ファッション業界は世界で3番目に環境に悪影響を与える産業であると言われています。
サステナブルなファッションを促すために、フランスでは、この秋、環境への影響がわかるラベルを衣類につけることが始まります。
このニュースを伝える1分半のクリップを紹介しますね。
タイトルは Environnement : des notes écologiques bientôt attribuées aux vêtements(環境:もうすぐ衣料品にエコロジー評価が付けられる)
Des notes écologiques
1分35秒。
ニュース記事はこちら⇒Environnement : des notes écologiques bientôt attribuées aux vêtements
トランスクリプション
Un chemisier, un pull ou l’un de ces pantalons ? Le choix est de plus en plus large dans les boutiques. Surtout en fast fashion, aux prix abordables. Alors on craque !
-J’ai acheté deux jeans.
-Vous achetez souvent dans ce genre de magasins ?
-Jamais ! Moi, je suis écolo-responsable normalement. J’ai honte.
Les Français achètent 30 % de vêtements de plus qu’il y a 10 ans.
Pour favoriser une mode durable, nos habits porteront bientôt une étiquette avec leur impact sur l’environnement. Accueil mitigé.
-Moi, je regarde pas trop ça je vous avoue. Je suis pas trop dans l’écologie, je m’y connais pas du tout.
-Il y a beaucoup de gâchis donc je pense qu’il faut essayer…Tout à fait ! …De limiter un peu la casse, voilà, si je puis dire.
Voici comment sera calculé cet impact environnemental.
Exemple avec un t-shirt. Selon sa composition, coton bio, coton, polyester, son lieu de fabrication,
France, Pakistan, Chine. Les vêtements obtiennent des points.
Et plus il y en a, plus le bilan environnemental est mauvais.
Chez cette marque parisienne, la créatrice a pris de l’avance. Un QR code donne une traçabilité à ses vêtements.
-Que l’on va remonter jusqu’à l’origine du fil.
Par exemple, nous, notre origine de fil vient d’Australie. Pour nous, c’était important en fait de donner cette information à nos clientes.
Aujourd’hui, on doit faire beaucoup de pédagogie pour en fait les consommateurs, pour qu’ils se rendent compte vraiment de ce qu’il y a derrière un vêtement.
Les nouvelles étiquettes arriveront à partir de l’automne, sur la base du volontariat des marques, mais le gouvernement n’exclut pas de rendre l’affichage obligatoire en 2025.
☆トランスクリプションの引用元⇒7 jours sur la planète – Enseigner le français langue étrangère (FLE) avec l'actualité – Fiches pédagogiques gratuites
環境負荷を示すラベル:和訳
シャツ、セーター、それともあのパンツを1本?
ブティックでの選択肢はますます増えています。特にファストファッションはリーズナブルなプライスです。ついたくさん買ってしまいます。
– ジーンズを2本買いました。
– このような店でよく買うんですか?
– いいえ全然、ふだんは環境に配慮しています。(今回は)恥ずかしいわ。
フランス人は10年前に比べて30%多く衣料品を買っています。
サステナブルなファッションを推進するため、もうすぐ衣類に、環境への負荷の度合いを示すラベルが付きます。反応は様々です。
-正直に言うと、そんなに気にしません。エコロジーにそこまで興味がないので、まったくわからないんです。
-ゴミがすごくたくさん出ているので、—その通り —少し制限するべきだとは思いますね。それは言えます。
環境への影響は以下のように計算されます。
Tシャツを例にとりましょう。素材、オーガニック・コットン、コットン、ポリエステルなどによって、さらに、生産地、フランス、パキンスタン、中国なども考慮され、衣料品にポイントが付きます。ポイントが多ければ多いほど、環境によくありません。
このパリのメーカーでは、製造者が一步先を行っています。トレーサビリティがわかるQRコードが衣類についています。
-糸の原産地までわかります。たとえば、私達の商品だと、糸の原産地はオーストラリアです。当社にとって、この情報を消費者に伝えることは重要でした。
今日、消費者にこうした情報をたくさん伝える必要があります。消費者が、洋服の背景を本当に理解できるように。
新しいラベル表示はこの秋から始まりますが、メーカーの自主性に基づいています。でも、政府は2025年にこの表示を義務付ける意向を捨ててはいません。
単語メモ
claquer 浪費する
pédagogie 教育学、よき教育者たる質
exclure qc de qc ~から~を除去する、取り除く
衣類につける環境負荷に関するラベル・関連動画
環境負荷度合いを示すラベル表示に関するラジオのニュースです。
Une étiquette sur les vêtements vient évaluer leur impact environnemental(もうすぐ衣類のラベルが環境への負荷を評価する)
1分37秒。
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フランスのティーンエイジャーの間で流行っているファッション。
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本当にサステナブルなファッションを追求したいなら、新品ではなく中古品を買うべきだと思いますが、こうしたラベル表示は一定の効果があるかもしれませんね。
浸透するまでには時間がかかるだろうし、ファストファッションのメーカーはつけたがらないだろうし、ラベルの信憑性も調べなければならないので政府のお金(つまり税金)を使うことにもなるでしょうが。
あなたはどう思いますか?
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