フランス語の数字をゆっくりチェックしています。
きょうは«4»です。
数字 «4»
4 は quatre です。
読み方は カトル
ですが、こう書くより キャトル と書いたほうが近いかも。
発音はこちら
qu はこの並びで「か行」の読み方をします。qua で 「か」
quatre 口語では、子音の前で、カトと発音されることがあります。
quatre heures 4時 発音はこちら ▲を押すと音がきこえます。
■ quatre の語源はラテン語の quattuor(意味は4)です。
quattuor が先祖の言葉は、
quatuor 4重奏曲
quatrième 4番目、4分の1
quatorze 14
quart 4分の1
quadr-, quadra-, quadri- という接頭語は「4」という意味です。
quadruple 4倍の
«3»はこちら⇒フランス語の数字【第4回】~3(トロワ)
映画 『ファミリー・ゲーム/双子の天使』
quatre がタイトルについている映画をご紹介します。
A nous quatre
ディズニーの The Parent Trap のフランス語バージョンです。
予告編の一番最後に、à nous quatre と発音されていますので、聞きとってください。
これはアメリカ英語のフランス語吹き替え版なので、比較的フランス語が聞き取りやすいと思います。家族むけの映画ですしね。
à nous quatre は「4人へ」とか「また4人で」「4人家族」というふうに訳せるでしょうか。
この映画の原作はケストナーの「二人のロッテ」。
1961年、ヘイリー・ミルズ主演の映画『『罠にかかったパパとママ』』のリメイクです。
両親が離婚し、それぞれに引き取られ、別々に育った双子がまた両親をくっつけようと奮闘するコメディ。
双子は最初はお互いの存在を知りません。が、あるときサマーキャンプで偶然出会います。そして入れ替わって、それぞれの親のもとに戻ります。
いくらそっくりでも、親なら会ったその瞬間に気づくと思うんですけどね。オリジナルの英語版では、お母さんに引き取られたほうは、ロンドンで育ったので、ブリティッシュ・アクセントがありますし。
まあ、そこはお話なのでいいことにしましょう。
主演の女の子はリンジー・ローハン((Lindsay Lohan))ですが、予告編では「リンセロエヌ」とフランス語読みしています。
こちらはオリジナルの予告編です。
quatre を使った表現、文章
quatre saisons 四季
trèfle à quatre feuilles 四つ葉のクローバー
Il est quatre heures. 4時です。
フランスではおやつの時間は午後4時です。quatre-heures は「おやつ」。また、mon quatre heures は、「私のおやつ」。
この続きはこちら⇒フランス語の数字【第6回】~5(サンク)
赤毛がかわいいリンジーちゃん。5歳からモデルとして活躍。CMにもたくさん出て、昔はすごく稼いでいたらしいです。10代で総資産が8億円を超えていたとか。
そのお金のことで、両親が対立。家族関係のトラブルや、メディアに追い回されるストレスのせいで、リンジーは浪費、パーティ三昧、お酒、麻薬、恋愛スキャンダル、激やせ、飲酒運転、ひき逃げ、暴行の世界へ。刑務所にまで入っています。
今はすっかりお騒がせセレブですが、まだ28歳なんですよね。
いったん麻薬中毒になると厚生するのは難しいと思いますが、なんとかふつうの生活に戻れるといいなと思います。
そうすれば「私はこうして立ち直った」という本を出して、返り咲くことができるかもしれません。
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