フランス語を学んでいる方の中には、仏検にチャレンジしようという方も多いでしょうね。
仏検について何も知らなくて、フランス語の学校にも通っていない。でも仏検についてちょっと興味がある場合、どうやって調べたらいいのかご紹介します。
仏検に関する情報の集め方
1.まず仏検協会の公式サイトを見ます
去年の春から郵送だけでなく、インターネットでも申し込みができるようになりました。
インターネットを使う場合は、検定料はクレジットカードを使うか、コンビニで支払います。
また、インターネットで申し込むと結果を一足早くホームページで見ることができます。
この春の仏検申し込みはきのうの4月1日から始まり、
5月29日(水)23:59まで受け付けています。
★2013年秋季仏検の日程はこちら⇒仏検の日程、過去問、レベル、申し込み方法などのまとめ
春の試験日は
1次:6月23日 1・2・準2・3・4・5級
2次:7月21日 1級・2級・準2級
秋は11月24日(1次)/1月26日(日)(2次)
準1・2・準2・3・4・5級
今季より準1級と2級の併願が可能になりました。
それと、ニュースとして「1級合格者は通訳案内士外国語筆記試験が免除される」とあります。
これに関係のある人はそんなにいないかもしれません。
仏検のサイトは去年の春にリニューアルしてすごくきれいになりました。
「合格者の声」を読むとやる気がでることでしょう。
私が個人的に好きなのは「学習のツボ」です。問題に即しての解説や、学習法などいろんな先生方が書かれています。読み物としてもおもしろいです。
残念なのは過去問や模試が置いてないことですね。そうすると書籍が売れなくなってしまうからでしょうか。
☆2017年の春の仏検のスケジュールはこちらの記事にまとめています⇒2017年春季仏検受付開始~仏検関連記事とおすすめサイト
そこで二つ目のサイトです。
2.大阪大学の先生のページに5級~準2級の過去問があります
※2015/12/03追記:コンテンツが一般公開ではなくなったので、リンクをはずしました。
検定試験の概要、ほかの自習問題などもあり、サイドバーからアクセスできます。要チェックのサイトです。
実は私も去年の3月にこのサイトを利用して過去問をといたことがあります。
参考⇒仏検の過去問題(5級と準2級)をやってみた。 – penのフランス語日記
5級と準2級という級を選びました。仏検のレベルが全然わからなかったので、まずいちばんやさしい5級からやってみたわけです。
仏検の関連書籍を調べる
3.Googleブックスで関連図書を見てみるという方法もあります
「仏検」というキーワードでプレビューできるものだけ検索してみました⇒仏検 – Google 検索
Googleブックスのプレビューは、すごく量が多いので、だいたいどんな感じなのかつかめると思います。
また、実際に受験された人がブログに過去問をアップされていることもあります。ちょっと検索すれば出てきますから、必要な方はご自分で探してみてくださいね。
私もフランス語脳プロジェクトで仏検対策講座を二回受け、仏検対策講座受講メモを残していますので、そちらも参考になると思います。
4.ネットで調べたあとは、図書館や本屋さんで関連書籍を見てみるといいでしょう
そのうえで受験すると決めたら、過去問の問題集を買って勉強するのが一般的なやり方だと思います。
仏検2級の勉強をして語彙が増えた
私は仏検は一度も受けたことがありませんが、フランス語脳プロジェクトの仏検対策講座のおかげでこの試験についてかなり詳しくなりました。
2級受験用の勉強は語彙増強にとても役立ちましたし、読解の問題は内容がおもしろいものが多く楽しくできました。
試験を受ける理由は人それぞれでしょうが、総合力が問われるので、基礎的な力をバランスよくつける一つの方法だと思います。
特に下のほうの級の受験勉強は自習してる人には学習にメリハリをつけることができていいかもしれません。
少なくとも受験勉強してるあいだに語彙は増えます。ただ合格してそこで満足してやめてしまうとすぐ忘れます。
上の級になるとだんだん問題がマニアックになってくるので、この試験合格のみが人生の目的みたいになってしまうのはまずいです。
受験料も決して安くないですし、自分の人生にプラスになる形で試験を利用したいですね。
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