ココノワール(シャネルの香水)

ファッション

シャネルにゆかりのあるパリの5つの場所。

シャネル社が制作した芸術的なプロモーションビデオ、Inside Chanelシリーズから、第12章を紹介します。

タイトルは、LE PARIS DE CHANEL (シャネルのパリ)

ココ・シャネルにゆかりのあるパリの5つの場所を紹介しています。



シャネルのパリ

3分12秒。

トランスクリプション

5 NUMÉROS CHANEL PARIS

Numéro 1, la rue Cambon

S’engouffrer dans la rue Cambon, synonyme de Chanel, et faire défiler les numéros. Le 21, où tout a commencé lorsqu’en 1910

Gabrielle Chanel ouvre un magasin de chapeaux puis le 29, le 25, le 23, et le 27, et désormais le 19 qui au fil des saisons présente les collections de Karl Lagerfeld.

Entrer enfin au 31, l’adresse de toute une vie, gravir l’escalier que tant de clientes et de célébrités ont descendu.

Coco l’a tapissé de miroirs pour que ses modèles s’y démultiplient à l’infini et sa légende s’y reflète à jamais.

S’asseoir sur une marche, le poste d’observation où Mademoiselle, protégée des regards, surveillait la présentation de ses collections.

Gagner les salons du premier étage.

Jusqu’en 1971, les mannequins, jeunes filles de la bonne société, y présentent quotidiennement les modèles.

Aujourd’hui, seules les célébrités et clientes de la haute couture font leurs essayages dans ce palais blanc, beige et noir dessiné par Karl Lagerfeld.

Pénétrer dans le saint des saints, le studio.

Ici, elle faisait et défaisait ses modèles à même les mannequins. Cigarette aux lèvres, ciseaux en sautoir, épingles à la main.

Pour créer les collections de demain, Karl Lagerfeld l’a métamorphosé.

Parquet Versailles recouvert de feuille d’argent, vitres emprisonnant un voile d’organdi, murs blancs tapissés de croquis.

Rejoindre aux deux derniers étages, les premières d’ateliers et les petites mains qui en blouse blanche métamorphosent les croquis en toiles puis en modèles.

Numéro 2, l’appartement.

Quitter la sobriété en noir et blanc des salons pour plonger dans le monde baroque de l’appartement de Mademoiselle, qu’elle semble avoir quitté à l’instant.

Une entrée, un bureau, un salon, une salle à manger. Pas de chambre.

Un chaos harmonieux où chaque objet révèle l’inspiration de Gabrielle Chanel, sans en divulguer les secrets.

Paravents aux laques de Coromandel, miroirs octogonaux, lustres ornés de camélias, de 5, de 2 et de doubles C, épis de blé stylisés,

Bouddhas, lions, statues de la Vierge ou d’Aphrodite, qui continuent de veiller sur elle.

Numéro 3, le Ritz

S’inviter au Ritz

C’est ici que Gabrielle Chanel s’installe en 1937, d’abord dans une suite qui donne sur la place Vendôme puis dans deux chambres, dont les fenêtres ouvrent sur la rue Cambon.

C’est ici qu’elle mourra, un soir de janvier 1971.

Numéro 4, le 18 place Vendôme

Pousser la porte de l’hôtel Cressart que la maison Chanel réaménage entièrement en 1997 pour y accueillir la joaillerie.

Elle fut d’ailleurs la première femme et la première couturière à mettre un pied sur ce territoire précieux où scintille désormais son nom.

La Place Vendôme.

Numéro 5, le Grand Palais.

S’installer dans le théâtre monumental des défilés Chanel. le Grand Palais.

Sous sa nef gigantesque, des décors féeriques font de chaque collection une révolution.

Une forêt de chênes et de pins, un lion de Venise de douze mètres de haut, une banquise frissonnante, un immense jardin à la française ponctué de jets d’eau.

Ou encore, tel un décor de cinéma, la rue Cambon reconstituée à l’identique.

Avec Karl Lagerfeld, la mode devient le monde et Paris demeure, éternelle, vêtue de Chanel.

和訳:第12章、シャネルのパリ

このビデオはカール・ラガーフェルドが健在だった頃に作られたので、「彼がコレクションを開いている」と現在形で訳しています。ココ・シャネル時代の説明だと思う箇所は過去形にしています。

シャネルのパリの5つの番号

1番:カンボン通り

シャネルの代名詞であるカンボン通りに飛び込んで番号の行列を見てください。

21は、1910年にすべてが始まった場所です。

ガブリエル・シャネルがここに帽子屋を開きました。ついで、29、25、23、27、そして19。以後は、ここで、シーズンごとにカール・ラガーフェルドがコレクションを開いています。

ようやく生涯のアドレスとなった31に入り、階段を上ります。ここの階段は、顧客やセレブリティ全員が、折りました。

ココは、壁に鏡をはり巡らし、モデルの姿が際限なく見えるようにし、彼女の伝説が、永遠に映るようにしました。

階段に座りましょう。観察する場所です。マドモアゼルが、皆の視線から隠れて、自身のコレクションの進行を見守った場所です。

1回までサロンをおります。1971年まで、モデル、つまり上流の若い女性が、ここにある部屋で、毎日、モデルをしました。

現在は、セレブリティやオートクチュールの顧客だけが、ここで試着できます。カール・ラガーフェルドがデザインした、白、ベージュ、黒を使った部屋で。

スタジオのもっとも奥に入ります。

ここで、シャネルは、トルソーやモデル自身に服を着せ、仮縫いをしました(直接デザインしました)。

タバコをくわえ、チェーンのついたはさみを首にかけ、手には、針を持って。

明日のコレクションを作るために、カール・ラガーフェルドは、この場所を変容させました。

ヴェルサイユ貼りの床の上に、銀の葉をかぶせ、窓にオーガンディーのベールをつけ、白い壁をたくさんのデザイン画でおおっています。

残りの2つのフロアに行きます。ここは最初のアトリエで、白いブラウスを着たお針子たちが、デザイン画をドレスに仕立て、モデルに着せました。

2番:アパルトマン

白と黒のシンプルなサロンを出て、シャネルのバロックスタイルのアパルトマンへ行きます。たった今、シャネルが出ていったかのような部屋へ。

入り口、書斎、居間、食堂。寝室はありません。

すべての物の、調和のあるカオスが、ガブリエル・シャネルのインスピレーションを表しています。彼女の秘密をあばくことなしに。

コロマンデル・ラッカーの屏風、八角形の鏡、カメリアで飾られたシャンデリア、数字の5、2、2つのCのモノグラム。形よく生けられた麦の穂、仏像、ライオン、マリア様やアフロディーテの像が、いまも、シャネルを見守っています。

3番:リッツ

リッツに行きましょう。ガブリエル・シャネルが、1937年に住み始めた場所です。最初は、ヴァンドーム広場が見えるスイートルームで、その後、窓からカンボン通りが見える2つの部屋に移りました。

1971年の1月のある夕方、彼女はここで亡くなりました。

4番:ヴァンドーム広場18

クルサールホテルのドアを押してあけましょう。ここは、シャネル社が1997年に、ジュエリーを展示するために、すっかり改築しました。

シャネルは、宝飾品に着手し、その後、成功した最初の女性で最初の服飾デザイナーです。

ヴァンドーム広場。

5番:グラン・パレ

シャネルのコレクションが行われる壮大な劇場に入りましょう。グラン・パレです。

その大きなドームの下で、魔法のような装飾が、それぞれのコレクションを革命にします。

オークや松の森、高さ12メートルのヴェニスのライオンの像、身震いするような氷原、噴水でアクセントをつけた巨大なフランス式の庭。

さらには、映画のようなセット、本物そっくりに再現されたカンボン通り。

カール・ラガーフェルドによって、モードは、世界に変わり、パリは、永遠にシャネルをまとって、生き続けるのです。



単語メモ

s’engouffrer   駆け込む

tapisser   壁紙をはる;はり巡らす

la bonne société  上流社会

quotidiennement  毎日

un essayage  試着

le saint de saints (エルサレム神殿の)至聖所、契約の棺の安置場所;(建物の)深層部;(企業などの隠された)中枢機関

en sautoir  首からさげて

le parquet Versailles  ヴェルサイユパネル、寄せ木張りの床の一種。ヴェルサイユ宮殿に使われているので、こう呼ばれます。

divulguer (秘密などを)暴露する

un paravent  屏風、ついたて、スクリーン

une laque  漆(うるし)

laques de Coromandel  コロマンデルラッカー。17世紀のヨーロッパで人気があった中国の漆塗りの装飾品。特に屏風が有名。

octagonal   8角の

un épi de blé  麦の穂

s’inviter (招かれないのに)押しかける、勝手にやってくる;招待しあう

une nef (教会堂の)外陣、(中央の)身廊

un chêne  (カシ、カシワ、ナラなどの)コナラ、オーク

une banquise   氷原
 
frissonnant    震えている、ゆらめく

■シャネルに関する過去記事

ココ・シャネルの好きだった花、カメリア。

シャネルを物語る5つの色(前編)

シャネルを物語る5つの色(後編)

孤児、ガブリエル・シャネルはいかにしてココ・シャネルになったのか?(1)

ファッション界の大物、カール・ラガーフェルド、85歳で亡くなる。

映画『ココ・アヴァン・シャネル』の予告編でフランス語を学ぶ

このシリーズは、ちょっと単語がむずかしいのですが、第12章は、話が5つに分かれていて、1つひとつは短いし、名詞が多いからとっつきやすいと思います。

シャネルに関する記事は、名言も合わせると、わりとあるので、そのうちまたタグでくくって、まとめ記事も作ります。






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