今週の虎と小鳥のフランス日記のバックナンバーは第51話。
先週の第24話(⇒ビストロ・ヴィヴィエンヌでお茶をする)よりいきなり飛びます。
というのも、第1話~50話までのキーフレーズは、すでにこのブログで記事にしましたから。
目次です。
⇒vol.1 第1話~25話
第51話から87話まではアメブロに記事があります。
よく、「ブログが3つあって、わけがわかりません」、とか「迷路のようです」、という声をいただくんですよね。すみません^^;
1つずつリライトして、こちらのブログですべて見られるようにしようという、遠大な計画を遂行中です。かなりのゆっくりペースですが。
「バックナンバー、ためちゃって見てないや」というあなたも、このさい、気を取り直して一緒に学習しましょう。
51話はシャルティエという名のレストランが舞台です。
レストランですることってふつう決まってますよね。
お食事です。今回はエスカルゴが登場しますよ。
まずサンプル動画をごらんください。
★2015/01/24追記
「虎と小鳥のフランス日記」の配信が終了したため、サンプル動画も削除されました。あしからずご了承ください。
きょうのメニュー
今回のキーフレーズはすぐに使えるものばかり。
それでは、復習、行ってみよう!
3つのキーフレーズ
~するのはどう?
店に入って注文するとき、カミーユがアントワーヌにこう提案します。
前菜は、エスカルゴを(二人で)食べるってのはどうかしら?
Et si en entrée on se prenait des escargots ?
ちょっと質問があります
アントワーヌが店にある棚について質問します。
えっと、ちょっと質問があります。あの棚はなんのためにあるんですか?
Et petite question. Euh, les casiers servent à quoi ?
ちなみに、この質問に対する回答は
C’était pour les serviettes des habituès, à l’époque.
昔はあそこに常連のお客さんのナプキンを入れてました。
すごいですね・・・もしかして「マイナプキン」でしょうか?
いちいち洗ってなかったってことかもしれません。
~が得意です
エスカルゴトング(エスカルゴをつかむ道具)に苦戦するカミーユ。
あのね、私ね、え~と、エスカルゴ扱うのあまり得意じゃなくて。
Alors, je ne suis pas…une…je suis pas l’as des escargots…
でも、カミーユは「エスカルゴ、大好物!」と言っているのですよね。これは、ふざけているのか、演出なのか?
キーフレーズの解説
Si on + 半過去
si on + 半過去 で、人に提案したり、誘ったりする表現です。
Si on allait au cinéma ?
映画に行くのはどう?
Si on dînait au resto ce soir ?
今晩、レストランで食事しない?
une question
質問があるときの言い方。
Et petite question.
これはこのまま覚えましょう。
ものすごく丁寧に言いたいときは、
Puis-je vous poser une question ?
ふつうの言い方は
J’ai une question.
les casiers servent à quoi ?
casier は整理棚、仕切り、ラック
case の派生語です。何かで仕切ってある感じの物入れですね。
servent は servir
servir à ~の役に立つ
casiers のところをほかの名詞に変えれば、
「~は何に使うのですか?」と聞くことができます。
もし、そのものの名前がわからない時は、ça を使って
Ça sert à quoi ?
と聞けばOK.
être l’as de ~
~が得意である
as は トランプのエースです。フランス語の発音は「アス」、定冠詞がつくと「ラス」
口語で「第1人者、エース、名人、名手」という意味で使われます。
Je suis l’as des mathématiques.
私、数学得意なの。
C’est l’as de l’équipe.
彼(女)はチームのエースだ。
きょうの豆知識~レストラン・シャルティエ
1896年に開店した老鋪
有名なので行かれた方も多いのではないでしょうか?
こんな感じの店です。
店の正式な名前は、Bouillon Chartier
bouillon はスープのブイヨン。
ブイヨン・レストランは、スープのような定番料理を、さっと提供することができるレストラン、というのが語源とのこと。
いかにもパリのレストラン、という風情がします。
食事は安価で、気取らない雰囲気ですね。
時間どきは、いつも混んでるようです。
ちなみに、ビデオの40秒~50秒あたりで、très bienと言っている男性の後ろにあるのが casier (仕切り棚)。
住所: 7 rue du Faubourg Montmartre 75009 Paris (9e arrondissement)
公式サイトはこちら
サムネイルクリックで飛びます。
Bouillon Chartier
このエピソード、過去に何度か見ているのですが、久しぶりに見たら、忘れてる表現がいっぱいでした。
「ただエスカルゴを食べてるだけの回」という印象があったのですが、スクリプトを見たら、本当に使える表現がたくさん。語学は復習が大事だということを再認識いたしました。
記事にのせきれない表現はツイターでつぶやいていますので、興味のある方は、ぜひフォローしてくださいね⇒Suivre @mlle_pen
それでは、次回の「虎と小鳥のフランス日記」の記事をお楽しみに。
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