イースターバニーのチョコレート

暦、年中行事

どうしてイースターのとき、チョコレートを食べるのか?(子ども向けの簡単な説明)

フランスでは、イースター(復活祭)のお祝いにイースター仕様のチョコレートを食べますが、なぜでしょうか?

この理由を、子ども向けに簡単なフランス語で説明している、1 jour, 1 question の1分42秒のアニメーション動画を紹介します。

タイトルは、Pourquoi mange-t-on du chocolat à Pâques ? (なぜ、みんなイースターにチョコレートを食べるの?)です。



イースターとチョコレートの関係

1分42秒

トランスクリプション

Tous les ans, au moment de Pâques, des œufs, des lapins et des cloches en chocolat font rêver les gourmands !

Et quand vient le week-end, la chasse aux œufs en chocolat est officiellement ouverte !

Pourtant, avant les années 1800, on ne s’offrait pas des œufs en chocolat mais de véritables œufs de poules.

Alors d’où vient cette tradition des œufs de Pâques ?

Il faut savoir que l’œuf symbolise l’origine du monde, le renouveau.

Pendant l’antiquité, les Perses s’offraient des œufs de poule au printemps, pour marquer la fin de l’hiver et la renaissance de la nature.

Pour les chrétiens, la fête de Pâques commémore la résurrection du Jésus Christ et la fin du Carême.

Autrefois très respecté, le Carême est une période où les chrétiens se privent volontairement de certains plaisirs dont celui de manger des œufs.

Pour fêter la fin de ces privations, ils s’offraient les œufs pondus durant cette période.

Au milieu du XIXe siècle, les chocolatiers mélangent du sucre, du beurre et du chocolat en poudre, et obtiennent une pâte qu’on peut verser dans des moules.

Et c’est ainsi que naît l’œuf en chocolat et plus tard, les cloches, les lapins, la friture…

Selon les régions, ce sont soit les Cloches, soit le Lapin de Pâques, qui déposent les œufs un peu partout dans les jardins.

Au final, peu importe qui cache les œufs, l’important, c’est de se régaler !

トランスクリプションの引用元⇒Pourquoi mange-t-on du chocolat à Pâques ? – 1 jour, 1 question | Lumni

和訳

毎年、イースターの時期は、チョコレートのたまご、ウサギ、鐘が、食いしん坊たちの胸を踊らせます。

週末になると、チョコレートのエッグハントが公式に始まります。

ですが、1800年より前は、みな、チョコレートではなく本物のニワトリのたまごを贈り合っていました。

このイースターのたまごの伝統はどこから来たのでしょうか?

たまごは、世界の源(みなもと)であり、再生のシンボルだということを知っておかなければなりません。

古代、ペルシア人は、春になると、冬の終わりと自然の再生を記念して、ニワトリのたまごを贈り合っていました。

キリスト教徒にとって、イースターのお祝いは、イエス・キリストの復活と、四旬節の終わりを祝うものです。

四旬節は、昔はとても尊重されており、この時期、キリスト教徒は自発的に、いくつかの楽しみを断っていました。その楽しみには、たまごを食べることも含まれます。

この節制の時期の終わりを祝うため、彼らは、この期間に産み落とされたたまごを交換したのです。

19世紀の半ば、チョコレート職人が、砂糖、バター、粉状のチョコレートを混ぜて、型に流し込めるペーストを作りました。

こうやって、チョコレートのたまごが生まれ、後に、チョコレートの鐘、ウサギ、フリチュール(小魚の形をしたチョコ)ができました。

地域によって、庭のあちこちにチョコレートのたまごを置くのは、鐘だったり、イースターバニーだったりします。

誰がたまごを隠すかは、問題ではありません。大事なのは、それを食べることです。

単語メモ

faire rêver  夢を与える

Perse  古代ペルシア人

la résurrection  復活、よみがえり

Carême  四旬節:灰の水曜日から、復活祭までの46日間。改悛(かいしゅん)と洗礼志願者の最終準備期間

se priver de qc/inf  ~を自分に禁じる、断つ

les privations  節制

pondu – pondre (たまごを産む)の過去分詞

la friture  揚げ物、フライ、小魚のフライ、フリチュール

au final  最後に、最終的に

peu importe  どうでもいい、大したことはない



2020年のイースター

例年であれば、イースターの時期は、イースター用にチョコレートがばんばん売れるのですが、今、フランスでは外出禁止令が出ているので、オンラインで売っているようです。

パリのチョコレート屋さん

1分25秒

こちらはベルギーのチョコレート屋さん。

COVID-19のせいで、ベルギーのチョコレート産業は大打撃を受け、最初に出てきた人は、チョコレート職人はチョコレートを作っておらず、在庫を売っている、と話していました。しかし、イースターの時期に店を開けている人もいます。

パリでは、気候がよくなってふらふら出歩く人がふえるため、この週末(イースターのせいで4連休)、警察官の監視がきびしいようです。

■イースターに関する過去記事■

毎年、めぐってくるため、たくさん書いています。興味のある方はお読みください。

イースター(復活祭)に卵を使う風習はどのようにして生まれたのか?(1分で説明)

なぜイースターにウサギが出てくるのか?

かわいいフランス語、教えます~その62 イースターの単語

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ペッパピッグで学ぶフランス語2:春(エッグハント)の巻、前編

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*****

こんなイースターが来るなんて、今年のお正月には、誰も予想していなかったと思いますが、想定外のことが起こるのが人生ですね。

イースターは、親戚一同集まってエッグハントをしたり、ごちそうを食べたりするときですが、カナダでも、同居の家族のみで祝うように言われています。






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コメント

  • コメント (2)

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    • わたなべ
    • 2020年 4月 14日

    こんにちは。

    今回も、知らなかった歴史に語彙を学ぶことができました。ありがとうございます。
    コロナウイルスが少しでも早く終息し、本当の春が来ることを祈るばかりです。

    P.S
    今回もコメント送信後にエラーがでてしまい、こちら2回目のチャレンジです。

      • pen(フランス語愛好家)
      • 2020年 4月 15日

      わたなべさん

      こんにちは。コメントありがとうございます。

      記事が参考になってよかったです。
      今年は、イースターは家の中(あるいは庭)でしか楽しめませんでしたね。

      コメントは、画像認証(ひらがな)を失敗するとエラーになりますが、
      あとは、ふつうに送信するだけで大丈夫です。

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