パリ

フランス語脳プロジェクト

教材制作が始まりました~虎と小鳥のフランス語スクール情報

最近始まった教材制作プロジェクトについてご紹介しますね。

これは私が受講しているインターネットのフランス語の講座、「虎と小鳥のフランス語スクール(旧、フランス語脳プロジェクト)」の新しいプロジェクト。

メンバーの有志が集まって、自分たちのために自分たちでフランス語の教材を作ってしまおうという企画です。

くわしくはこちら⇒『虎と小鳥』の教材制作チーム、海外グループに参加しました

上に紹介した記事を書いてからほぼ2ヶ月たっていますね。
このあいだ何をやっていたかというと、TIPAがこの夏発売する予定のアルバムの曲の訳詞をそれぞれのグループでやっていました。

それがようやく終りまして、教材制作に着手したというわけ。

実は教材を作るのは初めてではなく、去年の今頃、やはり有志が「出版部」という名の元に集まり電子書籍を1冊作ってアマゾンで発売しています。

電子書籍についてはこちらを⇒ついに電子書籍発売!~虎と小鳥のパリ探訪

この本は「虎と小鳥のフランス日記」のショーケースとなっていて、とってもチャーミングな内容。

でも、既存の教材を編集したものなので、今年はもっとオリジナルな本を作ろうがんばっています。

教材制作の流れ(あくまでpenの理解)

  • 居住地をもとに、教材制作に参加したい方でグループを作りました(現在7グループ)。
  • 各グループにはリーダーと、サブリーダーがいます(各グループ3~5名ぐらい?)
  • 各グループでフェイスブック上にコミュニティを持ち、話し合いをすすめます。必要に応じてスカイプミーティングやリアルのミーティングあり。
  • リーダーは月1回ぐらいの頻度で、織田先生(虎と小鳥のフランス語スクールの主催者)と一緒に、リーダー会議をしています(スカイプ)。
  • リーダーのコミュニティもあります。
  • どんな教材ができあがるのか?

    リーダーのコミュニティに、いくつかのグループの企画書があったので、ちょっと見ました。

    内容、詳しく言えませんが、どれもユニーク。

    たとえば

  • 仏検3級レベル以下の人むけの教材~フランス語の地固め
  • 日本の文化、伝統をフランス語ネイティブと会話できるなるのを目的とするもの~東京オリンピックを視野にいれて。
  • 3Dゲーム
  • 単語帳
  • フランス語入門~1級レベルまですべてカバーするもの
  • コンセプトだけでなく、教材の展開の仕方もひじょうにユニーク。
    音声はもちろん、動画制作も企画にあがっているグループがありました。
    なんか、みんなすごい力入ってます。

    penのいる海外グループは?

    私たち、海外グループには在仏の方がたくさんいらっしゃいます。
    そこで、現地で使える、「生活密着型の、場面別会話集」を作ろうとしております。

    今のところ、フェイスブックのコミュニティに出ているシチュエーション案をごく簡単に書くと:

  • マルシェでのお買い物
  • 住宅関係のトラブルの時
  • 美容院でのやりとり
  • 病院でのかかり方
  • 天気の話題
  • 職場での会話
  • すごく、大雑把に書きましたけど、たとえば、マルシェでは、買うものを言うだけでなく、魚の調理法を聞くという高度なもの(私的には)が出ていました。

    魚って、私、鮭以外は、名前すら出てきませんが^^;
    マルシェってハードル高いですよね。

    住宅関係のトラブルは、たとえばアパートの水漏れのときの対処。
    似たようなことを何人も書かれていて、これって、そんなによくある問題なんだ、と思ってしまいました。

    お風呂のお湯が出ない、なんてのもありました。

    パリのアパートって古そうですから、そういうトラブル多いかもしれませんね。

    天気の話題というのは、隣人とするごくふつうの日常会話に属するものです。実はこういうのが一番むずかしいんです。話題の振り方、展開の仕方が。

    ほんとうに難しいのは日常会話

    私は英語圏に住んでいますが、

    自分の専門分野に関する会話、
    日本文化に関連すること、

    こういうテクニカルな話題はまだしゃべれるんです。

    でも、ノンジャンルのほんとうに普通の日常会話は大変。

    たとえば、子どもを学校に送っていった時など、父兄がそのへんに数人かたまって各人が思い思いに勝手にしゃべる場面の会話です。

    特にフランス人は人の話を聞かず、自分がしゃべりたい時に、しゃべりたいことをどんどん話す、と聞いていますから、大変そうですね。

    「ありがとう」「さようなら」というごく普通の会話に派生する、もう一歩踏み込んだ会話も難しいです。

    以前、娘のバレエスクールでクラスが一緒だった女の子(11歳)が病気で亡くなったことがありました。

    もともと難病にかかっていたのです。

    この子のお母さんに会ったとき、どう言おうかちょっと悩みました。

    結局
    I’m so sorry to hear about your loss.
    I’m sending my condolences to you.
    We miss Heyly (その子の名前).

    などと言った気がします。

    まあ、こういう時は、どんな言葉もむなしいから、かえってべらべらしゃべらないほうがいいかもしれません。

    それでは、次回の教材制作リポートをお楽しみに。






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