週に一度のペースで見ている「虎と小鳥のフランス日記」バックナンバー。
きょうは第42話のビデオを見ました。2012年の2月ごろに撮影されたものです。
この回の舞台はルルク運河です。先日、同じ場所をちょっと北上する回がありました。⇒ルルク運河からパリの東北へ「虎と小鳥のフランス日記」第104話
ルルク運河はパリの北東にあるラ・ヴィレット貯水場(Bassin de la Villette)とセーヌ川を結びつける水路です。
前回の第41話「ニースのカーニバル」の回の会話がとても短かったせいでしょうか、今回は4分20秒ありまして、長い。
しかも会話がやや難しい。
というわけで前半、後半の二度にわけました。
サンプル動画がなかったので、キャプチャー多めでご紹介します。
ルルク運河の散歩
地下鉄ジョレス駅で待ち合わせ
ククー。カミーユ、お気に入りの赤いコートを着ています。1年目、2年目はよくこの黒いベレー帽をかぶっていたのですが、最近かぶってないような?なくしてしまったのでしょうか。
きょうはどこに行くか話しています。
キーフレーズ1
特別な場所に行きましょう(←私はあなたに、すごく特別な場所に行くことを提案します)
歩き始めました
橋の上からルルク運河をながめます。冬は冬で素敵です。
ルルク運河の終着点、ジョレス閘門(こうもん)
ルルク運河にそって歩いています。「両岸に1つずつMK2という映画館があるのよ。」
キーフレーズ2
このナヴェット、何に使われるかわかる?
チケットを販売しているのは片方の映画館だけなので、上映するシアターが向こう岸にある場合、このナヴェットにのって移動します。ほんの数分のことですが。
運河沿いでのんびりする人々
このあと、カミーユもちょっと休憩しない?と提案します。
というわけで、前半はここまでです。開始後1分54秒で、ちょうど半分まで来ました。
ここは水が近く、車の入らないおススメのスポットです。その点については、ルルク運河からパリの東北へ「虎と小鳥のフランス日記」第104話の記事で詳しく書いていますので、そちらをごらんください。
☆後半はこちら⇒ルルク運河の散歩「虎と小鳥のフランス日記」第42話~後半
キーフレーズのフランス語
・その1
Je te suggère qu’on aille euh dans un endroit assez exceptionnel.
suggérer 提案する
aille < aller の接続法 3人称単数
直訳すると「わたしたちがすごく特別な場所へ行くことを私はあなたに提案します。」
suggérer à qne 接続法 というふうに形が決まっています。
実現させたい気持ち、希望が入っていると接続法を使いますが、suggérerは提案しているので、そういう気持ちが入っていますね。
とはいえ、これは決まり文句として覚えておくといいと思います。
・その2
Tu sais à quoi elle sert, cette navette ?
elle = navette
sert < servir servir à ~に役立つ 例文) フランス語の知識はずいぶん彼女の役に立った。 Sa connaissance du français lui a beaucoup servi. この運河は貨物輸送に使われている。 Ce canal sert au tranport des marchandises. キーフレーズの文章は関係代名詞 が使われていて 前置詞 à が前に出ています。 ・おまけのフレーズ ちょっと休憩しない? On va se poser ?
休憩するのが好きな人は覚えておくとよいでしょう。簡単ですし。
本当にこの回はボリュームがあるのです。もしこれからバックナンバーを買うような機会がありましたら、お得な回なのでこれも選ぶといいでしょう。
部分的にゆっくりしゃべっているので(難しいところもありますが)ディクテの練習に使えますし、接続法など、やや難しげな文法項目がさらっと会話に入っていますし、運河がきれいですからね。
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