イースターバニーのチョコレート

フランス語を読む練習

フランスではイースターにチョコレートの消費が増える。

今回は、イースターに関する話題です。

去年(2021年)のイースターのようすを取材した3分の動画を紹介します。

タイトルは、Pâques 2021 : un remède au confinement ? (2021年のイースター:外出制限の特効薬?)

フランスは外出制限の最中でしたし、皆まだマスクをしています。今年は事情が違いますが、フランスで、毎年イースターにたくさんチョコレートが消費されるのは同じです。

イースターとチョコレートの消費

3分17秒、フランス語の字幕あり。

イースターに関する情報が3分に手際よくまとめられています。

Pâques 2021 : un remède au confinement ?トランスクリプション

Vous êtes plutôt chocolat blanc, chocolat au lait, chocolat noir et pourquoi ?

Et bien tous les chocolats, parce que j’adore les chocolats, alors le blanc est exquis, le noir est pas mal, et en plus il est régime, et le chocolat au lait est délicieux.

Moi je préfère le chocolat noir.

Pourquoi ?

C’est mon préféré.

Vous l’aurez compris, cette semaine sur Caractères on vous parle de chocolat.

La France est le 6ème plus gros consommateur de chocolat au monde.

Nous consommons environ 8 kg par an et par personne.

En cette période de Pâques, Caractères vous parle de ce petit plaisir coupable en 4 points.

1. Pâques une tradition ancrée dans les mœurs

C’est en cette période de Pâques que le chiffre d’affaires des artisans chocolatiers explose.

Plus qu’une célébration religieuse, c’est aujourd’hui une tradition pour 73% des Français.

Petite révélation : les 25-49 ans seraient les plus gourmands.

Nous sommes dans le 14e arrondissement de Paris, devant la boutique Choco au carré.

Aujourd’hui nous partons à la rencontre de Jean-Pierre Rodriguez, artisan chocolatier.

2. Un Chocolatier au carré

Bonjour Jean-Pierre !

Bonjour !

Vous pouvez nous parler du concept de Choco au carré ?

Alors le concept de Choco au carré, en fait c’est une chocolaterie le concept c’était vraiment de faire, avant où je travaillais, c’était des mono-produits, et je voulais vraiment faire quelque chose d’un peu différent tout ça, donc, je me suis dit pourquoi pas travailler sur une boutique mais avec des formes en fait de cube, il y a les carrés de chocolat tout ça donc je voulais faire une chocolaterie donc est venue l’idée de faire Choco au carré.

Le produit phare de cette année, c’est la vache.

L’année dernière j’avais fait la souris, qui a plu, le coq que j’avais fait depuis le départ.

3. Confinement tout en chocolat ?

L’annonce d’un reconfinement aura-t-elle un impact sur vos achats de pâques ?

On vous dit ça tout de suite.

Comment tu vas organiser ta chasse aux œufs cette année ?

Rien de spécial, chez moi quoi, confiné.

Alors je crois qu’il va pas y avoir de chasse aux œufs malheureusement ça risque d’être juste ouvrir le chocolat et manger.

4. Œuf, cloche ou lapin ?

Œufs, poules, cloches ce sont les grands classiques en chocolat, mais d’où viennent ces traditions ?

Selon la légende, on dit aux enfants que les cloches partent à Rome pour obtenir la bénédiction de Dieu.

Et sur le chemin du retour, elle dépose les œufs dans le jardin.

Dans l’antiquité les Egyptiens et les Romains s’offraient des œufs décorés et peints, pour symboliser le printemps.

Au IVe siècle, les œufs étaient conservés, décorés puis offerts à Pâques puisqu’ils ne pouvaient pas être dégustés au Carême, pas de gâchis.

Au XIXe siècle, le cacao se démocratise et les chocolatiers commencent à fabriquer les célèbres œufs en chocolat.

Dans la Grèce Antique, les habitants s’offraient un lièvre pour déclarer leurs sentiments.

Symbole d’amour et de fertilité, il a vite été associé à l’oeuf, symbole de fécondité.

Et oui, le lapin pondrait donc des œufs selon une autre légende allemande.

Le saviez-vous ?

D’autres animaux sont présentés comme livreurs de gourmandises.

Vous avez par exemple le coucou en Suisse, et le renard en Westphalie.

Il ne vous reste plus qu’à consommer du chocolat sans modération, Caractères vous souhaite un bon week-end de Pâques !

イースターとチョコレート・和訳

ホワイトチョコレート、ミルクチョコレート、ダークチョコレートのどれが好きですか? 理由も教えてください。

そうですね。チョコレートはみんな好きです。チョコレートが大好きなんです。ホワイトチョコレートはおいしいし、ダークチョコレートも悪くありません。それに、ダイエットに向いてるし、ミルクチョコレートは本当においしいですね。

私はダークチョコレートが好き。

どうして?

お気に入りなの。

お気づきでしょうが、今週、キャラクテール(Caractères, このメディアの名前)は、チョコレートの話題をお届けします。

フランスは、世界で6番目にチョコレートを消費する国です。

1人あたり、年におよそ8キログラム消費します。

イースターの時期に、この「ギルティ・プレジャー(チョコレートのこと)」について、4つのポイントに分けてお話しします。

深く根付いているイースターという風習

イースターの時期になると、グルメなチョコレート(職人が作るチョコレート)の売上が爆発的に伸びます。

宗教的なお祝いというより、今や、73%のフランス人にとって、伝統的な行事になっています。

ちなみに、25歳から49歳の人が、一番よく食べるんですよ。

パリの14区、ショコ・オ・カレという店の前にいます。

きょうは、チョコレート職人のジャン=ピエール・ロドリゲスさんにお会いします。

正方形のチョコレート屋さん

ジャン・ピエールさん、こんにちは。

こんにちは。

ショコ・オ・カレのコンセプトについて聞かせてください。

えーと、ショコ・オ・カレのコンセプトは、実は、チョコレート工房のことで、以前私が働いていたところなんですが、そこでは、四角いチョコレートだけを製造していたんです。

だから、もっと違うものも作ってみたかったんです、で、チョコレート店を開こうと思ったとき、正方形の店にするのはどうかなと思ったんです。四角い店に四角いチョコレートを置きたいと。それで、ショコ・オ・カレを思いつきました。

今年のメイン商品は牛(の形のチョコレート)です。

去年は、ネズミのチョコレートを作り、人気がありました。それと、開店したときからずっとニワトリのチョコレートを作っています。

チョコレートだらけで自宅にこもる?

再度の外出制限の発表はチョコレートの買い物に影響を及ぼすでしょうか?

今、それをお伝えします。

今年のエッグハントは、どんなふうにしますか?

特別なことはしません。自宅に閉じこもっています。

うーん、残念ですが、エッグハントはないでしょう。(包み紙を)開けてチョコレートを食べるだけになりそうです。

卵、鐘、それともウサギ?

卵、ニワトリ、鐘はチョコレートの定番ですが、この伝統はどこから来たのでしょうか?

伝説によると、人々は、神に祝福されるために、鐘はローマに行くのだと、子どもたちに話しました。

その帰り道に、鐘が庭に卵を置くのです。

古代エジプトやローマでは、人々は、春の象徴として、飾り付けをし、色を塗った卵を贈り合いました。

4世紀には、卵を保存し、飾りつけしたあと、イースターに贈りました。四旬節に卵を食べることができなかったので、無駄にしないためです。

19世紀に、カカオが手頃な価格になったので、チョコレートのメーカーが、かの有名な卵の形のチョコレートを作り始めました。

古代ギリシャでは、愛情を伝えるために、ウサギを贈り合いました。

愛情と豊穣のシンボルであるウサギは、ほどなくして、卵と結び付けられ、繁殖の象徴になりました。

ええ、ドイツの別の伝説によれば、ウサギは卵を生んでいたのです。

ご存知でしたか?

他の動物も、チョコレートを持ってくるものとして登場します。

たとえば、スイスではカッコウが、ヴェストファーレン(ドイツ)ではキツネが持ってきます。

あとは、心置きなくチョコレートを食べるだけです。楽しいイースターの週末をお過ごしください。

単語メモ

exquis (飲食物、味が)美味な、おいしい

un plaisir coupable  ギルティ・プレジャー、よくないとわかっていながらも、やめられない楽しみ。

les mœurs  風習、生活習慣。いつも複数形。(f)

une révélation  (真理などの)啓示、新発見

une chocolaterie  チョコレート工場、チョコレート店

carré  正方形の、四角い、角型の

le Carême  四旬節、復活祭前日までの46日間から日曜をのぞいた40日間の斎戒期間。キリストが荒野で40日間、断食し苦難を体験したことを記念するもの。

un gâchis  無駄、浪費

se démocratiser  大衆化する、手頃な価格になる

une fécondité  出産能力、生殖能力、多産生;肥沃、豊穣

pondre  卵を産む pondrait は 条件方現在(3人称単数)

■イースター・チョコレートに関連する記事

イースターのことは、何度か、過去記事で書いています。

どうしてイースターのとき、チョコレートを食べるのか?(子ども向けの簡単な説明)

イースター(復活祭)に卵を使う風習はどのようにして生まれたのか?(1分で説明)

なぜイースターにウサギが出てくるのか?

イースターにフランス人が食べるものは何?

かわいいフランス語、教えます~その62 イースターの単語

ペッパピッグで学ぶフランス語2:春(エッグハント)の巻、前編

ほかにもあります。

****

今年(2022年)のイースターはちょっと遅くて、4月17日がイースターサンデーです。

各国で、新型コロナウィルスに対する制限がとかれているので、わりとふつうのイースターになりそうですね。






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