☆2016年10月3日追記:ブログ村への参加はやめました☆
オリジナルバナーご紹介
きょう私がランキングに登録した理由に書きましたように、最近ブログランキングに登録しましたので、参加用バナーを手作りしてみました。
ランキングサイトにもバナーは用意されていますが、オリジナルなもので個性を出したかったからです。
このバラを持っているペンギンのイラストがかわいいという声をあちこちからいただいており、とてもうれしいです。
マリー・アントワネット・ペンの誕生
実はこの絵は同じフランス語脳プロジェクトの受講生さんで、イラストを描くのがとてもお上手な広島に住むmasausaさまに描いていただいたものです。
私がmasausaさまのブログにコメントしたことがきっかけでお友達になりました。
以来、彼女のブログにときどき登場させてもらっています。
こんなふうに受講生同士が気軽に交流できるのも、フランス語脳プロジェクトの魅力のひとつです。
masausaさまは毎年個人的にカレンダーを作っておられ、2013年の3月のぶんに私を描いてくださいました。
ちなみに、絵の中で私があたまにかぶっているのはシャワーキャップではなく、ゴージャスな飾りのついたお帽子です。
そうは見えないかもしれませんが、マリー・アントワネットに扮したpen(私)という設定です。
カレンダーの中の二人の会話を和訳してみますね。
左側がmasausaさまです。
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masausa:Ah, je n’ai plus de pain. Je suis morte de faim.
あ~、もうパンがないだがや。はらへって死にそうじゃ。
(広島弁のつもりですが、間違っているかもです)
pen : Que tu manges de la brioche !
お菓子を食べればよろしいのでは?
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マリー・アントワネットって誰?
マリー・アントワネット(1755-1793)は有名ですから、皆様ご存知のことでしょう。フランス国王ルイ16世の王妃で、フランス革命という嵐にもまれ、最後にはギロチンにかけられました。
私の台詞は、民衆が飢えていると聞いたとき、彼女が言ったとされる、
S’ils n’ont pas de pain, qu’ils mangent de la brioche !
もしパンがないのなら、お菓子を食べさせておきなさい。
をもじっています。
この言葉は「パンがないのに、それよりぜいたく品のお菓子などあるわけがない」という事実がわからないほど、王妃は民衆の生活にうとい、ということを示しています。
実はこれは、マリー・アントワネットが言ったのではなく、その時代より100年も前に、ルイ15世の娘が言ったという説があります。
革命時はマリー・アントワネットは民衆に不人気だったので、彼女の言葉ということにして誰かがイメージダウンをはかったのかもしれません。
マリー・アントワネットは確かにぜいたくな王妃でしたが、その半面とてもチャリティー精神にあふれた人でもあり、民衆が苦しんでいることに心を痛めていたそうです。
なお、日本語では「お菓子」と訳されますが、ブリオッシュ(brioche)は、菓子パンの一種です。
ブリオッシュはふつうのパンよりバターや、砂糖がたっぷり入っているリッチな甘いパン。もちろん値段はふつうのパンのほうが安いです。
セーブルの雌豚って何?
さて、masausaさまのカレンダーには毎年テーマがあります。2013年のテーマは、日本やフランスの手工芸品の模様。
3月の工芸品の模様はセーブル焼です。フランスのセーヴルで生産される高級な磁器によくある模様。18世紀に発展したセーブル焼は、ロココ調のとてもカラフルな彩色が特徴です。
特に有名なのは、セーブルブルーといわれる青い模様と、ローズ・ポンパドールと呼ばれるポンパドール夫人(ルイ15世の愛妾)が好きだったというピンクのバラの色です。
カレンダーにはマリー・アントワネットにふさわしい、花の模様が描かれ、イラストのまんなかに、『セーブル焼』とフランス語で書かれています。
Porcelaines des Sèvres
直訳:セーブルの磁器
でも、よく見て下さい。
masausaさまは、ここで軽いスペルミスをされています。
Porcelaines のLの次のAを抜かしてしまい
Porcelines des Sèvres
となっています。
でもこれはこれで、クスっと笑えるんですね。
Aが一文字抜けただけで、なんとこれは美しいセーブル焼から一転して、
セーブルの雌豚
という意味になってしまいます。
まだ一度もお会いしたことのないmasausaさまですが、なぜわかるのでしょうか?
ブログ更新のためずっと座りっぱなしで、お腹のお肉がせり出して困っているpenの姿が見えたわけでは・・・ないですよね?
★追記 私のかぶっている帽子がナイトキャップに見えるという声をいただきました。
・・・ 違いますから
モデルの絵を入れておきます。
※マリー・アントワネット関連記事もあります。
⇒「ベルサイユのばら」の新作が週刊マーガレット創刊50周年記念号に
⇒映画『マリー・アントワネットに別れをつげて』予告編のフランス語~前編
もっといろいろな姿のマリー・アントワネット・ペンを見せられるように、引き続き、masausaさんにイラストを描いていただきたい、と思っております。
すいませ〜ん。。
私もナイトキャップだと思ってました(⌒-⌒; )
アントワネットは時代を越えて今も人気ですね。
penさんよくお似合いです♪
のり子さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうでしたか~。すると下に着ているのはお寝巻き・・・
絵を描いてくださった方によると、私のスタイルがM.アントワネットと違いすぎて、服をそっくりそのまま描けないそうです^^;
こんにちは、
penさんはそうすると、このペンギンさんに似ているということですか?
とてもかわいくていいですね。
花南さん、たくさん記事を読んでいただき本当にありがとうございます。
このペンギンに似ているのは、私がプロフィールに使ってるぬいぐるみです。
ぬいぐるみはすごくかわいいですよ。
実物はそうですね~、おなかのあたりは似てるかも・・
あと今、歯の根が悪くて右頬が腫れてるんで、そのへんも似ています。