『百合のFranceウォッチング』第47課の受講メモです。この課のスキットでは、クレープとシードル以外のブルターニュ名物について話していましたね。
海に接しているから、新鮮な海産物がとれます。お菓子もいろいろあります。一般にフランスの北のほうがお菓子はおいしいと言われていますね。
きょうのメニュー
それでは、復習、行ってみよう!
中性代名詞 en
J’en veux bien.
(それを)いただくわ。
「de+名詞」など、不特定の人は物の代わりをする代名詞。
性・数変化しないので、中性代名詞です。
S’il reste encore du vin, j’en prendrai un peu.
まだワインが残っていたら、それを少しいただきます。
J’en ai besoin.
私にはそれが必要だ。
※くわしくはこちらに書いています⇒「まいにちフランス語」29:L51 中性代名詞 en と y
ポーズカフェ~ブルターニュの特産物
書き取り
ガレット(そば粉のクレープ)が名物なのは、材料の栽培がブルターニュの土壌にあるから、と聞いたことがあります。
Oui en effet s’il sol de Bretagne est propice à la culture de sarrasin, en revanche le climat de Bretagne n’est pas adopté à la culture de la vigne. One ne produit donc pas de vin en Bretagne. Par contre on produit de cidre à partir de différentes variétés de pommes tout comme Normandie.
La Bretagne est une région baigné par la mer de tout côté. Les fruits de mer comme les huîtres, les homards, ou les moules, ils sont donc très frais et d’excellente qualité. Le plateau de fruits de mer est une des spécialités de la gastronomie bretonne.
À Guérande l’amplitude des marées peut atteindre deux mètres et c’est ses particularités des côtes du sud de la Bretagne qui permettent de produire dans les marais salantes de Guérande le ferme sel du Guérande très riche en minéral.
Comme autre spécialité bretonne on peut citer les galettes bretonnes qui sont des biscuits traditionnels bretons que l’on consomme dans toute la France en fin de repas ou bien à l’heure du thé.
要約
ブルターニュの土壌はそばの栽培に適しているが、気候がブドウに向かないので、ワインはできない。ほかのノルマンジーの地域同様、いろんなリンゴがとれるので、代わりにシードルを生産する。
海に囲まれているので、カキ、オマール海老、ムール貝など新鮮で質のいい海の幸が豊富。海の幸の盛合せは名物料理の一つ。
ゲランドは、潮の干満の差が2メートルにもなるという特徴を活かし、塩田でミネラルが豊富な塩を生産。
ほかに、伝統的な焼き菓子ガレットブルトンヌもあり、フランス中で食後やティータイムに食されている。
単語メモ
propice 好都合な
sarrasin そば
à partir de ~から
baigner (波、流れが)打ち寄せる
amplitude 幅、開き、差
marée 潮汐(ちょうせき)、潮(しお)
salant 塩を産する、塩分の含まれる
marais salant 塩田
★第26課以降の記事の目次はこちらです。
⇒『百合のFranceウォッチング』~目次 その2(L26~)
ブルターニュ名物いろいろ
クレープとシードル
こちらにつていは前回の記事を参照してください。
⇒L46 ブルターニュ名物、クレープ
海の幸 les fruits de mer
きょうのポーズカフェを参照してください。
アーティチョーク les artichauts
アーティチョークの基本的な食べ方。
ゲランドの塩 le sel de Guérande
ゲランドの塩田と街の様子を伝えるニュースです。
ファール le far
プラムを入れたクラフティみたいなケーキ(トップの画像参照)
ファーブルトンの作り方
プラムを入れて、卵、ミルク、バター、砂糖、小麦粉ちょっぴり、ラム酒少々混ぜた液を流して焼くだけですね。
郷土料理なので、いろんなレシピがあると思います。
far はもともと小麦粉やそば粉のおかゆのことだそうです。ブルターニュの土壌は小麦粉がとれません。
☆ファーブルトンのレシピはこちらで紹介⇒ファー・ブルトンは簡単でおいしい:フランスのお菓子(24)
クイニャマン(クイニーアマン) le Kouign-Amann
丸いイースト生地(パン)のお菓子。バターがたっぷり入っています。中にカスタードクリームやりんごのコンポートを折り込むこともあり。
ブルトン語で Kouign(クイニ) はお菓子、Amann(アマン)はバターの意味だそうです。
クイニーアマンの作り方
・・・みるからにカロリーが高そうです。
パン屋のおばさんが、パン生地の上にバターを置き忘れて、バターが染み込んだ生地を試しに焼いたことから生まれた、などと言われています。
でも、パン生地の上にバターを置き忘れることなんてあるのでしょうか?最近は、日本のコンビニでも売っていますね。
ガレットブルトンヌ
バター、砂糖、小麦粉、卵で作るサクっとした丸くて分厚いビスケット。表面にファークで線をひっぱって模様をつけます。
ガレットブルトンヌ(ブルターニュのガレット)の作り方。
ガレットブルトンヌと言うと、そば粉のクレープともとれますから、サブレとしているようです。
☆サブレ・ブルトンのレシピはこちらで紹介⇒ガレット・ブルトンヌ(厚焼きクッキー)の作り方:フランスのお菓子35
いかがでしたか?
ブルターニュ地方はおいしそうな物がいっぱいですね。
それでは次回のラジオ講座の記事をお楽しみに。
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