日傘
という成り立ちです。
それでは、次回は3つのキーフレーズをチェックします。お楽しみに。
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