毎週届く、フランス語の教材「虎と小鳥のフランス日記」。バックナンバーも週に1本のペースで見ています。
きょうは30話を見ました。バックナンバーですので、季節がちょっとずれています。
古着屋さんでお買い物
この回は「チープアンドシック」というタイトルがついています。
カミーユが古着屋さんで買い物をする回です。
撮影されたのは2011年の初冬の頃で、カミーユはおもにセーターやコートなどの冬物をがしがしつかんでいました。
古着はフランス語で、friperie (フリプリ)
古着屋さんは
un magasin de friperies
un magasin de fripe
fripè [形容詞]しわくちゃの
今回カミーユが買い物している店はマレ地区にあるFREE’P’STARという古着屋さんです。
このお店のホームページはこちら⇒FREE’P’STAR Le site officiel
フランス人は人と同じなのは嫌いますので、古着屋を利用して、個性的なおしゃれを楽しむ人が多いようです。
この回の見どころ:
1.お店にあふれてる靴や衣類
2.真剣に買い物している人々
3.買い物するときに使える表現
4.カミーユの伝授する古着屋さんにおける買い物のしかた
3つのキーフレーズ
きょうも日本語字幕のビデオからキャプチャーしました。
シーン1
プランタンよりぜんぜん安いわ。
プランタンは有名なデパートです。
シーン2
私、試着してみるわ。大きすぎるかもしれないけど(←大きすぎるという恐れがあるけど)、でもいいわ。
表情に決意がみなぎっていますね。
シーン3
これはコートを試着したカミーユに対して、アントワーヌが
ああ、いいじゃない。少し大きくない?
1. C’est beaucoup moins cher qu’au Printemps.
2. Je vais l’essayer. J’ai peur qu’elle soit grande. Mais bon…
3. Ah, c’est pas mal. Un peu grand, non ?
覚えておくと便利な単語と表現
● moins cher 安い
moins cher que は「~より高くない」という比較構文ですが、この二語で「安い」という意味でよく使われます。
● Je vais l’essayer.
これ試着してみる ← まるごと覚えるべき表現
● J’ai peur qu’elle soit grande
大きすぎるのではないかと心配だ
avoir peur que + 接続法
~するのではないかと心配だ
心配といってもそんなに深刻に心配でない場合にも使われます。
ビデオでは、コートが大きすぎるかも、ぐらいの意味です。
ほかの例:
J’ai peur qu’il pleuve.
雨が降らないか心配だ。
● c’est pas mal 直訳は「悪くない」ですが、意味は「よい」あるいは「なかなかいい」です。
古着屋で買い物するコツとは?
この回の聞き取りは難しめだと思います。
というのもいきなりカミーユが
古着屋でうまく買い物するためには山猫のような観察眼とトラック運転手のような力こぶが必要です.
と言うのです。
山猫って?
ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画に「山猫」というのがありますが、原題はイタリア語です。
そして力こぶって?
これは筋トレをする人は想像がつくかもしれません。
とにかく、こういう自分の知らない単語が出ると、聞き取りが急にできなくなりますね。
この回はほかにもカミーユが古着屋の買い物の段取りを教えてくれます。
山猫と力こぶについてはその段取りと一緒に次回の記事に書きますね。
ちなみに、この回カミーユが首に巻いていたスチュワーデスさんのようなスカーフが私は好きで、出てくると注目してしまいます。
第26話 バルザックの家の回でしていたスカーフと似ていますが、別の品物でしょうか?
その2に続きます⇒「虎と小鳥のフランス日記」第30話 チープ&シック その2
みなさんは古着屋さんで買い物をすることがあるでしょうか?
私は名古屋にいたころは、たまに大須の古着屋さんを利用していました。
また、子供が小さかったころもよくオークション(e-Bay)で人のお古(つまり古着)を購入したり、ネットのコンディションのいい古着を売ってる店を利用していました。
私は買い物があまり好きでないので、ネットですませるわけです。
またこちらにはGoodwillとかValue Villageというおもにふつうの人が寄付をした古着を売っている店がありますので、出かけたついでにそういうところで見つくろうこともありました。
やはり古着屋さんは値段が格段に安いところがよいです。定価が高すぎるとも思いますが。
さて、娘は幼稚園の頃は、私が選んだものでもたいして文句を言わずに着ていたのですが、小学校1年ぐらいから、いろいろと好みがうるさくなりました。
小1から小3ぐらいは水色やブルーの服しか着たがらなかったのです。青の時代です。
そのうち紫の時代になりました。
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